ホンダVFR400、F3のRVFベース車両。

二輪のトヨタ、ことホンダは90年代まで、400ccと750ccに直列4気筒とV型4気筒をラインナップした。前者はCBR、後者はVFR⇒RVFだ。それぞれ、二輪のF3・F1の主力車両として使用された。他の日本二輪メーカー、ヤマハ・スズキ・カワサキ直列4気筒ばかりだ。V型4気筒はクランクベアリングが3箇所、直列4気筒は5箇所で、少ない方が良く回ると思われていたが、実のところ4気筒くらいなら差がないか、むしろ直列の方が回転バランスが良かったりする。

特に、ホンダが限定で出したRC30型VFR750RとNC30型VFR400Rのレプリカ性や速さを含めた商品性は素晴らしかった。あのV型多気筒独特の、沸き上がるような排気音と存在感は印象的だ。

本来、90年代のVFR⇒RVF化においてキャブレター⇒フュエルインジェクション化が期待されたが750ccだけで、400ccや250ccは見かけだけチェンジの誤魔化しだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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【絶版名車紹介】ホンダ「VFR400R」|V4エンジンと最先端技術が結集! 贅を尽くした究極の400レプリカ
11/25(土) 13:10 Yahoo!ニュース
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公道でもレースでも高いポテンシャルを発揮
 
Honda VFR400R
V4戦略を推し進めてきたホンダのワークスレーサー・RVFのノウハウを惜しみなく投入して誕生したのが、RC30(VFR750R)とこのVFR400R。TT-F3レースで勝つために生まれた究極のプロスペックマシンは、400㏄クラスで圧倒的な存在感を誇る1台として歴史に名を遺すことになる。

【写真はこちら】「VFR400R」の全体・各部(9枚)

1980年代後半、戦略の要としてV型エンジンを強く推していたホンダは、TT-F1クラスにV4エンジンのワークスマシン「RVF」を投入。それは2スト250ccと4スト400ccで競うTT-F3クラスも同じで、1985年はRVF400が無敵の強さを誇った。

そうしたRVFの技術をフィードバックし、1986年にはカムギアトレーン搭載の初代VFR400Rが登場するが、レーシングイメージをより色濃く反映したマシンとして1989年に登場したのがNC30型のVFR400R。その型式名の通りRC30の正統な弟分で、車体/エンジン構成もルックスもそっくり。フレームを一新し、フロントタイヤを16→17インチとして旋回中の安定性を増し、360度クランクに改めたV4ユニットで排気音も小気味よくなった。狙い通り、NC30はレースでも上位の常連であり続け、高い評価を得た。
オートバイ編集部

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