本来のドイツ車らしさ、クルマ作りの本質!

本来のドイツ車らしさとは、クルマ作りの本質を突いた、良心とでも言うべきモノだろう。

歴史的にドイツとは、バカの祖先イギリス&フランスと子孫アメリカとは相容れない感性を持つ。だが、違う系統でイカれたイタリアとやたら組もうとして、毎度期待ハズレする。2度の世界大戦もそうだったし、BMWランボルギーニ頓挫もそうだった。国対国など、対等の協業関係ではダメだったから、VWアウディーはランボルギーニを完全に支配する形にしている。ランボルギーニは思った以上にダメなメーカーだったから、アウディークワトロの腰下だけ渡して、ボディー架装だけやらせてる。

ただ、ドイツメーカーと言えども、欲の皮の突っ張った経営者も、外国人が流入してクルマ作りの良心の純度も下がった。売るためにバカな装備を付けまくり、重くなり大きくなるクルマを俊敏に動かそうと、エンジンのパワー&トルクアップして補う。クルマ作りのバカのスパイラルに、ドイツ自動車メーカーも堕ちている。

ドイツ車らしさとは、ドイツ実用主義の純度による品質や設定の高さだった。今は、全ての純度が落ちている。

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【日本車sage】評論家たちが絶賛してきた「ドイツ車らしさ」とは結局なんだったのか?
9/7(木) 19:02 Yahoo!ニュース
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「ドイツ車らしい」という表現をみかけたことはありますか? クルマ系のメディアなどでよく使われる表現ですが、具体的にどのような状態を「ドイツ車らしい」と表現していたのでしょうか。また、日本車が世界で評価されるようになったいまも、「ドイツ車らしさ」はあるのでしょうか。

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■操作系に「重厚感」があり、走りに深みが増している様子が「ドイツ車らしさ」
「ドイツ車」といえば、「ジャーマン3」といわれるメルセデス・ベンツBMWアウディのほか、日本でも人気のフォルクスワーゲン、高級スポーツカーのポルシェなど、クルマに詳しくない人でも知っているメーカーばかりです。

 
走りのよさも「ドイツ車らしさ」につながる
高級車をイメージしがちではありますが、たとえばフォルクスワーゲンには、ゴルフやポロ、T-Crossといった大衆車もあり、高額のモデルであっても、700万あれば買えるものから、なかには数千万にもおよぶモデルもあります。

 
VWポロにも「ドイツ車らしさ」を感じる
それぞれに個性や運転感覚は異なってきますが、クルマに乗り込んでドアを閉めた時の重厚感のある音は、やはりドイツ車特有のもの。筆者は以前、3代目ポロ(1994~2001年)に乗っていた時期がありましたが、こういう大衆車でも、国産車とは違うつくりのよさ、しっかりとした剛性感を感じていました。たとえばスイッチ類を操作したときの音や節度感や収まりのよさは、独特のしっかり感があったことを覚えています。

 
ドイツ車の王様メルセデスベンツSクラス
もちろんメルセデスのような高級車は言わずもがなですが、ドアの開閉音、スイッチ類、ステアリングやブレーキなどの操作系の重さ(重量感)、高速巡航域での安定感などに重厚感があり、全体的な印象としてクルマの走りに「深み」が増すような感覚になります。これら全体をひっくるめて「ドイツ車らしさ」と表現しているように感じます。

 

■「ドイツ車らしさ」は正義なのか?
ドイツは高速道路が非常に発達しており、基本的には無料で走行が可能です。また速度レベルも日本の高速道路よりも高く、一部には速度無制限区間もあります。ポロのような小型車でも、時速130~150km程度で走行し、急な横風を受けてもフラフラしないような性能が求められることから、シャシー性能、サスペンション剛性、ステアリング剛性などが、高いレベルで備わります。

 
アウディSQ8。近年はドイツ車でもSUVモデルの人気が特に高い
高いシャシー性能は、静粛性やしっかりとした走りに繋がるため、そこまで速度を上げなくても「いいクルマ」だと感じられるところがあるでしょう。

しかしこれは、ドイツの道路事情にあわせてつくられているからこそのものであり、日本でこのレベルの性能が必要かというと、そうではありません。日本車の場合は日本の道路事情で走りやすくできているわけで、狭い道路でも小回りがきく、極低速域でも乗り心地が良い、市街地走行メインでの燃費性能など、ドイツ車では味わえないようなメリットがあります。

 
「日本車らしさ」を考えるとミニバンや軽自動車にならではのものがある
日本車にもいろいろありますが、とくに軽自動車やミニバンなど、日本市場に向けてつくられているクルマでは、ドイツ車のような性能を求めないことで、コストを抑えたり、ほかの性能にそのぶんのコストを回したりすることで、日本市場でより魅力的なクルマに仕上がります。ドイツ車らしいからいいクルマなのか、というとそうとはいえないのです。

■クルマ全体の性能が向上したことで、「らしさ」は薄くなってきている
近年のクルマは新しいアーキテクチャを導入し、車両の基本性能が格段に向上しています。もちろんメーカーによって乗り味は異なりますが、剛性、安定性という面ではどのメーカーでもその差は少なくなっているように感じます。

 
レクサスRX。ラグジュアリーカーにふさわしい上質感、剛性感、知的なパワートレイン。ここまでくると、「トヨタ車らしい」という言葉があってもおかしくない
日本車でも、たとえばレクサスのモデルに乗ると、高速道路や石畳のような荒れた路面を走ってもしっかりとした剛性感や収まりのよさを感じ、ジャーマン3の高級モデルと比較しても何ら遜色はありません。内装の質感やデザイン性も向上し、輸入車国産車を比較するようなシーンは少なくなりました。

 
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そのため近年では、「ドイツ車らしい」という表現は、以前ほど使われなくなってきました。日本人としては、日本車の性能がここまで向上してきたことを誇らしく感じますが、クルマ好きとしては、クルマの個性が少なくなってきていることには、少しためらいも感じ、「ドイツ車らしい」」という表現をよくみかけた時代を懐かしく思う、この頃です。

Text:Tachibana Kazunori,MMM-Production
Photo:Mercedes-BenzAudiLEXUSBMW,Volks-Wagen,Porsche
Edit:Ogiyama Takashi
 
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