歴代最強の剛速球投手、こんな人選ではない!

歴代最強の剛速球投手を20代~70代の100人に投票させて、この結果?バカじゃないの?少なくとも、この100人に"歴代"と"最強"と"剛速球"投手を語るには価しないと思う!

歴代、歴代と言うからにはキチンとある程度前から観て知っていなくてはいけない。沢村栄治はムリでも、尾崎行雄はムリでも、金田正一はムリでも、鈴木啓示のフォームチェンジ前の全盛期や藤川球児の師匠たる山口高志辺りからは知っていないと、歴代は語れない。

最強、最強と言うからには勝てる投手、チームを優勝に導く投手でなくてはいけないのでは?単に、自分の投げる試合先発する試合だけの投手を最強とは言わない。ローテすら守れない投手、ローテ日以外ドコ吹く風の投手は最強には含まない。つまり、佐々木朗希や山本由伸は含まない。

剛速球投手、剛速球投手とは快速球投手とは異なる。捕手のミット目掛けた、大砲のタマを射ち出すようなストレートを投げる投手を指す。スピンの利いた生きたストレートで、打者のバットそのものをハズしたり芯をハズすタマを投げる快速球投手とは別だ。剛速球投手とは、大谷翔平小松辰雄槙原寛巳村田兆治ら、快速球投手とは、郭泰源江川卓藤川球児、佐々木朗希、村上頌樹などを指す。

ワタシ個人は、西本幸雄監督で果たせなかった日本一を果たした上田哲治監督の阪急で、先発中継抑えに太く短い剛腕ぶりを発揮した山口高志だと思う。他には、巨人V9翌年の日本シリーズを制した、金田正一監督ロッテをエースとしてシーズンからプレーオフから日本シリーズ先発中継抑えフル回転した村田兆治だと思う。

 

 

 

 

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「歴代最強だと思う剛速球投手」ランキング!3位「藤川球児」、2位「大谷翔平」を抑えた1位は?【プロ野球ファン100人に聞いた】
2023.12.19
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写真:PIXTA
ピッチャーには様々な投球タイプの選手が存在します。

多彩な変化球を駆使して打者を惑わせる投球タイプ、針の穴を通すような制球力を持つタイプ…そして160キロ前後の豪速球で三振の山を築く速球派。剛腕投手が自慢のストレートで相手チームのクリーンナップを三振に仕留めるシーンは野球観戦におけるもっともエキサイティングな瞬間のひとつではないでしょうか。


これまでプロ野球史には、ストレートを決め球にする剛速球投手が存在してきました。

皆さんは「日本プロ野球の歴代最強の剛速球投手といえば?」と聞かれたら、真っ先にどの投手を思い浮かべるでしょうか?

そこで今回は、全国のプロ野球ファン100名を対象に「日本のプロ野球であなたが歴代最強だと思う剛速球投手は?」というアンケートを実施しました。なお、スピードガンのスピードだけで判断するのではなく、「最強」という定義付けから回答者の方に委ねています。

果たして、ファンの心に残る歴代最強の剛速球投手は誰なのか。気になる結果をランキング形式で紹介します。

【第3位】藤川球児(14票)
第3位は阪神メジャーリーグで活躍した藤川球児投手です。


最速150キロ台中盤の打者の手元で浮き上がる、通称“火の玉ストレート”と呼ばれる伸びのあるストレートが代名詞で、プロ野球においては、782試合に登板、243セーブ、218HPという偉大な結果を残しました。

2006年のオールスターでは、シーズン55本ものホームランを打ったこともある当時の最強外国人助っ人であるアレックス・カブレラ選手に対して、まさかの「予告ストレート」。ニヤリと笑うカブレラ選手に対して最後は見事空振り見事三振に仕留めたシーンは、今もファンにとって印象深いシーンの1つです。


打者が狙っても当たらないまっすぐだったから(32歳・男性)
剛速球での最強と言われると藤川球児以外思いつかない、とまで思えるほどに圧倒的なストレートを投げていた。特にオールスターでカブレラ選手に対して予告ストレートで三振を取っていたのが印象的である。(23歳・男性)
わかっていても打てない火の玉ストレートと呼ばれる恐ろしく伸びるストレートが印象的だからです(31歳・男性)

 
【第2位】大谷翔平(16票)
第2位は、ついにロサンゼルス・ドジャースへの移籍が決定した大谷翔平選手でした!

