今オフ、意外な投手が第2の藤浪?挙げてみたら?

全米野球記者協会理事って、ちゃんと野球を見てないヒトなの?もっと言えば、アメリカナンバーワンで他国の野球を見てないの?

藤浪は、投手に限ればプロ入後3年は大谷より上だったのだ。大谷より先に、CSにも日本シリーズにも登板した。高3で甲子園春夏制覇をほぼ1人で投げ抜いたくらい、10代での心身鍛練も実証されていた。

藤浪4年目以降の不振は、カネモト⇒矢野という阪神指導者による。阪神の外様のカネモト⇒矢野が、日本シリーズ進出した既存戦力より、自らが掘り出した戦力で勝ち、能力を見せようとした。それも、自らが見込んで鍛えたのではなく、単に目新しい者を取っ替え引っ替え試用しただけだった。矢野の前半までに、日本シリーズメンバーは大半いなくなり、藤浪だけが残った。

もちろん、藤浪自身も、アメリカかぶれのダルビッシュ有が始めて、田中将大大谷翔平が乗った、体重バカ増し球威アップに参加してしまった。ダルや田中将や大谷は、ショートアームと言われる小さいテークバックから前への早く強いステップで、球威アップした。しかし、藤浪はフォームを変えなかったため、重くなったカラダの返しが遅れ、右打者アタマに抜けるタマが増えた。ソレをバカな阪神指導者は指摘デキず、単にカラダのタテ使い去勢フォームにしかデキなかった。

単に、キャンプやオープン戦期間に投げ込み、重くなったカラダでも返しのタイミングを掴んでいれば、何の問題もなく4年目以降も働けていたハズだった。しかし、バカなアメリカ式怠惰キャンプになったNPBキャンプでは、ノースロー始め全く投げずに過ごしたせいで、ピッチングフォームを調整デキなかった。

MLBに移籍しても、ノースローインターバルだらけの先発ではロクな結果になるワケもなく、中継抑えになり、毎日に近い登板のおかげでフォームのタイミングが合う頻度が上がった。投げ続ける内に、カラダが合うタイミングを覚え、良い結果が増えた。

第2の藤浪?WBCや今シーズン活躍した投手は、既にマークされている。ならば、文字通り大阪桐蔭の後輩、根尾昂しかない。やはり愚指導者、PLケアセンター化を目論む中日立浪監督に"成果を挙げさせない起用"を繰り返され続けている。カレは、遊撃手としても外野手としても使える、本来の二刀流選手として、特にDHのないナショナルリーグで価値が出る可能性がある。藤浪を腐らせかけた阪神同様、中日では腐らせるだけだ。

中日が戦力外を出せば、MLB挑戦すれば良いし、出さなくてもMLBスカウトの眼が節穴でなければ、中日フロントにポスティングを持ち掛けるのでは?

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もし山本由伸が移籍表明なら大争奪戦も…参戦できない球団が探す「第2の藤浪」 今オフ、意外な投手が大リーグに?
10/13(金) 17:00 Yahoo!ニュース
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3年連続投手の4冠を記念してポーズを取るオリックス・山本
ダッグアウトの裏側】

米大リーグは地区シリーズの真っ最中だが、すでに多くの球団は来季に向けて動き始めている。日本球界からの戦力補強で、改めて熱視線を集めているのが投手だ。

【写真】アスレチックス在籍時に、エンゼルス・大谷と握手を交わす藤浪

「日本の投手は大リーグに移籍しても、NPB在籍時とほぼ同じ数字を残せる能力がある。2ケタ勝っている投手は、2ケタ勝利の可能性が大。野球や文化のさまざまな違いに適応できれば、期待通りの結果を出せる」が筆者の持論。実際、大リーグの球団幹部やスカウトから質問されるたびに、そう答えてきた。

今季でいえば、メッツの千賀滉大投手(30)がそれを証明してくれた。ソフトバンクで先発ローテーションに定着した2016年以降のシーズン平均勝利数は11・9で、奪三振率は同10・2。今季は12勝(7敗)を挙げ、奪三振率は10・9だった(防御率は2・98)。ナ・リーグ東地区4位に終わったメ軍にとって、総額7500万ドル(約112億円)で5年契約を交わした千賀の獲得は、昨オフの大補強の中でも唯一の成功例といえる。

日本投手の最大の長所は制球力。フォームの癖もない。球威を補う投球術もある。パ・リーグで3年連続の投手主要タイトル4冠(16勝、防御率1・21、169奪三振、勝率・727)を達成したオリックスの山本由伸投手(25)が、大リーグ移籍を表明すれば大争奪戦となるのは必至。年齢的にも千賀を上回る大型契約になるだろう。

もちろん、例外もある。オリオールズ藤浪晋太郎投手(29)だ。阪神での最高成績となる15年の14勝(7敗)を最後に2ケタ勝利はなし。制球難に苦しみ、昨季は先発ローテーションから外れて3勝(5敗)にとどまっていた。

アスレチックスが昨オフに年俸325万ドル(約4億8000万円)で1年契約を交わした際は、獲得を疑問視する声が多かった。筆者も失敗策とみていたが、トレード期限前にオ軍へ移籍してからの活躍は知っての通り。中継ぎで30試合に登板し2勝2セーブ、好不調の波が激しく防御率は4・85だったが、9年ぶりの地区制覇に貢献した。

山本の争奪戦に参戦できない、補強資金力の乏しい球団は「第2の藤浪」を探している。今オフは藤浪効果で、意外な投手が大リーグ入りするかもしれない。 (元全米野球記者協会理事・田代学)

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