今、買って乗って置きたいクルマとして、こういう順列があるのか?このヒト、買えるの?
あちこちに超高級外車ばかりを散りばめて、4~6位だけ現実路線?ハッキリ言って、デタラメじゃないの?現実路線3台を20位辺りに配する方が、クルマの序列から見ても順当じゃないの?
あまりに支離滅裂で、言葉が出ない。1位と2位がフェラーリとマセラティー?19位と20位がランボルギーニ?現実路線の序列の下に、アストンマーチンがあったりする。
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いま買って乗っておきたいのはこのクルマ! モータージャーナリストの西川淳が選ぶ、欲望を刺激する20台!! 1位は赤いあのスポーツカー!
9/15(木) 7:10 Yahoo!ニュース
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エンジン・ホット100ニューカー・ランキングス2022 選考委員が選んだホット20のリストを公開!
モータージャーナリストの西川淳が選ぶ、いま買って乗っておきたいクルマとは?
コロナ禍がようやく収束の兆しを見せたかと思ったら、今度はウクライナとロシアの間で戦争が始まり、クルマの世界も内燃機関から電気へと100年に一度の大変革が。でも、そんな大激変期のいまだからこそ乗りたいクルマもある! こんな時代に、僕たちクルマ好きの欲望を一番刺激するクルマはいったい何か? 雑誌『エンジン』の名物企画、「エンジン・ホット100ニュー・カー・ランキングス」の42名の選考委員それぞれが、2022年の今だからこそ買いたいと考える20台を挙げた。自動車ジャーナリストの西川淳さんのマイ・ホット20とは?
【写真69枚】モータージャーナリストの西川淳が欲望のままに選んだ20台のランキングを一気に見る!
◆今のうちに乗っておきたいクルマを
東京から京都まで(もしくは匹敵する距離)のドライブ経験あるなかから“今のうちに乗っておきたい”を選んだ。新時代を予感させるモデルもあれば20世紀ズブズブもある。期待と郷愁は常に混じり合うもの。前を向き過ぎない代わりに振り返りも程々に、のつもりが、やっぱり前世紀的なクルマ(とその継承車)へのノスタルジーが強く出た。
◆20位 ランボルギーニ・アヴェンタドール(SVJ/ロードスター含む)
現代のカウンタック。史上最も成功した12気筒スーパーカーは、“男の子”にとって永遠の“おもちゃ”。何歳になっても乗りたくなるものだ。
◆19位 ランボルギーニ・ウラカン(STO/EVO/スパイダー含む)
最後のV10。今となっては扱いやすいスーパーカーサイズと、踏み込んでいける自然吸気エンジンの大パワーが魅力。最後の最後が欲しいけれど。
◆18位 ロールス・ロイス・ドーン(ブラックバッジ含む)
世界最高の乗用車はカリナン・ブラックバッジだが、自分で乗るなら二番目のドーンだ。フル電気モデルになる前に12気筒を堪能しておきたい。
懐古趣味を新車で満たす。ジープのそれは決して昔の自分に戻るのではなく、今の自分に新しい世界を拓いてくれるもの。だから欲しいと思う。
◆16位 レクサスLC(コンバーチブル含む)
コンセプト・カーLF-LCのデビューから十年経ったけれど、未だ街ですれ違うたび「おっ」と思ってしまう。国産車史上、最もかっこいいクルマの一台。
◆15位 BMW M5
スペックに現れない駆け抜ける歓びこそMらしさ。ターボ時代になって薄れた。ならば逆に飛び抜けて欲しい。M5はクラスの高性能を突き抜けた。
◆14位 アウディRS7スポーツバック
以前ほどの狂気は感じられなくなったが、それでもアウディRSモデルにはMやAMGを超える高性能への気魄を感じる。RS7においてそれは最も濃い。
◆13位 ベントレー・コンチネンタル GT(V8、W12、スピード、マリナー、コンバーチブル含む)
このクルマをしれっとドライブできるようになったらクルマ人生に悔いなしの境地だろう。自分の価値観だけで選りすぐったビスポークで乗りたい。
人生最後のクルマは911 と決めているからまだ少し早いけれど、今が最後と言われたらタルガを買う。ラグジュアリィな今の911に最も似合うから。
買えるのであればもう一度買ってみたい一台。15年前と違って毎日乗る勇気はないけれど、深夜に非日常を味わうにはこれ以上ない国産車だろう。
◆10位 BMWアルピナD3S/B3(リムジン、ツーリング)
D3SではなくB3を推す。乗り味がまるで異なるから。B3の走りは3シリーズtuned byロールス・ロイス。究極の実用車として一度は特注してみたい一台。
◆9位 アストン・マーティンDB11(V8、V12、ヴォランテ含む)
美しいクーペを描くとたいていアストン・マーティンになる。そのアストンのなかでも現行ラインナップのなかで最も美しいモデルがDB11だ。
◆8位 マクラーレンGT
クルマもオーナーも“これ見よがし”が基本の斯界において、高性能に加えて一定の実用性と抑制の効いたスタイルで究極の自己満足を目指した。
◆7位 アルピーヌA110(GT、S含む)
あまりに隙なく完成度も高いゆえに面白みに欠けると思う反面、これほどストレスなくクルマ運転趣味のある生活を叶えてくれるクルマも稀有だ。
◆6位 アバルト595
形や駆動方式などケータハムとはある意味対極にありながらも、ドライブの基本=走る曲がる止まる喜びを教えてくれるという点では双璧をなす。
◆5位 ケータハム・セブン(170S、480S含む)
ケータハム、というかセブンはクルマ界で別格の存在だ。ドライブの基本が文字通り剥き出しに備わる。進化のグランドゼロを知る絶好の機会。
◆4位 マツダ・ロードスター
モデル末期を察して尚、試乗会に行くのが楽しみで、乗った後には欲しくなって公式サイトを覗きにいくクルマなど本当に稀有だ。日本の誇り。
これまたブランド(コルベットの場合モデル単体だが)の新旧ブリッジ・ミド。完成度から察するにまだ見ぬZ06があれば文句なしに1位だったかも。スタンダードモデルでも街乗りから長距離ドライブ、サーキットまでハイレベルでこなす。
◆2位 マセラティMC20
ブランドにおける新旧のブリッジとなるモデルがカーボンモノコック・ボディのミドシップ・カーということ自体が喜ばしい。技術的に興味深い新開発V6エンジンと見れば見るほど気になるスタイリング、そして秀でたGT性能にまずは惚れた。
ハイブリッドが多くなり新型車への興味がめっきりと薄れた。特に乗後の余韻が減った。また乗りたいと思うクルマなど稀。そんななかスペインで乗った296の余韻はかなりのもの。制御を楽しむ新しさがある。早く日本でも長距離を試したい。
文=西川淳
(ENGINE2022年9・10月号)
ENGINE編集部
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