2024年シーズンは打者に専念する大谷選手ですが、2025年シーズンは投手復帰する予定で“リアル二刀流復活”が期待されています。投手としては大谷選手は北海道日本ハムファイターズに所属していた5年間で42勝、ロサンゼルス・エンゼルスの5年間で38勝をあげています。


 
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日ハム時代の2016年には最速165キロを記録、メジャー移籍後も160キロ超のストレートを連発しています。投手復帰後の、メジャーの強打者を相手に投手としても無双する大谷選手の活躍が今から楽しみですね。

日本球界から出た世界で活躍するピッチャーだから(37歳・女性)
日本で活躍されていた時代も160キロ越えを何度も投げていたからです。(47歳・女性)
160キロ超のストレート、二刀流、移籍、ペット、話題がありすぎるから!(32歳・女性)
指にかかった時のストレートはノビとスピードが抜群で打者は打ち返せないからです(38歳・男性)
【第1位】佐々木朗希(19票)
藤川投手、大谷選手をかわし、第1位となったのは“令和の怪物”とも呼ばれる佐々木朗希投手です。

高校時代、甲子園出場をかけた岩手大会の決勝戦でマウンドに立たなかったことが話題となった佐々木投手は2019年にドラフト1位で千葉ロッテマリーンズに入団。1年目となる2020年シーズンは公式戦登板はなかったものの2021年には11試合登板で3勝(2敗)、翌2022年には完全試合を含む9勝(4敗)、2023年シーズンはWBC日本代表にも選出、シーズンはケガで途中離脱するも7勝(5敗)という成績を残しています。

190センチ超の高身長から投げ下ろす佐々木投手のストレートは大谷投手と並ぶ最速165キロ。2023年シーズンの奪三振率(9回あたりどれだけ三振を奪えるかを表す数値)は13.35という異次元の数値に。完全試合を達成した2022年4月10日の試合では13者連続で奪三振をしギネス記録に認定されました。国内だけでなくアメリカでも大きな話題を呼んでおり、ポスティングでのメジャー挑戦を待ち望む声も多くあります。

160キロ台をバンバン投げるから。一昔前は150キロ台出るだけでもすごかったのに、野球技術がレベルアップしている象徴に思える。(34歳・女性)
160km/h以上を投げる選手はそこそこいるが、こんなに若い時から豪速球を投げられる選手はなかなかいないから(27歳・女性)
速球と言えば、やはりこの方です。試合ではない状態でフルパワーで投げたら、168キロ位は出せそうな気がするので。(44歳・女性)
スピードガンも歴代トップクラスだし実際生で見て恐ろしく早かったから。(39歳・男性)
日本球界最速記録という数字が物語っている。これからもっと速くなるだろうと楽しみです。(53歳・女性)
4位以下の選手とコメント
江川卓(13票)

恐らくストレートという部分では江川の右に出るものはいないと思います。球質、ノビが素晴らしくほとんどバッターが当てる事が出来ない素晴らしいストレートだったと思います。(39歳・男性)
自分が生で見た投手の中では江川卓投手の速球が最も威力があったように思います。スピードガン表示のスピードとは別に球の威力、威圧感は歴代最強だと思います。あの浮き上がる様に見えるストレートは素晴らしかったです。(58歳・男性)
野茂英雄(8票)

ストレートがとにかく速い選手でした。また、大リーグ入りへの道を切り開いた日本人投手という意味でも強さを誇っていると思います。(51歳・男性)
投球フォームからして速さと勢いを感じさせますし、日米どちらでも速球を投げファンを沸かせていたからです。(45歳・男性)
松坂大輔(6票)

当時、高校だった松坂大輔の甲子園での豪速球は、凄まじく印象に残っているから。規格外の速さだった。(36歳・男性)
「平成の怪物」と言われ、記憶に残る男です。入団1年目から155キロ超えの剛速球を投げていました。99年4月のデビュー戦では、日本ハム3番の片岡篤史を空振り三振に討ち取り、鮮烈なシーンを残しました。(50歳・男性)
結果はこちら

アンケートの回答結果をもとに筆者作成
アンケートの結果を元に作成したグラフはこちら!

上位は僅差となりましたが、今回のアンケートでは佐々木朗希投手が1位となりました。そうそうたる顔ぶれが並んでいますが、現役で活躍している大谷選手、佐々木投手が1位、2位と並んでいるのはとても喜ばしいことと言えますね。

今後も剛腕投手から放たれる威力あるストレートに注目しましょう。


調査方法:インターネットサービスによる任意回答(記述式)
調査実施日:2023年12月12日(火)
調査対象:全国の20代~70代
有効回答数:100

参考:千葉ロッテマリーンズ「佐々木朗投手・松川選手 ギネス世界記録™認定」

※記載している回答は原文ママ

※2023年12月14日時点での情報です。記事内の画像はイメージです。現在現役・引退をした選手に関わらず敬称は「投手」で統一しています。

※サムネイル写真出典:PIXTA

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