こんなコトより、もっと心配なコトが・・・。

もう、金メダルまで登板はないかも知れない。第2回WBCのダルビッシュ有みたく、決勝の締めに出番があるのか?

タマ数配慮もあり、大抵、先発を5・6回迄で交替させている。中継ぎ的に、リードの時は青柳や伊藤や平良を、ビハインドでは千賀や大野や山崎を起用し、クローザーは栗林にしている。

あと1勝だから、第2回WBCで韓国が日本に対してやったように、先発投手達を1・2回ずつで継投する手はある。大抵、どの投手も五輪中に慣らし以上で起用し、アメリカであれ韓国であれデータを持っているだろうし、出来不出来リスクは付いて回る。

仮に、決勝の山本起用を考える場合、4回か5回途中に建山コーチがマウンドに行った件の意図が気になる。雰囲気的にピンチでも、特別な注意の必要な場面でもなかった。しかし、建山コーチはマウンドに行った。イニングは無事に終わったが、6回には捉えられかかった。ベンチで、山本が左足を差していたように見えた。ふくらはぎをツッたか足首を軽く捻ったか?

北京五輪や第2回WBCのダルビッシュ有は、粗悪球使用に依る変化球の変化し過ぎやフォーシームのコントロールに苦しみ、あまり納得行く内容ではなかった。決勝にクローザー起用されたが、1度はキム・テギュンに打たれて追い付かれ、イチローの決勝打の機会を演出した。フツ~に、クローザーに左右で山口も馬原や球児もいた。

しかし、今回は粗悪メジャー球ではなく、高品質均質のSSK球。山本の出来は、悪くない。だから、山本は起用できる状態の方が遥かにプラス、支障あればマイナスなのだ。

情報的に隠さないといけない問題かも知れないが、スポーツジャーナリストならば、誰かは疑問をコメントして良い問題だと思う。

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侍・由伸「野球というスポーツの人気向上」のため入魂5回1/3を2失点
8/5(木) 5:30 Yahoo!ニュース
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<日本・韓国>韓国相手に力投する山本(撮影・小海途 良幹)
 ◇東京五輪第13日 野球準決勝 日本5―2韓国 (2021年8月4日 横浜)

 侍ジャパンの山本は5回1/3を2失点、9奪三振。5回まで2安打無失点に抑えて先発の役割を十分に果たした男には負けられない理由があった。「金メダルを獲れば注目度が変わる。野球に興味がない人も見る。野球というスポーツの人気向上に貢献したい」。気迫を白球に込めた。

 6月。侍ジャパン入りの吉報を真っ先に報告したのが母・由美さんら家族だった。私生活に関する取材には絶対に応じない中で初めて語った。「祖父母もみんな喜んでくれた。オリンピックの特別感は凄いものなんだなあ」。宮崎・都城で野球漬けだった日々を支えてくれた家族。母校で見届けた16年10月20日のドラフト会議に由美さんは駆け付け「これからも夢を見させてもらいます」と涙ぐんでくれた。まだ夢の途中。山本が金メダルへの道筋を確かに示した。(湯澤 涼)

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