MGC、無意味!標準記録を世界記録にしたら?

瀬古利彦が提唱し立ち上げたMGC、今やすっかり有名無実、日本最高記録の賞金も大迫に寄付しただけ、この20年日本男子マラソンは世界から周回遅れにされた感すらある。

世界記録は、キプタムが遂に2時間0分中盤を出した。単なる平坦路なら、キプチョゲが1時間58分台を出している。

もう、日本マラソンは、参加時点で5分以上ブッちぎられている。ロンドンの藤原や東京までの大迫などのカネ稼ぎ集めに寄与しても、日本マラソン界は80年から90年代の状況から衰退している。

MGC、設定が世界照準になっていないから、単なる日本代表への袖の下にしかならず、世界に通用する選手育成輩出に寄与しない。

嘗ては、宗兄や瀬古や中山や児玉など、世界記録1分以内や世界歴代5位以内にもいた。世界記録が2時間8分スレスレのあの当時で考えたら、今の標準記録2時間5分などは2時間13分、とても世界に通用する記録ではない。そんな選手達をカネ出して派遣するコト自体、カネのムダだ。そういう時は、該当者ナシを宣言し、次代に繰越したら良いのだ。もちろん、陸連の着服がないよう、監視は必要だ。

MGCをキチンと機能させるなら、代表の標準記録を世界記録、もしくは1分以内にすべきだ。

今回みたいなレースなら、全員不合格を宣言すべきだと思う。

標準記録を世界記録にしていれば、金メダル資格みたいなモノだ。胸を張って代表を名乗れるのではない?

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MGC男子】途中棄権の鈴木健吾 パリ切符の妻・一山麻緒に「誇りに思う」「一緒にいけるように」
10/15(日) 11:36 Yahoo!ニュース
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MGC>スタートする鈴木(右から2人目)ら男子の選手たち(撮影・木村 揚輔)
 ◇マラソングランドチャンピオンシップ(2023年10月15日 東京・国立競技場発着の42・195キロ)

【写真】鈴木健吾の妻・一山麻緒はパリ切符に感涙

 上位2人が24年パリ五輪切符を獲得するマラソングランドチャンピオンシップMGC)が15日、東京・国立競技場発着のコースで行われ、男子の日本記録保持者・鈴木健吾(富士通)は12キロ手前で途中棄権に終わった。

 股関節周辺を痛めた状態でスタートラインに立った。「まずスタートラインに立って今の立ち位置、力を確認して、自分の弱さを知って自分を奮い立たせたい思いだった」と言う。

 序盤からついていけず、「2着を獲れないんだったら意味がないと思っていた。厳しいと思った時点でやめた」と今後のファイナルチャレンジを見据えて早い段階での棄権を決断した。

 21年に結婚した妻・一山麻緒(資生堂)は2位に入ってパリ切符をつかんだ。「(東京五輪の後に)次は一緒にということで4年やってきて。僕は獲れなかったけど、有言実行の妻は誇りに思う。僕も最後1枠あるので一緒にいけるように頑張りたい」と闘志を高めた。

 ▼パリ五輪への道 MGC上位2人がまず決定。残りの1枠は、MGCファイナルチャレンジで争う。男子は12月の福岡国際、来年2月の大阪、同3月の東京、女子は来年1月の大阪国際、同3月の名古屋ウィメンズが対象大会。男子は2時間5分50秒、女子は2時間21分41秒の設定タイムを突破した記録最上位選手が代表に決まる。設定タイム突破者が出ない場合は、MGC3位の選手が代表となる。

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