中古車って、値段と魅力をどう測る?

今の不景気で150万は魅力か?ココに挙がったクルマ、国産車として選ぶ価値があると思うか?値段も然程安くはない。デカい。車重もバカ重い。5ナンバーサイズでもないクルマに、国産車としての特典はほぼない。

50万~100万でも、今の中古外車はスゴいクルマがいっぱいある。BMWやベンツやアウディーの先々代モデルやベンツAMGの先々代V8モデルもココからある。コレらは300馬力など、クリアしているモノが多い。国産車に比べて年式は古くても、元からハイスペックな車両なのだ。日本では、大して使い減りもしていない。

150万までに拡げると、ポルシェの水冷フラット6搭載の先代ボクスター&ケイマンが入る。今の718より、遥かにコストパフォーマンスが高いと思う。

 

 

 

 

 

 

 

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300馬力超のハイパワーが魅力的! 中古なら150万円前後で狙える高性能車とは
2021/08/08 14:10 くるまのニュース16

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■300馬力超のハイパワーが魅力的な高性能モデルとは?

 現代のクルマでもっとも重視されるのは、優れた環境性能でしょう。ハイブリッド車だけでなく、普通のガソリン車でも低燃費性能が求められ、さらにはピュアEVも徐々に増えてきているこのご時世ですが、それでもクルマの性能で気になるのは最高出力です。

オヤジセダンに280馬力のエンジンを搭載!? 隠れ高性能車5選

 1980年代後半から1990年代前半の「バブル景気時代」から2000年代までは、いわゆる「ハイパワー競争時代」。「最高出力は280馬力まで」という自主規制があるなか、速さを追い求めた時代でした。

 しかし当時は交通事故者が急増し、運輸省の行政指導という形で日本自動車工業会に馬力規制を要請したことから280馬力自主規制がおこなわれました。

 そしてこの時代は速さと同時にクルマの安全性にも注目が集まり、いまでは当たり前となった衝突安全ボディやエアバッグ、ABSやトラクションコントロールなどが登場するなど、ハイパワーを追求するうえで安全性を両立させる必要があったということでしょう。

 結果的には交通事故の死亡者数の減少もあり、2004年にホンダ「レジェンド」が国内初の280馬力を超える300馬力の3.5リッターエンジンを搭載したあたりから自主規制が解除されていきます。

 いまでも、最高出力はクルマの性能を表す重要な指標のひとつで、純内燃機関のクルマに限らず、ハイブリッド車のなかにもシステム最高出力300馬力を超えるパワフルさが自慢のクルマは数多く存在します。

 そこで、今回は中古車のなかから手軽に狙いたい、少し前の300馬力超のパワーを備えた魅力的なモデルを紹介します。

●レクサス「IS」

 日本が誇る高級車ブランドとして人気が定着したレクサス。そのなかでもドライバーズカーとして人気が高いのが、スポーティセダンの「IS」シリーズです。

 初代ISは、日本ではトヨタアルテッツァ」として1999年に登場。その後2代目モデルからISとして国内で販売され、現行モデルは2013年に登場した3代目となります。

 これに組み合わせられるのが3.5リッターV型6気筒、2.5リッターV型6気筒、2.5リッター直列4気筒+モーターのハイブリッドで、パワートレインごとにベースグレードと上級版の「バージョンL」、スポーツグレードの「Fスポーツ」という具合で、さまざまなバリエーションが用意されています。

 ボディタイプはスポーツセダンですが、2代目にはオープンボディも設定されました。

 気になるスペックは、全長4665mm×全幅1810mm×全高1430mmと取り回しに困ることがない扱いやすいボディサイズ。

 とくに300馬力オーバーとなる318馬力を誇る3.5リッターV型6気筒を搭載する「IS350」は、適度なサイズ+大排気量エンジンという組み合わせで、存分にハイパワーを堪能することができます。

 気になる中古車価格は、3代目へと進化した初期モノでギリギリ150万円から狙える車両が出てくる感じです。

 しかしハイスペックモデルのIS350ともなると、2013年式、2014年式あたりでも200万円前後と高めで推移しています。

 また2012年までの2代目は「逆台形」とでもいう普通のグリルでしたが、どうせならレクサスの象徴ともなっている「スピンドルグリル」を採用した2013年式以降のモデルを狙いたいところです。

SUVブームの一歩手前で終了してしまった高性能モデルとは?

