行政に媚びる日本司法、"死法"と呼称を変えろ!

よく裁判員裁判の是非が問われたり主張されたりしているが、そもそも日本の司法の堕落によるコモンセンスやカジュアリティーから乖離した判決が多いからに他ならない。今の司法、マスコミ始めとする世論には眼を閉じ耳を塞ぎ、ただ法律に則った判決他を下している建前だ。しかし、マスコミ始めとする世論をシャットアウトする割には、内閣を始めとする行政機関や国会を始めとする立法機関、その根幹たる与党圧力に平身低頭だ。

日本の社会の教科書、司法立法行政の三権分立を謳っていたが、あくまで建前だけだ。司法は行政や立法の圧力に簡単に屈し、不透明な協議から見え透いた媚判決他を導く。

司法は"死法"と呼称を変えるべきだ!

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【速報】森友公文書改ざん 赤木さんの訴え退ける 国に文書開示認めず 捜査関連資料の「不開示決定」は”妥当”大阪地裁 赤木さんは控訴の方針 判決を聞き赤木さん倒れこむ
9/14(木) 13:12 Yahoo!ニュース
  2016
  
亡くなった赤木俊夫さん(当時54)
森友学園をめぐる公文書の改ざんをめぐり、財務省が検察に任意で提出した文書などが”不開示”とされたことを争う裁判で、大阪地裁は先ほど、”不開示決定”は妥当だとする判決を言い渡しました。

【画像を見る】亡くなった赤木俊夫さん

財務省近畿財務局の元職員・赤木俊夫さん(当時54)は、森友学園をめぐる決裁文書の改ざんを強いられ2018年に自殺。妻の雅子さんは改ざんの指示系統を知るため、検察の捜査の際に財務省が任意で提出した文書などを開示するよう求めましたが、財務省は文書が”存在するかどうか”も明らかにせず不開示としました。

雅子さんは2021年、不開示決定を取り消すよう求めて大阪地裁に訴えを起こしました。

裁判の中で国側は、「捜査機関の手の内にある情報が推測されかねず、将来の捜査に支障を及ぼすおそれがある」などと主張し、訴えを退けるよう求めていました。

大阪地裁「国の決定は適法」「将来の事件に影響がある恐れがある」赤木さんの訴え退ける
 
MBSニュース
 14日、大阪地裁は、「文書の存否が明らかになることで、捜査事項や捜査機関の関心事項が推知され、将来の事件に影響がある恐れがある」として、国の決定を適法だとし、雅子さん側の訴えを退けました。

 原告の赤木雅子さんは控訴する方針だということです。

 また、判決言い渡しの間、傍聴席からは怒号が飛びかっていたということです。

判決を聞いた赤木さん法廷内で倒れこむ
 9月14日の判決を聞いた原告の赤木さんは、法廷内で崩れ落ちるように床に倒れこみました。その後傍聴していた支援者らに水やスポーツドリンクを渡されていました。

 傍聴人が法廷から出た後は、弁護団によると、法廷横の控室で座って休んでいるということです。意識ははっきりしているものの、体の力が抜けてしまっている状態だといい、判決が相当ショックだったとみられるということです。

赤木さん「あまりに酷い判決」控訴の意向示す
 原告の赤木さんは次のようにコメントし、控訴する意向を示しました。

 (赤木雅子さんのコメント)
 「あまりに酷い判決でした。理由が国の主張通りでした。国と裁判官はグルなのでしょうか?理由を聞いているとショックで耳に膜がかかったようになりました。控訴はします」

「国の主張を丸のみ」代理人弁護士ら憤り「日本の民主主義もう終わった」
 
代理人の生越弁護士
 判決後に原告の赤木さんの代理人弁護士らは大阪市内で会見を開き次のように話しました。

 (代理人の生越照幸弁護士)
 「(赤木さんは)無事裁判所を出ることはできましたので、大事には至らなかった。判決の理由は国の主張を丸のみ聞いていても非常に気分が悪い理由だなと」

 「そもそも森友の事件に絡んで、公文書が変造されたり毀棄されたり、公務員の犯罪行為が二度と起こってはならないところまでは共通だと思います。ではどうやって起こさないようにするのか、何も検証できていないじゃないですか。文書を開示した上で検証することこそが将来の犯罪の抑止だと思うんです」

 「何のために司法があるのか。なぜ裁判官が独立しているのかとか。そういうことを本来は分かった上で法的判断を行うべき。権力側が触られたくない、中核に近づくほど行政は認諾で逃げて、司法は腰が引けてしまう。日本の民主主義はもう終わりましたね」

 (会見に出席した阪口弁護士)
 「厳しい条件は科されるけど(赤木さんに)控訴してはどうですかとおすすめしました。もちろん(赤木さんは)控訴したいと話していました。第2ラウンドでもっと詳細な理屈をたててもう一度チャレンジしたい」
 
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