フェラーリ、日本との品質、開発に於ける考え方の違い!

フェラーリと日本自動車メーカーとの品質と開発に於ける考え方の違いが、ハッキリと出た。

フェラーリ自体、言うほど売れまくっているワケではない。また、売れたクルマがそんなに走られているワケではない。だから、今までこの手のクレームやリコールなどが公になる例は、あまりなかった。

日本自動車メーカーのクルマなら、市販スケジュールの然るべき前に試作車で、走らせて止めて置く中で試すコトを殆ど試してから市販する。4~6年というフルチェンジや、その半分のマイチェンサイクルの中で、実施検証している。ドイツ自動車メーカーも、日本自動車メーカーより遥かに長いフルチェンマイチェンサイクルの中で、それらをやって出してる。

逆に、日本自動車メーカーはバブル後のバカ経営者達の指示による、クレーム隠しやリコール隠し、ソレ以前社内での不具合指摘箇所隠しもあった。日本ですら不透明なのだ。

今は、ポルシェですらVWアウディーに流され、意に沿わないクルマ作りや設定をやらされている。ポルシェだけでなく、ランボルギーニベントレーも。フェラーリもエンツオ亡き後、フィアットに使われ、もうすぐでクロカンも出す。

 

 

 

 

 

 

 

 

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フェラーリ458イタリア/458スペチアーレ/488 GTBなど リコール届出 約2500台対象
2022/06/15 13:44 AUTOCAR JAPAN

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制動装置の不具合

フェラーリ・ジャパンは、2022年6月13日付で、458イタリア、458スペチアーレ、488 GTBなど計7車種(2010年2月2日~2019年6月6日製造)計2496台のリコール(回収・無償修理)を国土交通省に届け出た。

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国土交通省によると、制動装置において、マスターシリンダーのブレーキブースター側に装着されている油圧シール部からブレーキフルードがブレーキブースター内に漏れ、ブレーキの一次回路のブレーキフルードがなくなった場合、制動力は二次回路のみで作動する状態となることがある。

その状態でブレーキリザーバータンクのキャップを強く締めすぎていると、ブレーキリザーバータンクの換気が減少してタンク内に負圧が発生し、ブレーキの二次回路のブレーキフルードがブレーキリザーバータンクに戻る可能性があり、最悪の場合、ブレーキが効かなくなるおそれがあるという。

改善策として、全車両、二次回路の制動力を保証するために、ブレーキリザーバータンクのキャップを対策品に交換する。

また、メーターパネルのソフトウェアを書き換え、ブレーキフルードの残量不足の警告灯が点灯した場合は、けん引でフェラーリ正規ディーラーに入庫をするように注意喚起する。

市場からの情報提供によりリコール届出となった。同様の不具合は8件確認されているという。

なお、この不具合による事故の発生は確認されていない。

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