投高打低?パ・リーグだけじゃん!野球の見方が雑!

元ヤクルト舘山なのに、野球の見方が雑じゃない?投高打低はパ・リーグだけじゃん!確かに、パ・リーグ首位打者は3割ちょいだったし、本塁打は26本だった。だが、セ・リーグは岡本が40本打ったし、前年は村上が三冠王本塁打56本。

ライターもちゃんと野球と言わず、せめてデータを見て書いてるの?あまりに雑な書き方言い方だ。

たぶん、そんなコトではないように思う。

パ・リーグ、MLB猿真似系の全力投球力押しが増えた。投手の力に打者も力で対抗しようとして、今年は力負けしまくっただけだ。だから、技巧派系ミート打者の近藤にあわや三冠王の可能性すら点いた。特にパ・リーグ、特にオリックスは本格派投手が続々登場し、ロッテ佐々木朗らと、並み居るパ・リーグパワーヒッターをネジ伏せ活躍した。だが、力押し全力投球しているため、故障離脱もしている。来季どころか、今シーズンCS以降投げられるかわからない投手もいる。

MLB猿真似指導/トレーニングのせいで、瞬発力ばかり上げて持久力を疎かにし、シーズンすら全うデキないどころか、トミー・ジョン手術低年齢化を進め、予備軍製造工場になり始めている。

 

 

 

 

 

 

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日本球界に訪れた「投高打低」の波 元ヤクルト右腕が語るその理由
10/13(金) 17:00 Yahoo!ニュース
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館山さんが投げた球のデータ。現役時代に武器の一つにしたシュートだ。右打者の内角に向かって53・5センチの変化量がある
 同じ球種でも、打たれる球と打たれない球の違いはどこにあるのか。「ボールの伸び」もその一つ。これまで感覚で表現されがちだった〝質〟を、精密に把握するのがトレンドになりつつある。感性を補う科学の力が、選手の成長を後押しする時代がやってきた。

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 弾道測定分析器「ラプソード」で示されたデータと照らし合わせながら、自分が投げた球について解説する。元ヤクルト投手の館山昌平さん(42)が実演する動画が、ラプソード社の公式SNSで紹介されている。

 「シュート成分が多めのフォークを投げます。縦の変化はそのままで、先ほどのボールより30センチ外側に」

 カットボールを投げた後には「直球より二十数センチ、ボール三つ分くらいはカットして見えるボールです」。

 球の握りを工夫することで変化球の曲がり方をいじったり、直球の回転軸を変えて「ホップ成分」を増やすことで空振りを奪ったりする投球術を披露している。

 現役時代は、これらを自分の「感覚」とコーチら周囲の「目」を頼りに作り上げていた。

 シュートとフォークが簡単に見分けられないよう途中まで同じ軌道に見えるかどうか、投げ方で球種が打者にバレないか……。1球投げるたびに、ブルペン捕手から「OK」「違う」などと助言をもらって試行錯誤していた。現役時代は2008年から5年連続で2桁勝利を挙げた。当時はそこまで細かく突き詰める選手は少なかったという。

 それが今は、分かりやすく、かつ正確な「数値」として表すことが可能になった。「こういう時代の選手に生まれたかった」と言う一方で、「当時、このマシンがあったら、特別に速い球がない僕のような投手は埋もれていたかも」と笑う。

 館山さんは19年に現役引退後、20、21年は楽天の2軍投手コーチを、昨年と今年は独立リーグBCリーグ」の福島で投手チーフコーチを務めた。選手を指導する上で、ラプソードが欠かせなかったという。

 「選手の成長の近道になるだけでなく、数値と体の動きなどを複合的に見ることで、けがの予防にもつながる。これからの時代、打撃マシンのように、1チームに1台は必要なものだと思います」

 今季はパ・リーグ本塁打王争いが20本台で争われるなど、近年のプロ野球は「投高打低」の傾向が続く。館山さんは、その一因がこういった機器の登場にあるとみている。

 「様々な数値が計測できるようになったことで、(ストライク)カウントの稼ぎ方や、(投球)パフォーマンスの表現がうまくなった」

 投球に対応しなければならない「受け身」の打者が、投手の進化に追いついていないのが現状、といったところだろう。(山口史朗)
朝日新聞社

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