藤浪晋太郎、日本人離れした197センチの長身、恵まれた長い手足を大きく使ったダイナミックなフォームは、阪神3年目終了後のオフに暗転した。
原因は、ダルビッシュ有が日ハム最終年から始め、田中将大や大谷翔平らも乗った体重増による球威増に加わろうとし、急に体重を増やしたコトによる。
ダルビッシュ有や田中将大や大谷翔平は、テークバックを小さくしたショートアームのピッチングフォームで、前への踏み出しを速く大きくして球威増に繋げた。
しかし、藤浪晋太郎はピッチングフォームにノータッチだった。元々、4人の中で最も身長も手足も長く、大きなフォームで投げているため、よりタイミングが狂いやすい。その上、体重バカ増をやったため、更に狂いやすくなった。4年目のキャンプインからオープン戦までの期間に、キチンと投げ込んで補正すべきところを、カレも阪神指導陣もアタマがなかった。
何故、こうなったか?大阪桐蔭では、毎日キチンと練習試合と言わず公式戦と言わず、常に投げて走り続けた。阪神では、練習がユルくなったまま、放置されたのだ。
別に、日々全力投球する必要はないのだ。常に、カラダの使い方のタイミングをカラダが忘れない程度の調整をすれば良かっただけだ。カレみたいなタイプには、試合でも練習でも、全く投げない日を作る方が危険に決まっているのだ。
剛腕でもコントロールがない?当たり前だ!今のメジャー、練習しないから、誰もアバウトなコントロールしかない。中4日力任せ100球か、1イニング限定全力投球しかない。どうせ、粗悪メジャー球ローリングスボールを使用する限り、ボールの空気抵抗の受け方自体が一様でなく、精密なコントロールなどムリだ。
カレを、毎日1イニング限定で使い続ければ良いだけなのだが。怠惰なアメリカ人にはわからないだろう。
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藤浪晋太郎のPSベンチ枠入りに否定的…米解説者「豪腕でもコントロールがないから、結果の予測がつかない」1年目防御率は7・18
10/2(月) 8:36 Yahoo!ニュース
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藤浪晋太郎(AP)
◇1日(日本時間2日) 大リーグ オリオールズ1―6レッドソックス(ボルティモア)
オリオールズの藤浪晋太郎投手(29)は、レッドソックスとの今季最終戦に0―2の5回から4番手で登板。1四球と暴投を記録するも、1イニングを無安打無失点。レッドソックスの吉田正尚外野手(30)との直接対決はなかった。
これで藤浪はメジャー1年目のレギュラーシーズンを終了。64試合で7勝8敗、2セーブ5ホールド、防御率7・18だった。
ア・リーグ東地区優勝を果たしたオリオールズが第1シードとしてポストシーズン(PS)で迎える最初の舞台は、5回戦制の地区シリーズ。3回戦制のワイルドカード(レイズ―ブルージェイズ)の勝者を待ち受ける。
藤浪がPSベンチ枠に入るかどうかは微妙で、地元中継局MASNのブラウン実況は「オリオールズが地区シリーズで投手を13人にするのか12人にするのかによっても変わってきます」とした。
同局のパーマー解説者は「藤浪は今季44四球。レギュラーシーズンはマラソンだが、PSはスプリントだ。1球、1アウト、1イニングによって全く局面が変わってくるから…」と、後ろ向きに語った。
同解説者は、前日も「他意はないが、ここぞという場面でマウンドに送るとなると…藤浪は豪腕でもコントロールがないから、結果の予測がつかない」とコメントし、相方のマクドナルド解説者も「だからこそ、大きな重圧が掛かるプレーオフのような試合で投げさせるのは難しい」と同調していた。
中日スポーツ
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