WBC、せっかく大谷ルールあるのに・・・ルールを活かし切れないバカ首脳!

今回のWBC、DHが投手登板して降板してもDHに戻れる大谷ルールが適用される。栗山監督や吉井コーチ(ロッテでは監督になった。)が、その戦略的メリットを理解できてなさそうだ。先発にダルビッシュ有がいて、山本由伸や佐々木朗希もいる。大谷翔平もソコに入っているらしい。

本来の野球なら、"二刀流"投手をできる野手(打者)はワンポイントやリリーフにこそメリットがある。先発では、登板する日や投げない日もおおよそ読まれてしまう。それが、MLBのバカルールたる"大谷ルール"、投手先発後に降板してもDHに戻れる。それならば、本来、大谷が打席に立ち、いつでも登板して必要なアウトを取るコトに利用するべきなのだ。展開に依り、使わずに済む試合もあるハズ。

まして、国際大会ではバカなタマ数制限があり、先発したら数日使えない。ならば、その制限下でいつ投げるかわからない、毎日投げるかも知れない方が戦略的メリットが高いのだ。まして、守備位置ではなくベンチにいるDHだから、攻撃で狙うコトもできない。強いて挙げれば、ベンチをファール打球で狙うコトくらいだ。ベンチ裏でモニター観ながら、カラダのメンテナンスやウォームアップしていれば、そのリスクもない。

バカなのか、正攻法で勝てると思い上がっているのか?

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[コーチに聞く]<上>先発はダル、大谷、山本、朗希 参謀・吉井理人投手コーチ
2/18(土) 5:00 Yahoo!ニュース
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 「侍ジャパン」の栗山監督を力強く支えるのが、百戦錬磨のコーチ陣だ。3大会ぶりの世界一奪還に向け、青写真をどう描くか。栗山監督の参謀、頭脳、腹心となる3コーチに、チームづくりや選手の起用法、戦略を聞いた。

第2先発 ものすごく大事
 
キャンプ初日を穏やかな表情で迎えた吉井投手コーチ
 日本代表メンバーはそれぞれ得意の決め球を持った特徴のある投手ばかりです。選ぶ上で重視したのは、実績だけではありません。最新機器でボールの回転数や変化量などを計測したデータを見ながら検討しました。

 投げるボールの質が大リーグ(MLB)の平均値に近くない投手を選び、ストライクゾーンで勝負できていることを示すデータも重視しました。阪神の湯浅もその一人。MLBで近年、打撃のスタイルが変化する中で、下手投げ投手のシンカーより、(伸びのある直球の)フォーシーム系の方が抑えやすいというデータもあります。

 そういう点も踏まえて、球速が150キロ以上の直球を投げる投手が多く入りました。投手の枠は当初14人と考えていましたが、栗山監督が最後の最後で1人増やしてくれました。

 先発についてはダルビッシュ、大谷、山本、(佐々木)朗希の4人に任せるつもりです。その後ろにつける投手(第2先発)もイメージしています。ダルビッシュと大谷の実力は世界でもトップレベルです。日本代表には他にもレベルの高い投手が集まりますが、2人が何かを話さなくても感じるものがいっぱいあるはず。だから思う存分、自分のやり方を見せてほしいなと思っています。

 ピギーバック(第2先発)の役割はものすごく大事です。イニングを多く投げなくてはいけないので、それだけ失点のリスクもあります。そこを抑えてくれると勝ちにぐっと近づきます。米国は先発が3、4回投げたらOKで、そこから(救援陣で)つなぐ戦い方です。一方で日本には優秀な先発がそろい、回の途中からでもいけそうな投手が何人もいます。先発と第2先発の2人で6、7回まで投げてくれればと考えています。

 栗山監督からコーチ就任を要請されたのは、2021年のシーズンオフでした。当時僕がロッテの投手コーチを辞めたことを知り、すぐに電話をかけてきてくれました。「世界一をとりにいくには、まず投手コーチとヘッドコーチは先に呼びたい」とオファーしてくれたと聞いています。結果的に、ロッテ監督との兼任になりましたが、気合が入っていますし、しっかりとやっていきます。

(聞き手・佐藤雄一

 よしい・まさと 1984年に近鉄に入団し、ヤクルトや大リーグのメッツなどで日米通算547試合に登板し、121勝129敗62セーブ。2007年の現役引退後には3球団でコーチを歴任し、今季からロッテ監督を務める。

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