ニッサンR35GT-R、度重なるリストラで涸渇した社内リソースやノウハウの中、新たな開発なく高性能なクルマを作れと、C・ゴーンが水野和敏に命令した。
だから、何の技術的進歩もない、4リッター近いV6ターボに4WDをもっともらしいガラに包んだだけのクルマだ。バカなヒトが乗っても安全なように、確信犯で軽量化はおざなりにして置いた。
元々、人材もリサーチノウハウも涸渇してたから、全く新規に優れたモノを作るコトは困難だ。だから、水野サンが退社した後も、ニッサン社内はこのR35GT-Rを微小変更高値付で作り続ける以外に選択肢はなかった。
単に、鉄やアルミをカーボンに置き換え、カーボンパーツを形状変更するコトで時間稼ぎ、バカから高いカネを踏んだ繰る、ポルシェのRS商法を独自解釈したモノだ。
未だ一級品?イヤイヤ、単にニッサンがレースに使用しているドンガラというだけのクルマだ。ヒトもカネも涸渇したから、モデルチェンジする能力体力がないのだ。
ニッサンのリソース涸渇の象徴でしかない。
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NISMO登場に左右非対称サスセッティング……拘りまくりの進化で未だ一級品ってスゴすぎ!! R35 GT-R「16年の歴史」
12/16(土) 23:00 Yahoo!ニュース
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ベストカーWeb
日本を代表するスポーツカーであるGT-RはR35型になってから16年もの月日が経過した。16年経過した今でも現行モデル、そして一級のパフォーマンスを有しているのは絶え間なく進化してきたからだ。今回は簡単にだが、GT-R16年の進化の歴史を振り返る。
【画像ギャラリー】スペックVにニスモ……GT-R16年の歴史を辿る!!(65枚)
文/西川昇吾、写真/ベストカーWeb編集部、日産
■日本車の歴史を変えたハイスペック
現行型GT-Rが登場したのは2007年のことであった。先代となるスカイラインGT-Rが2002年に生産を終了したから、約5年の空白期間を経て復活した。
最高出力480PS、最大トルク588Nmというハイスペックに多くの人が驚愕したが、それまでの日本車にはなかった、リアにトランスミッションを配置するトランスアクスル方式を採用していたのも驚かされたポイントだ。
フロントミドシップとトランスアクスルの採用により、重量物を可能な限り真ん中に近づけていた。
これは、重量配分の適正化と低重心化などが目的だが、ハイパワーなだけでなく、曲がることをしっかりと意識していることが分かるレイアウトだ。
こうして2007年末に日本市場からデリバリーが開始されたGT-Rは2008年4月、かねてからの目標であったニュルブルクリンクの量産車最速タイムを塗り替えることに成功した。この時記録されたタイムは7分29秒03であった。
■モデルイヤー制で絶え間なく進化
そんなGT-Rはモデルイヤー制を採用し、およそ2年ごとアップデートされていった。
2009モデルで行われた初のアップデートでは、エンジンのパワーアップ(485PSに)、エアロダイナミクスの見直し、ダンパーの構造やバネレートの変更によるハンドリングの改良などが行われた。
また、2シーター化と各種軽量パーツ、専用サスペンションなどが与えられた硬派な「Spec V」などもラインアップされた。
2011年モデルでは大幅な改良が行われた。これが俗にいう初のマイナーチェンジとなり、以降が現在では中期型と言われている。
2011年モデルでは外観にも手が加えられ、デイライトが採用された。もちろん中身も進化していて、エンジンの出力は530PSにまでアップ。
サスペンションもスプリングとショックアブソーバー及びスタビライザーのレバー比を変更するほどの大きな改良が施された。
また、燃費向上や足組みの疲労軽減を狙ったシフトスケジュールとなるSAVEモードを追加するなどの快適性向上の改良も施された。
2012年モデルではエンジンは更にパワーアップし550PSに、またドライバーの配置を考えてサスペンションの左右非対称セッティングなどが導入された。
2013年モデルでは高出力インジェクターの採用やタービン、オイルパンなどの改良により中回転域のレスポンスと高回転域での伸びを向上させた。
また車体剛性の強化やロールセンターを下げるなどのフットワーク性能の向上も行われている。以降も細かな改良を行い進化してきた。
■2014年モデルからはNISMOが登場
ハイパフォーマンスグレードであるNISMOは2014年モデルから登場した。600PSのハイパワーと純正とは思えないリアウイングを中心としたその出で立ちはGT3マシンをストリート用にデチューンしたかのようであった。
そのエアロデザインはもちろん、サスペンションやパワートレインなどあらゆる箇所にモータースポーツの知見がと入れられたNISMOは、日常走行とスポーツ走行でのハイパフォーマンスを徹底追及し、その2つを両立していた。
なお、このNISMOに専用オプションパックを装着した車両は、ニュルブルクリンクで当時量産車最速の7分08秒679を記録。初期型のタイムから約21秒の短縮を果たしている。R35の進化の歴史の中にも「マイナス21秒ロマン」が存在したのだ。
また、2014年モデルから現ブランドアンバサダーである田村宏志氏が商品企画責任者としてGT-Rに携わるようになる。
この辺りからサーキット趣向のNISMO、GTな性能も意識した基準車といったキャラクター分けがされるようになる。
■後期型となった2017年モデル
大きなマイナーチェンジが行われて、現在の後期型と呼ばれるようになったのは2017年モデルだ。
Vモーショングリルを用いたデザインに変更されたのが特徴的だ。エンジンパワーは570PSまでに向上。
コーナリングもボディ剛性の向上と、接地性の向上を施すことで更に進化させた。また、スムーズな乗り心地と遮音材の見直しなどにより、快適性も向上している。
その後も年次改良が行われたが、大きなトピックスがあったのは2022年モデルと2024年モデルであろう。
2022年モデルでは「T-spec」がラインアップに加わり、2024年モデルは騒音規制の関係でラインアップから姿を消すことが噂されていたが、見事にクリアしてGT-Rを継続させた。
このようにしてGT-Rは16年の時を歩んできた訳だが、その進化は、速さは勿論GT-Rの「GT」としての快適性も進化させてきた。
今後GT-Rがどんな方向に進むかは分からない部分も多いが、日本のスポーツカーを代表するモデルであり続けるのは間違いないだろう。
記事に関する報告
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