日本版ボラス!NPB契約交渉にも出現!

今回の日ハム近藤健介の代理人オリックス以来金子千尋代理人もしていた人物なのだとか。あの時も翌年の海外FAを考えたら勇み足クサかったし、国内FAは失策だと思った。オリックスと莫大な長期契約を勝ち取れたが、メジャー希望は絶望、ヒジのクリーニング手術後は全くダメ、日ハムでも殆どダメだった。もちろん、選手の希望を叶えるべく全力尽くすのが代理人だが、逆目にしか出なかったように思う。

今回の近藤健介、ホントにカレの希望はカネだったのか?カレの希望は静然とレフトで試合に出られる、勝利、優勝できるチームではないの?ソフトバンクでは、カレに取って替われるヒト多過ぎて、落ち着いて野球できないんじゃないの?

結局、この代理人が、希望をカネに擦り替えてしまったのではないの?そういう意味で、ホントに日本版ボラスだ。

ボラスは、松坂大輔と西武の意図を汲まずにMLB諸球団にケンカ上等な交渉をして、ポスティングをツブそうとしたし、鳥谷の時もMLB希望の意図を汲まず阪神に残留させた。カネで有利な結果になっても、後の選手寿命を終わりにしては何もならない。今回、オリックス吉田正を高額契約に漕ぎ着けたが、カレが5・6年後にMLBでプレーできているか疑問だ。

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FA近藤健介とソフトバンクの「7年45億円」大型契約 ウラで見逃せない代理人の存在
12/13(火) 5:16 Yahoo!ニュース
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ソフトバンク入りを決断した前日本ハムの近藤
 今オフFA市場の目玉・近藤健介外野手(29)の新天地がソフトバンクに決まった。

 結果的に「7年45億円」ともいわれる巨額契約の前には、残留を望んだ日本ハムをはじめオリックス、西武、ロッテの4球団はお手上げ状態だった。

「優勝したい。その中のピースとしてグラウンド上に立っていたいと思っている」という希望以外、近藤のチーム選びの基準が見えてこなかった今回のFA交渉。見守る側はどこかで「近藤はカネには転ばない」というストーリーを作り上げ、条件一本勝負の〝プライスリーダー〟を現実的な移籍先と見ていなかったが、結果を見れば近藤は、優勝も狙えて条件も一番高いプロとしての決断をしたことになる。

 11月8日のFA宣言から1か月以上をかけて決断をした裏には、この交渉をリードした代理人の存在も見逃せない。

 近藤の代理人は現在、日本ハムから自由契約となっている金子千尋投手(39)の代理人も務める人物。かつて金子が16勝5敗、防御率1・98で投手2冠、そして沢村賞を受賞したオリックス時代(2014年)のFA交渉では阪神、中日、ソフトバンク楽天との争奪戦の末、今回と同様1か月以上の時間を使い、オリックスから4年総額20億円プラス出来高の大型契約を勝ち取り残留を決めた。

 今回も与えられた時間をたっぷり使いながら、プライスリーダーであるソフトバンクと公に2度の交渉をし、近藤の価値を最大化していった。

 条件面でホークスには及ばないライバル球団はそれぞれの〝誠意〟と「将来の保証」という日本的な付帯条件で対抗したが、カネ以上にプロ野球選手の価値を図る物差しはない。

 条件勝負に打って出たソフトバンクと、プロとしての交渉に臨んだ近藤側の利害が一致したガチンコのFA交渉だった。(金額は推定)
東スポWEB

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