●日産「スカイラインクロスオーバー」

 SUV人気にともない、小型SUVやクーペスタイル、クロスオーバーなどさまざまなスタイルのSUVが登場していますが、なかでもクロスオーバーは、セダンやワゴンとSUVらしい車高や悪路走破性を組み合わせたイイトコ取りともいえるジャンルです。

 そんなクロスオーバー人気が盛り上がる手前で惜しくも生産終了してしまったのが、日産「スカイラインクロスオーバー」です。

 もともとは2007年に北米で登場したインフィニティ「EX35」として登場。そして日本でのSUV人気を当て込み、馴染みのある「スカイライン」ブランドを引っ提げて2009年に国内導入されました。

 スカイラインクロスオーバーは北米向けだったこともあり、全長4635mm×全幅1800mm×全高1575mmというSUVとしてもミドルクラスに匹敵する大きさで、そこへ搭載されるのは330馬力ものハイパワーを誇る3.7リッターV型6気筒エンジンです。

 しかも日産の4WDシステム「アテーサE-TS」を搭載したモデルだけでなく、FRモデルもラインナップしており、GTをも視野に入れていたラインナップになっていました。

 一見すると「ムラーノ」と「フーガ」を足して2で割ったようなイメージですが、使い勝手としてはまさにSUVとセダンの良いところを持ち合わせており、ロードクリアランスを確保した高級スポーツサルーンとして、現在であったら違った人気を獲得できた可能性もあります。

 ちなみに車線逸脱防止システムや前走車に近付き過ぎると表示と音で知らせる前方車両接近警報などもオプションで用意されていました。

 現在中古車市場では、スカイラインクロスオーバーは、100万円前後から探せます。もともと新車価格が440万円以上の高級車ですが、それがこの価格で手に入るというのは、大排気量エンジンということが理由でしょう。

 しかし大排気量ならではのハイパワーを、アメリカンSUVのようにゆったり乗ることもできるという点において、とても魅力的な1台です。

トヨタ「クラウンハイブリッド」(13代目)

 古くから日本の高級車といえばトヨタ「クラウン」でした。

 時代のすこし先をいく絶妙な高性能さをキープしつつ進化を続ける高級サルーンのクラウンは、1999年に登場した11代目より高級快適仕様の「ロイヤルサルーン」と、ユーザーの若返りを図ったスポーティ路線の「アスリート」をラインナップし、国内専売モデルとして確固たる地位を守り続けてきました。

 2001年のマイナーチェンジでマイルドハイブリッドモデルが追加投入されましたが、まだ本格導入ではありませんでした。

 2008年に登場した13代目は、ロイヤルサルーンとアスリートに加え、「ハイブリッド」をラインナップに追加。

 全長4870mm×全幅1795mm×全高1470mmというボディに搭載されるのは、296馬力を誇る3.5リッターV型6気筒エンジンと200馬力のモーターという組み合わせで、システム全体で345馬力ものハイパワーを発揮します。

 さらに世界初となるドライバーの目の開閉状態を検知しさらに衝突被害低減を目指した「ドライバーモニター付きプリクラッシュセーフティシステム」まで搭載するなど、ハイパワーと高い安全性を両立していました。

 そんな13代目クラウンは、現代でも通用する先進安全装備を豊富に搭載しながら、生産終了から約10年ということもあり中古車価格は70万円から150万円前後で探せます。

 唯一のネックは税金です。年式によっては新車登録から13年以上経過し、自動車税が重課されはじめています。

 それでも国産高級車ならではの信頼性の高さもあり、安全にハイパワーを堪能できます。

※ ※ ※

 今の時代、ハイパワーの数値が自慢になるわけではありませんが、余裕があるということが最大の魅力です。

 しかもハイパワーなエンジンに見合うだけのラグジュアリーなインテリアも備わる高級モデルを150万円前後で手に入れるというのは、賢い選択のひとつではないでしょうか。

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