BMWのZ1とZ8を比較するのはわかる。ソコにフェラーリF355のタルガならアリかも知れないが、ベルリネッタ?アホか?比較の観点がボヤけるだろ!借りられるなら、何でもいいの?フェラーリF355ベルリネッタ借りるくらいなら、E36型直6系3シリーズかE39型M5借りるべきじゃないの?
理科実験とかで、比較条件設定とか考えたコトないのか?
こういう連中、カネ持ち育ちのバカ私大ばかりでマトモな勉強もしてないから、実験比較のポイントを絞った選択をデキないのだろう。
日本の自動車マスコミとモータージャーナリスト、何でこんなにダメなんだろ?
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これは気になる! ちょっと古いスポーツカーの掘り出し物!! BMW Z8とZ1、フェラーリF355ベルリネッタに試乗
6/21(水) 6:10 Yahoo!ニュース
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5リッターのV8をマニュアルで乗る愉しみとは?
ちょっと古いスポーツカーの掘り出し物! BMW Z8
今回紹介するちょっと古いクルマは、1990~2000年代の3台の2座スポーツカー。ちょっと変わったBMWの2台の新旧ロードスターと、いわば王道のフェラーリのクーペだ。現役当時を思い出しながら、モータージャーナリストの島下泰久とエンジン編集部のムラカミ編集長とウエダの3人が試乗した。
【写真11枚】掘り出し物のちょっと古いスポーツカー これは気になるBMWのZ8を写真でチェック 真っ赤な内装がステキ!
◆ドイツ人が作ったアメリカ車
村上 今回は『エンジン』 8月号の表紙にBMW Z8を提供していただいた会社が、ほかにも色々とちょっと古いクルマを所有しているということで、それらに乗せてもらいました。車種はBMWのZ8とZ1、それにフェラーリF355のベルリネッタです。
上田 それぞれZ1が1990年、Z8が2000年、F355は1997年に生産されたクルマです。
島下 ちょっと古いクルマの中でも変化球的なところのある、クルマ好きの興味をひく並びですね。
村上 なぜその3台かというのに理由はなくて、その会社にたまたま良いクルマがあると聞いて、ぜひにとお願いして集めてもらったんです。結果としてこの組み合わせは、僕にとってすごく発見がありましたね。
島下 まず表紙に登場したZ8から始めて、新しい順に見ていきましょう。
村上 僕は、この3台の中で新車で乗ったことがあるのはZ8だけです。
上田 僕も当時乗りました。あまり印象は変わらなかったかな。
村上 僕もかな。あぁ、こういうクルマだったよなぁ、っていうのをすごく鮮明に思い出しましたよ。どういう印象かというと、すごくアメリカンでしょ? 見た目が。中身もV8だし。でも乗ってみるとアシはすごくしっかりしているし、ステアリングもずっしりと重くて、ドイツ車だなって感じがするんだよね。
島下 ドイツ人が作ったアメリカ車、ですね。アメリカ車好きなドイツ人が同じようなものを作ろうとしたけれど、どうしてもドイツ車成分、モノとしての性能の高さとか、そういうものはドイツ車になってしまったという面白さ。
村上 だからぜんぜんユルくない。こんなに大柄なボディなのにギューッと凝縮された感じがあって、これは独特のクルマだなぁと思うよね。
島下 それなのにウインドウが立っていて風の巻き込みが強くて、デザインも、遊びゴコロが満載で。
一品モノをわざわざ造った!
上田 そういえばあの時代のクルマなのに新規起こしの特別な部品がいっぱい使われているんですよね。
村上 スイッチ類から何から何まで、あとはライトまわりも全部そう。ないよね、ほかからの流用って。
上田 パワー・ウインドウのスイッチなんて一番最初に共有しそうなのに、そんなところまで専用品でした。
村上 ドア・ハンドルもそうだし、全部が新規起こしですよ。
島下 メーターも真ん中に置いてあるくらいですからね。
上田 2000年代にも、まだこんな一品モノをわざわざ造る、お金の掛かったクルマがあったんだ、と。
島下 当時はそこまで不思議に思わなかったんですよね。普通に受け止めた気がしません?
村上 デザインの力が強い時代だったんだよ。手掛けたのはヘンリック・フィスカー。当時、チーフ・デザイナーはクリス・バングルだったから、彼の下でフィスカーがやったのかな。デザイナーがすごく力を持っていた、生きていた時代だよな。
島下 それに呼応して、ガラスを新規で起こしていいよ、スイッチを起こしていいよ、っていう経営側の理解も当然にあった。
村上 デザインは間違いなくBMW507をモチーフにしているわけでしょう。それなのに未来っぽいところもあるし。フューチャー・クラシックっていうのかな。未来と過去と現在が、ぜんぶ入っているみたいなクルマだよね。
上田 今見ると過去のものなのに、未来感がありますよね。
村上 乗り味もそう。独特。BMWの歴史の中でもこんなのほかにないよ。
島下 3台の中では、いちばん新しかったけど、走りにも僕らがちょっと古いクルマって聞いて想像する楽しさが全部入っていましたね。
村上 とにかく味が濃い。
上田 あのエンジンをMTで動かすというのは、あんなに気持ちいいものだったんだなぁ。
村上 あのエンジンにはMTしかなかったんだよ。僕はこの時のM5のエンジンが一番良かったと思う。
島下 でも、買ったら何をするか、どこに乗っていくかは難しいクルマですよ。ハードルは高い。
村上 レーシング系の速さを求める人には向かないですよ。これは。あんな細いスポークのステアリングとかさ、がんがん飛ばすって気分のクルマではない。
島下 それを飛ばしている人がいるとカッコイイともいえる。つまりコブラみたいなものなのかも。
上田 あー、言い得て妙かも。
島下 獰猛なやつで、風がばんばん来るんだけど、そこをあえて踏むのが好きな人向け? 本当にマニアックだなあ。
村上 それにしても手を抜いている部分というか、流した部分が一切ないよね。これだけ気合い入れて造って、本当に儲けようと思ったんですか? っていう。今でいうと絶対に儲からないクルマの1つだよな。
上田 Z1もそうですが、BMWはM1とかiシリーズの最初だとか、時々こういうことをやりますよね。
◆この続きは「掘り出し物のちょっと古いスポーツカー! フェラーリF355篇」に続く!
話す人=島下泰久(まとめも)+村上 政(ENGINE編集長)+上田純一郎(ENGINE編集部) 写真=郡 大二郎 協力=スクーデリア46
(ENGINE2023年7月号)
ENGINE編集部
記事に関する報告
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