メルセデス500E、新たな眼を拓いてくれた1台!

ワタシは大学新卒で某自動車メーカーに就職し、そのおかげで、40歳になるまで社宅規程ありクルマを持つ上で駐車場負担はあまりなかった。40歳手前で持ち家を買って、最初の家はクルマ3台置ける駐車場、ソコから買い替えた2軒は1Fにクルマ3台以上置ける車庫にした。

某自動車メーカーをリストラだけのバカ社長に切られたおかげで、他メーカーのクルマでも自由に買えるようになった。ニッサンR34スカイライン25GT-Vの4ドアは不満なかったが、2度目の車検後にイグニッショントラブル起き、買い替えても良い気になった。

まだ、家族は妻と子供は中学生と小学生、好み的にFRのセダンかステーションワゴン、同じマンションにステージア260RSいたが、値段も車重もスゴ過ぎた。隣の住人が、メルセデス500Eに乗っていた。300系車体に5リッターV8、コレもいいなと感じた。

割と、小さい車体に強めのエンジン、そうした感じのクルマで考え、探した。もちろん、メルセデス500E自体レアだし、マネと思われるのはシャクなので、違うメーカーを考えた。

E36BMWの車体にV8を積んだ、アルピナB8-4.0/4.5

E39BMWのV8をチューンしたアルピナB10

E32の5リッターV12をチューニングした、BMWアルピナB12

アルピナB12、今となっては珍しいSOHCの5リッターV12、360馬力でトルク約49キロ、車重1,850キロ。カタログ最高速度は270キロのスーパーセダン!パワーウエイトレシオ約5.0だし、トルクウエイトレシオは37、何よりトルクウエイトレシオの良さがレスポンスの良さを物語る。

B8よりB12が早く見つかり入手、15年過ごした。5リッターV12を圧縮比アップしたアルピナチューン、4速ATなのに5MTのスカイラインより遥かに、レスポンスが素晴らしかった!外出に荷物多い奥さん子供だが、トランクすら使うコトなく、キャビン内のスペースでも十二分に広かった。息子が修学旅行先の台湾で倒れて、関空に迎えに行った時も、1.8mの車幅の後席に170センチない息子をヨコに寝かせて十分だった。

もう、修理部品ないと言われ、仕方なくBMW Z3に買い替えた。

 

 

 

 

 

 

 

 

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【このクルマなんぼ?】500台限定生産モデル 今や伝説となりつつあるメルセデスE500(W124)の現在の価格は?
2023.05.30 15:50掲載 AutoBild Japan 15
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メルセデスE500リミテッド: クラシック オブ ザ デイ、W124。このユニークなパワーガソリン車は、10万ユーロ(約1,500万円)以上の価値がある。500台限定、10万ユーロ(約1,500万円)以上の価値を持つメルセデスE500リミテッドは、昔も今も、独自のクラスで活躍している。

メルセデスE500リミテッド」は、500台しか生産されなかった、評価が保証された人気の高い名車だ!しかし、このような逸品にも定期的な運動は必須だ。そこで「メルセデス ベンツ クラシック」は、1994年に製造されたシルバーの「W124」セダンを、定期的に神聖なホールから持ち出し、ハンブルク ベルリン クラシックなどのラリーに送り込んでいる。

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多くの人にとって、このベンツは目立たない存在に見える。しかし、ベンツに詳しい人たちは、その幅広いフロントマスクですぐにベンツを見分け、ボンネットの下にどのようなパワープラントが搭載されているかを知っている。

ジンデルフィンゲンとツッフェンハウゼンの協力で生まれたベンツ

5リッターV8は、ポルシェと共同開発された。1980年代後半から1990年代前半にかけて、ツッフェンハウゼンのメーカーは経済状況が悪化していたため、シュトゥットガルトの自動車メーカーとの間に「500E/E500」の協力プロジェクトが誕生した。

メルセデスは「W124」のボディシェルを生産し、シャシーはポルシェの手に渡り、ワイドニングとスタビライジングストラットが装着された。

その後、メルセデスが残りの部分を組み立て、塗装を施した後、再びポルシェに戻り、エンジンとのマリアージュを行った。そして、品質管理はメルセデスが行う。現在では、このようなコストのかかるやり取りは考えられない。

メルセデスE500リミテッドの価値、上昇中

赤と黒のバイカラーレザーは、確かに万人受けはしないが、90年代の風変わりなデザインに合っている。このような装備で、走行距離も10万kmを切っている「E500リミテッド」は、「メルセデス ベンツ クラシック」によって見事なメンテナンスが施されており、現在、市場では13万~15万ユーロ(約1,950~2,250万円)、あるいはそれ以上の値段がつくことも稀ではなくなってきている。

コックピットでは、他の「W124」モデルとすべてが同じだ。アクセルを踏み込むと、4速オートマチックがギアを1段下げ、V8がくぐもった音を立てて回転を上げ始めるのだ。3000回転から4000回転になると、スピードメーターの針は着実に右へ動いていく。

ターボチャージャーを搭載した現在のサルーンとは比較にならないが、320馬力のパワーと470Nmのトルクを駆使した「E500」の加速は、まさに圧巻。素早くオーバーテイクするための蓄えは常に十分だ。

しかし、「E500」の本当の強さは、リラックスした旅と、必要に応じていつでも飛び立てるという想いにある。

メルセデスE500の中では、時はゆっくり進む

ステアリングは、「W124」とは思えないほどダイレクトである。そして、シャシーはどんな段差でもセダンを快適に運んでくれる。確かに、高速走行中のカーブでは、ラウンジのようなアームチェアに座っていると、前後に滑ってしまうようなロールを感じる。

しかし、このコーナリング傾向がなければ、「E500」ではそのスピード感はほとんど感じられないだろう。この落ち着き。そして静けさが広がる。外の世界が駆け抜ける一方で、室内の時計はゆっくりと時を刻んでいるように見える。まるで、「E500」の中では、時間が止まっているかのように。

結論: 「E500」は、当時も今もユニークな存在だ。そして真のクラシックだ。これほどまでに抑制的でありながら、同時に爆発的な性能を発揮するサルーンは、同クラスのクルマではなかなか見当たらない。

Text: Robin Hornig Photo: Silverstone Auctions / Classic Car Auctions

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