欲しくても買えなかったクルマがGRカローラ?バカじゃん!

元々、日本においては自動車メーカー寄りで全くユーザーへのサポートを果たさないモータージャーナリストや自動車マスコミであるコトはわかっているが、全く節操がない。

トヨタカローラ、今の代に至っては車幅3ナンバーになった。菅田将暉中条あやみやハマオカモトをCMに使おうと、屁の突っ張りにもなり得ない。

自動車とは、規格商品だ。元々、リトラクタブルヘッドライトもアメリカなどのヘッドライト高を満たすためのモノだった。自動車メーカーがターゲット市場各国の規格を見て、企画設計時点でなるべく織り込むし、排気ガス規制などはマイナーチェンジに織り込んだりしていた。そうでなければ、不利な市場投入になったり、販売がデキなかったりする。昔は、ランボルギーニミウラなども輸入時の排気ガス検査で、V12の片側バンクを殺して通していたという笑い話もあった。

日本市場において、メインの区分は3ナンバー/5ナンバーだ。排気量2リッター、車幅1.7mは、燃費や道路車庫駐車場対応として必要なモノだ。ソレを超せば、無差別級だ。

無差別級での比較なら、非力な小さいクルマでしかなく、古い車庫や駐車場には停めても乗降しにくいコトもあり得る。

ただでも値上がったカローラに、更に値段積み増ししたのがGRカローラだ。そんなカネ遣うなら、外車中古車で10~20年モノのポルシェすら手に入る。

どちらが欲しくなるクルマか、考えたらわかる。

 

 

 

 

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「欲しくても買えなかった」 【主筆ライター関が選ぶ、2023年の10大ニュース、第10位】
12/22(金) 7:10 Yahoo!ニュース
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ENGINE WEB自動車ニュースから選出
 
2022年12月に続き、2023年8月に再販売が行われた「トヨタGRカローラ」。2回合わせてに1000台強でしかなく、まだまだ需要に対して供給が足りていないのは明らかだ。
2023年も試乗記をはじめ、ライバル比較やクルマ好きの著名人のクルマ人生を紐解く企画など、数多くのクルマ関連記事を取り上げてきた「ENGINE WEB」。なかでも、新型車紹介を軸にする「自動車ニュース」は450本以上に及ぶ。今回は2023年にお届けした自動車ニュースの中から、主筆を務めるのが関 耕一郎氏に10大ニュースを選んだもらった。

【写真41枚】ENGINE WEBで主筆ライターを務める関 耕一郎氏が買いたくても買えなかった「トヨタGRカローラ」の詳細画像をチェック

◆思いが届かなかった

2023年に私がENGINE WEBで文字に書き起こした約460本の自動車関連ニュースから、気になる10本をピックアップ。まず10位は、思いが届かなかったパフォーマンス・ハッチについてだ。

◆「トヨタGRカローラが550台限定で再販売だが抽選は必至!」

2022年末の10大トピックで4位に選び、もっとも走らせてみたいクルマとしたのが「トヨタGRカローラ」だが、幸いにも年明け早々に試乗の機会を得た。

限定モデルの「モリゾウ・エディション」は、これまで乗ったパフォーマンス・カーの中でも屈指のシャシーだったが、標準仕様でも完成度は上々。しなやかで街乗りでも快適でありながら、峠道では爽快なハンドリングが味わえ、いっぺんに魅了された。

◆再販売に申し込むも落選

そこで2023年8月の再発売で受付開始と同時に抽選へ申し込んだ。2度目の販売は前年より多い550台が用意されるということで希望を抱いたが、みごと撃沈。ちなみに、申し込みを行った旧知のディーラーは初回販売の2022年が1台、再販の今回は割り当てなしだったという。

ひさびさに本気で購入を検討した日本車ではあるが、抽選の壁に阻まれたGRカローラ。新車供給遅れの要因である半導体不足も相変わらず先行き不透明だが、果たして2024年は、どんな改良を実施して、どれほどの台数をどのような形態で販売するのか。来年もこのクルマの情報から、個人的には目が離せない。

文=関 耕一郎

(ENGINE WEBオリジナル)
ENGINE編集部

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