第4回WBC、栗山監督のダルビッシュ有や大谷翔平を招集デキたメリットばかりを取り沙汰されたが、その裏側のカレらを故障なく全うさせる大変さ取扱注意点があるコトを吐露した。
ダルビッシュ有は梨田監督の時にMLB移籍したので、栗山監督とは接点がなかった。スポーツキャスター時に、接点があったかどうかだ。一方、大谷翔平の入団経緯や二刀流を形にしつつ、リーグ優勝や日本一を達成した手腕について、カレは栗山監督に関心を持っていたろう。他の監督との印象差は大きかった。
ダルビッシュ有が羨み引かれるくらい、栗山監督の大谷翔平への取扱は勝手知ったるモノだった。日本での故障離脱、一塁への全力疾走でのベース踏み違えなどが多かった。体重増を考えると、中間走までの急加速やベース際のスライディングは指揮官にとってはドキドキしたろう。
基本投げるだけのダルビッシュ有と違い、投げて打って走る大谷翔平は全てに於いて全力プレーする。だから、投打走ドコでも魅せてくれるが、リスクはドコにも転がっている。今や、MLB屈指のパワーヒッターでありパワーピッチャーなのだ。どんな局面でも全力プレーしてくれる。栗山監督としては、ブレーキの掛け具合だけが取扱注意点だったろう。
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大谷翔平、日ハム時代は盗塁禁止だった 栗山英樹氏「行きたがる、WBCでも止めた」
7/12(水) 9:10 Yahoo!ニュース
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試合前練習を終えてベンチに引き揚げる大谷(撮影・小林信行)
侍ジャパン前監督・栗山英樹氏が12日、テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」に出演し、MLBオールスターに出場するエンゼルスの大谷翔平選手についての思いを語った。
【写真】痛っ!盗塁失敗で足首ひねる顔を歪める大谷 これがあるから栗山監督も「止めた」
投手としての出場はなくなった大谷について、元プロ野球選手のタレント・長嶋一茂が「ホームラン+盗塁も見たいんですけどね」と期待。MCのフリーアナウンサー・羽鳥慎一は「盗塁見て、われわれはいつも『もういい走んなくて。ケガするから』と思うんですけど、どう見てるんですか?」と栗山氏に質問した。
栗山氏は「ぼくもいつもそう思ってます。ドキドキしますね。ファイターズ時代はけっこう禁止してた」と明かした。羽鳥アナが「禁止してたんですか?」と確認すると、栗山氏は「禁止してたっていうか、行きたがるので止めないと。今回WBCでも止めた時もありましたよ」と大谷を制していたという。「1つか2つ(盗塁を)しましたけど、あれは『行っていいよ』的なサインの中で自分で行くんで」と解説した。
「止めとかないと、ケガしたら大変なんで」と正直な思いを吐露。「彼はそういうことを考えないんで、野球に全力で行くので、その瞬間」と大谷の“野球少年”ぶりを半ばあきれながら語った。
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