二輪マスコミ、何故、肝心なコトを書けないの?

日本の自動車マスコミ、四輪だけでなく二輪もメーカー寄りで、キチンと伝えない印象だが、エンジンの性格の違いすら、説明デキないのか?

記事の骨子部分は以下の通り

バイクのエンジンがクルマより高回転なのはなぜ?

なぜこのように、クルマに比べてバイクのエンジンは高回転型なのでしょうか。

簡潔に理由を述べると、クルマとバイクのエンジンでは求められている性能が異なるためです。多くのクルマでは低回転時のトルクが重視される一方、多くのバイクでは最高出力が重視されています。

1トンを超えるクルマと、100キロ台のバイクを比べた時、車重には非常に大きな差があることは言うまでもありません。そのためクルマは発進時、バイクよりも大きな力を必要とします。

つまり、クルマのエンジンはバイクのそれと比べた時、低回転でも大きなトルクが発揮できるような出力特性である必要があるのです。

低回転で大きなトルクを発揮させる場合、燃焼室の構造は縦長になっていきます。燃焼室が縦長のエンジンのことを、一般的にロングストロークのエンジンと呼びます。

具体的には燃焼室の内径を上下運動するピストンの行程の長さで割った値が1を超えればショートストローク、1より小さければロングストロークのエンジンであると言われています。

ロングストロークのエンジンはショートストロークのエンジンに比べ、一回転した時のピストンの移動距離が長く、同じ回転数であればピストンの速度は速くなります。そのため低回転でも比較的大きなトルクを発揮しやすいのです。

それに対してショートストローク型のエンジンは低速トルクこそないものの、高回転までスムーズに回るため最高出力が高くなりやすい傾向にあります。

低回転トルクが大きくなくてもスムーズに発進できるバイクの場合、限られた排気量の中で、どれほどの最高出力を出せるかがより重視されます。そのため、最高出力を稼ぎやすい、ショートストロークで高回転型のエンジンを採用するケースが多いようです。

つまり、二輪はショートストローク、四輪はロングストロークという言い分けしかしていない。あまりに安直な表現ではないの?

フツ~に、今の四輪でもボア≒ストロークなニアスクエアなのだ。二輪がショートストローク傾向なのは間違いないが、表現が安直だ。

ベースにあるのは、1気筒当たり排気量の圧倒的な違いだ!四輪は、軽自動車を除き1気筒当たり500cc基準だ。4気筒だと2リッター、6気筒だと3リッター、8気筒だと4リッター、10気筒だと5リッター、12気筒だと6リッターが基準、1気筒当たり500ccより小さいと回転数寄り、大きいとトルク寄りとなるイメージだ。

二輪は、排気量により様々だ。昔の2サイクルエンジンでは、250ccは2気筒で1気筒当たり125cc、125ccは単気筒で同様だ。4サイクル250ccだと4気筒で1気筒当たり62.5cc、4サイクル400ccだと4気筒で1気筒当たり100cc、4サイクル750ccだと4気筒で1気筒当たり187.5cc、1気筒当たりの回転特性が一目瞭然ではないの?どんなヒトでも、割算くらいはデキるのだ。

2サイクルエンジンはバルブ機構なく各部密閉は粗いが、回転度合いで爆発するロータリー的な要素、クランクケースでの一次圧縮によるターボ的な要素があり、クランク軸1回転で1回爆発する。

4サイクルエンジンはバルブ機構があり、吸気⇒圧縮⇒爆発⇒排気をクランク軸2回転で確実に行う。

あまりに、説明記事として御粗末じゃないの?

 

 

 

 

**************************************

バイクのエンジンがクルマより高回転なのはなぜ?
2024.02.01 09:10掲載バイクのニュース2

全て見る
3枚
ポイントは燃焼室の形の違い!ショートストロークロングストロークって何?

多くのバイクやクルマはガソリンによって動いています。両者のエンジンは「ガソリンを燃焼させて動力にするエンジン」という点では共通ですが、相違点も数多くあります。

どっちが高性能? バイク用エンジンのSOHCとDOHCの違いを徹底解説

そのひとつが、エンジンの回転数です。バイクのエンジンの方が、クルマのエンジンに比べて高回転までよく回る傾向にあるということを知っている人は少なくないはずです。

具体的な数値である最高出力発生回転数を比べてみると、より理解しやすいでしょう。  クルマの場合、例えば2022年に発売されたホンダ「シビック タイプR」では243kW(330PS)/6500rpm、現行のトヨタランドクルーザー300(ガソリン車)」では305kW(415PS)/5200rpmとなっています。

一方バイクの場合は、ヤマハスーパースポーツ「YZF-R1M」で147kW(200PS)/13500rpm、カワサキ「Z900RS SE」で82kW(111PS)/ 8,500rpm、クルーザーのホンダ「レブル250」でも19kW(26PS)/9500rpmとクルマに比べて非常に高回転型のエンジンであることが分かります。

なぜこのように、クルマに比べてバイクのエンジンは高回転型なのでしょうか。

簡潔に理由を述べると、クルマとバイクのエンジンでは求められている性能が異なるためです。多くのクルマでは低回転時のトルクが重視される一方、多くのバイクでは最高出力が重視されています。

1トンを超えるクルマと、100キロ台のバイクを比べた時、車重には非常に大きな差があることは言うまでもありません。そのためクルマは発進時、バイクよりも大きな力を必要とします。

そして、レースシーンでもない限り、発進時は比較的低回転。加速するにつれて回転数が上がってからシフトアップし、回転数が降下、また加速するにつれて回転数が上昇という流れをくり返します。

つまり、クルマのエンジンはバイクのそれと比べた時、低回転でも大きなトルクが発揮できるような出力特性である必要があるのです。

低回転で大きなトルクを発揮させる場合、燃焼室の構造は縦長になっていきます。燃焼室が縦長のエンジンのことを、一般的にロングストロークのエンジンと呼びます。

具体的には燃焼室の内径を上下運動するピストンの行程の長さで割った値が1を超えればショートストローク、1より小さければロングストロークのエンジンであると言われています。

ロングストロークのエンジンはショートストロークのエンジンに比べ、一回転した時のピストンの移動距離が長く、同じ回転数であればピストンの速度は速くなります。そのため低回転でも比較的大きなトルクを発揮しやすいのです。

一方、ロングストロークのエンジンは高回転域での使用には向いていません。ショートストローク型のエンジンと比べてピストンスピードが速くなりすぎてしまうため、回せる回転数の限界を迎えるのが早いというわけです。

それに対してショートストローク型のエンジンは低速トルクこそないものの、高回転までスムーズに回るため最高出力が高くなりやすい傾向にあります。

低回転トルクが大きくなくてもスムーズに発進できるバイクの場合、限られた排気量の中で、どれほどの最高出力を出せるかがより重視されます。そのため、最高出力を稼ぎやすい、ショートストロークで高回転型のエンジンを採用するケースが多いようです。

※ ※ ※

なお、ショートストローク型のエンジンは燃焼室がコンパクトになりにくく、低回転時の燃費が悪化しやすい傾向になります。そのため燃費重視のバイクや、独特の鼓動感を重視したバイクの場合は、ロングストローク型のエンジンが採用される場合もあります。

反対に、スポーティーな走行が想定されたクルマの場合は、ショートストローク型のエンジンが採用されている場合もあります。一般的にはバイクの場合ショートストローク、クルマの場合ロングストロークという傾向がありますが、例外もあることを覚えておくと良いでしょう。

**************************************