GTレース、レギュレーションの"愚"

日本のスーパーGT、ドイツに忖度してバカレギュレーションへの愚道の歩を進めている。本来のレースとして、様々なコンセプトや考え方の下で、様々なエンジンやボディーを選び、タイヤ交換や燃料補給など様々なレースオペレーションをすれば良いのだ。

GT500が2リッター直4ターボのFR?トヨタニッサンとホンダしかない?直4ターボのGT-R?ニッサンのGT-Rって6気筒じゃないの?ホンダNSXがFR?アホか?

GT300がクルマに吸気や燃料供給制限?本来、世界のスーパーカー600馬力以上あるクルマをパワー半減させて走ってる現状を、観客や視聴者は理解してるか?

クラス分け混走なんて、要らない。パワーウエイトレシオかトルクウエイトレシオを1本で決めて、1クラスで灯火装備さえあれば、市販車からレーシングカーまでクルマ選択して参加して良いレギュレーションにすれば良いのだ。

例えば、パワーウエイトレシオ2.0なら、200馬力400キロや300馬力600キロや400馬力800キロや500馬力1,000キロや600馬力1,200キロや700馬力1,400馬力が、横一線で1クラスで競えば良いのだ。

トルクウエイトレシオ20なら、30キロで600キロや40キロで800キロや50キロで1,000キロや60キロで1,200キロや70キロで1,400キロで競えば良いのだ。

古いクルマでもエントリーできたり、市販車からレーシングカーまでチョイスでき、軽いクルマでコーナーを攻めるか、重いクルマで直線を走るか、燃費良いクルマで軽い車重で走るか多目に積んで燃料補給回数を減らしても良いのだ。

バカな主催者達では、日本自動車メーカーにしか忖度しない。

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スーパーGT】GT300で不満の声挙がる性能調整……グッドスマイルの対抗策は「科学的アプローチ」
1/30(日) 20:07 Yahoo!ニュース
 

 スーパーGTのGT300クラスでは、国内外の様々な車種が競演することでレースに華やかさをもたらしている。また、これらバラエティに富んだマシンたちの性能を均一にするためにBoP(バランス・オブ・パフォーマンス=性能調整)が行なわれているが、これが多くのエントラントにとって不満の種となっている。

【フォトギャラリー】2022スーパーGT注目の1台! aprが発表したGR86 GT

 GT300クラスに参戦する車両は10車種を優に超え、それぞれタイヤメーカーも様々。さらに車両規格も3つ存在していることから、それらを同じ土俵で公平に戦わせることがいかに難しいことかは想像に難くない。しかし、多くのエントラントから不満の声が挙がっているのも確か。特にGT3車両を使うチームに関しては、そのほとんどがBoPに納得していない、という声も聞こえてくる。

 メルセデスAMG GT3を走らせるGOODSMILE RACING & TeamUKYOの安藝貴範代表もそのひとり。2017年にGT300のタイトルを獲得したGOODSMILE RACING & TeamUKYOだが、その後はBoPの影響もあってかタイトルのみならず優勝からも遠ざかっているのだ。

 安藝代表は、現在のBoPについて次のように持論を述べた。

「全体を見ながらBoP調整をしてくれていることは重々承知しています。とはいえ、今の状態でレースの面白さを担保できているのか? という点は皆疑問に思っているところです」

「ヨーロッパのレースを基準としたBoPがある中で、スーパーGTにしか参戦しないJAF車両(GT300車両)があったり、GT3の中でもスーパーGTにフィットする車両があったりします。それでも、バランスを整える必要があると思いますし、有利なパッケージでしか勝てないというのはどうかなと思います」

「『じゃあその(有利な)クルマに替えればいいじゃないか』という意見もありますが『それは違うだろう』と。だからちゃんと戦えるようにして欲しいです」

 もちろん、彼らもただ不平を言うのではなく、状況を打破するための取り組みを続けている。メルセデスAMGのカスタマーサポート部門でもあるHWAと連携し、マシンのパフォーマンスを最大限引き出すためのサポートを受けてきた。その関係は2022年にはさらに強化されるという。

 昨年末の体制発表会では、「いかにして勝つか……GTA(GTアソシエイション=スーパーGTプロモーター)の今の仕組みをどうやって我々が上手く使うのか。GTAを”ハック”してやると結構本気で思っています」と語っていた安藝代表。科学的なアプローチで、BoPと向き合っていきたいと述べた。

「我々は我々でデータの検証をして、それぞれのクルマの特性を理解して、戦い方の研究を進めていきたいです」

「皆文句を言っていますが、いかにそれを裏付けるかだと思います。我々は科学的なアプローチをして、そこを明らかにしたいと思っています」
戎井健一郎

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