江夏豊vs王貞治、やっぱり王シフトがダメだったろう。

別に、巨人のライバルが阪神だと思うコトはない。巨人は、川上監督だけでもV9やってるし、何年かに1回は日本一にもなる。しかし、阪神は今でもムッシュ吉田監督時代の1回しか日本一ないし、星野監督時代にリーグ優勝あった程度。全く、巨人のライバルではない。中日やヤクルトの方が、遥かにライバルだ。

しかし、1対1だと、呼びモノになるライバル関係がある。江夏と王、村山と長嶋、田淵と堀内、掛布と江川辺りは、数々の名場面を見せてくれた。

個人的に印象あるのは、王貞治650号の時。江夏が追い込み、一塁側にファールフライを打ち上げたが、遠井と田淵と江夏3人が追ったが、譲り合い的に真ん中に落ちた。その後に650号が出た。第1期長嶋政権1年目最下位だったシーズン、早々と優勝の見込どころか最下位に沈み、楽しみはゲームセットまで王の打席を見るコトだけだった。

王に、マトモに勝負に行く投手がどれだけいたろうか?阪神なら、江夏や村山や山本和辺り?

どうせなら、対戦成績も出して欲しかった。感覚的には、「ホームラン20本しか打たれてないの?」という感じ。

ただ、王貞治に関して、左打者に引っ張らせるため右に寄る王シフトって、逆なんじゃないの?左打者に流し打ちさせつつ打ち取る左寄りにシフト取れば、王は200本も打てなかったんじゃない?何せ、王の一本足打法は単なる引っ張り打法、外オンリーでも良かったハズだし、外を巻き込んでライトに引っ張るコトはデキなかったハズ。

今の大谷なら、レフトにもセンターバックスクリーンにも飛距離出ているけど。

 

 

 

 

 

************************************

江夏豊さん「打った方が立派なのか、打たれた方がバカなのか」 通算20発打たれた王さんに感謝
1/17(月) 22:46 Yahoo!ニュース
 66 
江夏豊
 NPB記録のシーズン401奪三振などで知られる伝説の大投手で、野球解説者の江夏豊さん(73)が16日に放送されたTBSラジオ日本生命presents石橋貴明GATE7」(日曜前7・00)にゲスト出演。パーソナリティーを務めるお笑いコンビ「とんねるず」の石橋貴明(60)を相手に、現役時代に数々の名勝負を演じた“世界のホームラン王”こと王貞治さん(81=ソフトバンク会長)について語った。

 高卒2年目の1968年には稲尾和久NPB記録を更新するシーズン354奪三振目を王貞治から奪ったが、その時に王が内角高めの速球を目いっぱいスイングしていたことを石橋に聞かれると、江夏さんは「王さんの素晴らしさといいますか。いかなる局面でもベストスイングをされるんですよ」とコメント。石橋は、ソフトバンク入団当初の柳田悠岐外野手(33)が似たように目いっぱいぶるんぶるんとバットを振っている姿を見た王さんが「触るなよ」と周囲に釘を刺したという逸話に触れ「王さんもそんなに振るの!?っていうぐらい…。で、三振ですよね?」と確認した。

 すると、江夏さんは「フルスイングっちゅうのはやっぱり、ね。バッターにとって一番大事なんじゃないですかね」としみじみ。「やっぱりピッチャーにとっては力いっぱい投げる。バッターは力いっぱいバットを振る。これが基本ですから」と続けた。興奮して笑いの止まらない石橋が「もうすっごいんですよ。投げも投げたり、振りも振ったり、みたいな」と、この「江夏VS王」の名場面を改めて振り返ると、江夏さんは「やっぱり勝負はまっすぐで、という気持ちがありましたからね」と懐かしそうに、うれしそうに回想した。

 また、石橋が「王さんが一番三振を食らったのは江夏さんなんだけど、江夏さんが一番ホームランを打たれたのは王さんなんですね」と話を振ると「はい」と江夏さん。現役時代に通算868本塁打を放った王だが「今から考えますと、一人のバッターに20本打たれてるんですよ。打った方が立派なのか、打たれた方がバカなのか。なんとも言えませんけど、我ながらよく打たれたなと思いますよ」と苦笑いの江夏さん。

 「でも、振り返ってみて一度も自分で悔いのない勝負ができた。決して逃げて、逃げて、かわして、かわして、というような気持ちはさらさらなかったですから。自分がいい時、悪い時。相手がいい時、悪い時。お互いにどういう状況、状態であっても、やっぱり力いっぱい投げた。で、力いっぱいバットを振ってくれた王さんには本当に敬意を…ね」と話していた。

************************************