池沢さとし「サーキットの狼」評論、ちゃんと知ってて書いてるのか?

この記事のライター、ちゃんと池沢さとしサーキットの狼」を読んでるのか?当時の時代を知ってて、キャラクター名前の由来を把握しているのか?

主人公風吹裕矢は、若くしてサーキットで亡くなった風戸裕をモジっている。マセラティーボーラの切替徹(切替テツ)は実際レーシングサービスディノ代表だったり、ランボルギーニイオタに乗る潮来のオックス関根英次は電飾会社経営のランボルギーニミウラオーナーだったり、風吹裕矢に憧れロータスヨーロッパに乗る鈴木サトルは日本ロータスクラブの会長だったハズ。池沢さとしに自薦他薦で売り込みあって、既存キャラ愛車と調整があったりした。(モノホン関根英次はミウラのオーナーだったが、飛鳥ミノルがミウラだったので、イオタになった。確か、おぎやはぎ「愛車遍歴」に出たような・・・。)

でも、マンガ的におかしかった。鈴木サトルが出たのは流石島レース、いち早く雨を察知した早瀬左近のポルシェカレラRSRターボとフェラーリの女豹田原ミカのフェラーリ308GTBと長く、レインタイヤで1-2-3位を走った。マシン的に、フェラーリ308GTBとロータスヨーロッパが対等に走るコト自体がポテンシャル的におかしい。筑波サーキットAライ模擬レースでは、風吹のロータスヨーロッパはターボ装備しても、色んなクルマに直線で置き去りにされていた。流石島レース最終ラップは、700馬力トヨタ7のツインターボを積んだセリカLBとも対等に走ってた。

結構、ストーリー的にムチャクチャだった。

 

 

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サーキットの狼世代へ|作中にも風吹裕矢にあこがれ、ロータス・ヨーロッパを手に入れたキャラがいた
11/25(土) 12:15 Yahoo!ニュース
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主人公 風吹裕矢にあこがれ、ロータス・ヨーロッパを手に入れたのは?
サーキットの狼世代へ 1972年式 ロータス・ヨーロッパ スペシャル仕様】

 高額かつ希少なスーパーカーや、ハイスペックのスポーツカーが居並ぶ「サーキットの狼」。登場車両の中にあって、ロータス・ヨーロッパは主人公・風吹裕矢の乗るクルマでありながら、現実でも比較的手に入れやすい1台だ。

【画像19枚】S2以降のモデルでこの位置となったヘッドライト内側にある丸いウインカー。北米仕様のため、本来はゼニス・ストロンバーグ製キャブレターが装着されていたが、欧州および英国本国仕様と同じ、デロルトのDHLA40キャブレターを2基装着しているなどの特徴がある個体

サーキットの狼」のファンで、実際にロータス・ヨーロッパを購入したという人が、飛鳥ミノルの乗るミウラや早瀬佐近のポルシェに比べて多いのは、これらのクルマに比べれば、金銭的にはるかに購入しやすかったということは大きいだろう。

 もちろん、風吹裕矢と彼の操るロータス・ヨーロッパにあこがれ、他のどのクルマでもなくロータスに乗りたい、と思った(そして実際に手に入れた)ファンも多いはずだ。

 実は、作中にも風吹にあこがれ、ロータス・ヨーロッパを手に入れたキャラクターが登場する。流石島レース編に登場した鈴木サトルは、風吹へのあこがれから、ロータス・ヨーロッパに乗り、流石島レースに参戦するのである。

 ロータス・ヨーロッパは1966年にロータス社から発売されたGTカーだ。車体はエンジンを低い位置に搭載するための逆Y字型バックボーンフレームとFRPボディという、ロータス・エランの手法を踏襲している。ただし、エランがFRであったのに対して、ヨーロッパは同社初のリアミッドシップレイアウトの採用モデルである。

 

1972年式 ロータス・ヨーロッパ スペシャル仕様

全長×車幅×全高3980×1650×1090mm
ホイールベース234mm
トレッド 前/後134mm/1346mm
車輌重量730kg
エンジン水冷直列4気筒DOHC 縦置きミッドシップ
総排気量1558cc
最高出力126PS/6500rpm
最大トルク15.6kg-m/5500rpm
生産年1971~1975年
生産台数4710台(TC&SP)
生産国イギリス

※スペックは池沢早人師ミュージアムに準じる。


初出:ノスタルジックヒーロー 2018年 12月号 Vol.190
(記事中の内容は掲載当時のものを主とし、一部加筆したものです)
Nosweb 編集部

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