4つ勝てば・・・誰でもそう思って勝てなかったョ!

肥大戦力チーム監督に、ありがちなバカっぷりだ。1stは2つ負けたら終わりだが、ファイナルは3つ負けたら終わり、つまり2つまでは負けられる。確かに、昔のパ・リーグ名将、野村や広岡や森らはそう言うだろう。それは、チームを把握し、勝てるヒトだからだ。

藤本はどう?今期、勝つべき試合にキチンと勝てたか?勝つべき試合に、いつもと同じ中継や抑えや捕手を起用し、全部落としたから最終戦に負けて、オリックスに優勝をカッ拐われたのではないの?もちろん、去年の工藤みたく3位にもなれないなら無能だが。

肥大戦力チーム監督として、やるべきチーム観察、選手仕分ができてないのだ。投手で言えば、シーズンを賄う先発中継抑え、肝心な試合を勝つための先発中継抑えとは違う。王監督もよくやらかしていた。打者でも、出塁得点や本塁打や打点を稼ぐ打者と、肝心な場面で出塁得点や本塁打や打点を稼ぐ打者は違ったりする。プレッシャー耐性や経験などによるメンタルも大きい。

自チームの選手のフィジカルコンディションや練習状況、調子を見回して、期待できる選手をちゃんと考えて使うコトだ。

 

 

 

 

 

 

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「4勝すればいいんでしょ」初戦黒星…開き直ったフジモンソフトバンクが壊す「突破率0%」の壁
10/13(木) 6:31 Yahoo!ニュース
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試合後、無安打に終わった柳田(9)をねぎらう藤本監督(撮影・永田浩)
 ◆クライマックスシリーズファイナルステージ第1戦・オリックス5-0ソフトバンク(12日、京セラドーム大阪)

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 ソフトバンクがCSファイナルステージ(S)の初戦を落とし、ポストシーズン(PS)の連勝が「18」で止まった。2019年10月5日のCSファーストS初戦の楽天戦以来、1103日ぶりのPS黒星だ。三つの押し出し四球を含む5失点を喫しては難攻不落のオリックス山本から、勝ちは拾えない。現行制度ではパ・リーグで下位チームがファイナルS初戦に敗れて日本シリーズに進出した例はない。連勝ストップでリセットした鷹がジンクスを覆す。

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 ポストシーズンで常に寄り添ってくれていた「勝利の女神」を自ら振りほどいた。5失点のうち、3点が押し出し四球による「プレゼント」。ポストシーズンの連勝は18でストップ。2019年10月5日のCSファーストS第1戦で楽天に敗れて以来、1103日ぶりの黒星となった。

 「もったいない。思い切って自分を信じて投げてくれたらよかったけど」。試合後に藤本監督が嘆いたのは投手陣の「悪癖」だった。両チーム無得点の4回、石川が先頭の中川圭に四球を与えると、1死一、三塁となって西野には再び四球。続く杉本にもフルカウントからのパワーカーブが外れ、この回3個目の四球であっけなく先制を許した。

 続く5回も負の連鎖を断ち切れなかった。安打と犠打で1死二塁となった場面で石川が降板。2番手大関が2死満塁とピンチを広げると、頓宮、西野に2者連続の押し出し四球を与えた。この回3人目の投手としてマウンドに上がった泉も杉本に4点目の適時打を浴びて万事休す。ポストシーズンで通算8勝無敗と無類の強さを誇っていた石川は「チームが勝つ投球がしたかった」と肩を落とした。

 今季、ソフトバンク投手陣が与えた四球は12球団ワーストの474個で、リーグ最少の375個だったオリックスとは99個もの差があった。藤本監督はCSに向けて「先発、中継ぎともにイニング先頭の四球が多すぎる」と注文する中、この日、投手陣が与えた四球は8個。大一番で最大の懸念が噴出した形だ。

 CSが現行制度となった2008年以降、パ・リーグではファイナルSの初戦を落とした下位チームが日本シリーズに進出した例はなく、データ上は早くも土俵際に追い込まれた。「まだ2敗。4勝すればいいんでしょ。明日から切り替えて頑張ります」と藤本監督は努めて前を向いた。「10・2」の悔しさを晴らすためには、「突破率0%」の壁を突き破るしかない。(長浜幸治)

【パでは現行制度で突破例なし】
 優勝チームに1勝のアドバンテージが与えられて6試合制となった2008年以降、パで下位チームがファイナルSの初戦を落としたケースで、日本シリーズに進出した例はない。下位チームで突破したのは10年の3位ロッテ(1位ソフトバンク)と18、19年のともに2位ソフトバンク(ともに1位西武)でいずれも第1戦で勝利している。セでは下位チームが同Sの初戦を落として日本シリーズに進出したケースが1度だけある。17年のDeNA(3位)は初戦で広島に敗れた後、4連勝で日本シリーズに進出した。それ以外の下位チーム突破は14年の阪神(2位)で、初戦から巨人に4連勝で勝ち進んだ。
西日本スポーツ

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