イギリス、産業革命の国だったのに!

別に、アストンマーチンがどうとは言わないが、イギリスの自動車メーカーって、競争や普及をどう考えているのか?

安価大量生産車というワケではない。自国に限らず他国自動車メーカーとも、ヨーロッパと言わず南米北米でもアジアでも戦わなくてはならない。元々、産業革命を起こし、製糸工業から世界中で躍進した。スペイン無敵艦隊を倒し、世界中に植民地を有し覇権を握っていた。

しかし、バカなアメリカの片側祖先(もう片側はフランス)らしく、覇権を握ったトコから怠惰になり、搾取ばかりに明け暮れ、統治軍事だけでなく工業に於いても地位を落とした。

モータースポーツに於いても発祥の地だし、F1関連のチーム事業所や部品メーカーなどもあり、技術ノウハウも高レベルなハズ。だから、量産向きか否かもわかっているハズ。

格をひけらかして、ボッタクリ超高額商品をちょっと売るより、コスト効率高い商品を安く大量に売り普及する方が、波及効果や数年後リピート効果を考えてもためになるのだ。

こんなハイパーカーに行くより、ポルシェ911やアルピーヌA110らを競争対象に、商品性を分析し、ソレらより安くても大量に売り普及を進める方向性を持てないのか?

もっとも、イギリスはバカなアメリカの祖先だから、品質観念でどうしてもドイツや日本に劣ってしまう。

 

 

 

 

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アストン マーティン「普通のミドエンジン車は作らない」 高収益の限定モデルに注力
6/9(金) 6:05 Yahoo!ニュース
  
ヴァンキッシュ・ビジョンの夢半ばに
 
エントリーモデルとして期待されたミドエンジンのスーパーカーは開発中止となった。(画像は予想レンダリングCG)
アストン マーティンは、ミドエンジンスーパーカーの開発を中止し、代わりにヴァルキリーやヴァルハラといった限定生産ハイパーカーに注力することを明らかにした。

【写真】999台限定のハイブリッド・ハイパーカー【アストン マーティン・ヴァルハラを写真でじっくり見る】 (54枚)

アストン マーティンは2019年、ヴァンキッシュ・ビジョン・コンセプトを公開し、フェラーリ296 GTBやランボルギーニ・ウラカンに相当する同社初のミドエンジン車の発売の意向を示した。

しかし、同社のローレンス・ストロール会長はAUTOCARのインタビューで、「台数は重要ではない」とし、代わりに収益性と希少性に焦点を当て、「普通」のミドエンジン車を作ることはないだろうと述べている。

さらに、ヴァルハラの初期のクーペモデルは999台の限定生産になることも明らかにしている。このモデルは、F1チームの新工場に新設されたアストン マーティン・パフォーマンス・テクノロジーズ部門が開発するカーボンファイバー製モノコックを採用する予定だ。

ヴァルハラは風洞施設を使って空力特性を最適化し、ヴァルキリーと同様に「印象的」なクルマになるとストロール氏は述べている。

また、アストン マーティンとして初めてハイブリッド・パワートレインを採用し、技術パートナーであるメルセデスAMGから4.0L V8のプラグインハイブリッドを移植する。

このパワーユニットは最高回転数7200rpmを誇り、まったく新しい8速DCTを介してリアアクスルを駆動する。各アクスルに1基ずつ搭載される計2基の電気モーターと組み合わせることで、1000ps以上の出力を発生。ニュルブルクリンクのラップタイム6分30秒を目標とする。

ヴァルハラの価格は60万ポンド(約1億円)から70万ポンド(約1億2000万円)になると予想されている。
マーク・ティショー(執筆) 林汰久也(翻訳)

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