日ハム新庄、杉谷を追い出し、近藤に出て行かれる!

日ハム新庄監督、フロントのお目こぼしを受け、来シーズンも居座るコトになった。新庄剛志、別にチームの勝利や支配下選手達、特に1軍選手達の向上を目指した監督ではない。単に、出稼ぎで日本に来て、あのトライアウト以降話題を振り撒き、栗山監督辞任後稲葉が就任尻込みしている日ハム監督になってしまった。

とにかく、新庄が売り出したいのはチームでも選手達でもなく、自分。選手達を抜擢した自分。稲葉始め、日ハムフロントはわかっていないハズはない。イヤ、1年味わって選手達も気付いている。だから、選手達は思うような場を与えられては歓迎し、思うような場ではない/場を与えられないなら干されてガマンするか辞めるか出て行くしかない。

杉谷は辞めた。自由契約を取るべきだったのに、任意引退。そんな一部始終を見せられ、近藤はガマンする気をなくしたのだろう。カネで懐柔などされない。

 

 

 

 

 

 

*********************************

残留か移籍かFA去就注目の日本ハム・近藤健介 「新庄野球をどう判断するか」の指摘〈dot.〉
10/28(金) 11:30 Yahoo!ニュース
  209
日本ハムの近藤健介
 今オフのFA市場は大物選手が多い。西武・森友哉阪神西勇輝楽天・浅村栄斗…そして、この選手もFA権を行使するか注目される。日本ハム安打製造機・近藤健介だ。

【写真】イチローが「本当の天才」と言った男とは

 卓越したミート能力は球界屈指で、2020年まで規定打席に到達した4度のシーズンで全て3割に到達。選球眼も良く、19、20年に2年連続最高出塁率のタイトルを獲得している。今季は5月上旬に右わき腹を痛めて1カ月半の長期離脱をしたため、99試合の出場にとどまったが、打率.302、8本塁打をマーク。出塁率.418をマークし、得点圏打率.363と勝負強さは健在だった。

 今季のパリーグ規定打席に到達して打率3割を超えたのは、首位打者を獲得したチームメートの松本剛オリックス吉田正尚の2人のみ。毎年ハイアベレージを残す近藤の市場価値は高い。通算11年間で積み上げた安打数は1016本。29歳と若いのも大きな魅力で、今後も試合に出続ければ2000本安打の大記録も狙える。FA権の行使に備え、ソフトバンク、ロッテが調査していることが報じられているが、セリーグの球団も獲得に乗り出す可能性がある。

 パリーグ球団のスコアラーは、近藤の魅力についてこう語る。

吉田正尚と並んで最も打ち取りにくい打者です。ボール球に手を振らず、ストライクゾーンの球をきっちり捉える。バットコントロールの巧さは天才的ですね。敵にしたら本当に厄介ですが、味方になればこれほど頼もしい選手はいない。近藤を欲しくない球団はないと思いますよ」

 日本ハムも当然、慰留に全力を注ぐ。新庄剛志監督の近藤に対する思いは強い。今月20日のドラフト会議では投打の二刀流でアマチュア球界を席巻した日体大・矢沢宏太の単独指名に成功。新庄監督は21日未明に自身のインスタグラムを更新し、「素晴らしいドラフトとなりました」と振り返った上で、「次はエスコンフィールドで近藤君と一緒に野球が出来る様に全力で願い続けます!!」と願いを綴った。

 一度きりの野球人生で、近藤もFA権を行使するか悩むだろう。日本ハムを取材するスポーツ紙記者は複雑な表情を浮かべる。

「新庄監督が就任した今年はレギュラー白紙で全選手にチャンスがある方針でスタートした。もちろん、近藤は必要不可欠な選手ですが、開幕から4試合で6番、3番、2番、1番と打順が目まぐるしく変わった。若手にとってはチャンスが多いシーズンだったが、昨年まで結果を残している選手は正直、やりづらかったと思います。優勝争いからも早々と脱落し、モチベーションを保つのが厳しかったでしょう。新庄監督は来年日本一になることを宣言したが、戦力を考えると現実的に厳しい。近藤は野球人として優勝争いできる環境に身を置いてプレーしたい思いは当然あるはず。新庄野球をどう判断するか。他球団への移籍を視野に、FA宣言する可能性は十分にあると思います」

 日本ハムは16年に日本一に輝いて以来、6年間で5度のBクラスと低迷期が続いている。今季は清宮幸太郎、万波中正、今川優馬ら若手がキャリアハイの成績で素質の片鱗を見せたが、一本立ちするにはまだ時間を要する。リーグ連覇を飾ったオリックス、惜しくも2位に終わったソフトバンクとは投打で力の差を感じる。近藤は今後の野球人生を考え、どのような決断を下すだろうか。(梅宮昌宗)

*********************************