テニス男子ベスト10、片手バックハンド消滅!

両手打ちバックハンド、J・コナーズとB・ボルグのイメージが鮮明にある。2人は真逆、速いフラットを打つコナーズに対して、ボルグは片手打ちトップスピンに左手を押すように使った。

当時は、I・レンドルのようなコンチネンタルグリップでのトップスピン、S・エドバーグのバックハンドイースタンでのトップスピン、B・ベッカーのバックハンドウエスタンでのトップスピンなど、片手打ちでも様々なバリエーションがあり、P・サンプラスやR・フェデラーらに引き継がれた。

日本では、伊達公子のヒッティングパートナーも務めた丸山薫雉子牟田明子のように、サーブ以外両ハンドとも両手打ちもいた。女子テニスは、片手打ちが遥かに少ないのは以前からだが、男子ではA・アガシやJ・クーリエやM・チャンなどのアメリカのニックボロテリー育ちやスペインやスウェーデン育ちくらいだった。ソレが今では、錦織圭ジョコビッチなどウジャウジャいる。

両手打ちバックハンド、昔は、走らされるとダメだと言われた。今は、あまりネットプレイヤー多くなく、相手がベースライン付近か後方にいるため、自分のバックハンドに来るボールの見極めがついて走れる。選手のコートカバーリングがしやすくなったのだろう。

コレってテニスの進化と言えるのか?

 

 

 

 

 

 

 

 

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史上初 世界トップ10から片手バックハンドの選手が消滅、フェデラーら使用も主流は両手に<男子テニス>
2/18(日) 15:12 Yahoo!ニュース
  
ATP世界ランキング
 
片手バックハンドを放つロジャー・フェデラー(2019年ウィンブルドン)[画像/ゲッティイメージズ]
2月19日に更新される男子テニスのATP世界ランキングで、史上初めてトップ10から片手バックハンドを使用する選手がいなくなる。

テニスではラケットを持つ手と反対側へ来た球を打つ際に、バックハンドを使用する。バックハンドにはラケットを持つ片腕でのみでボールを打つ片手バックハンドと、両腕でラケットを持ちボールを打つ両手バックハンドの大きく2種類がある。

テニスでは創成期から長らく片手バックハンドが主流となっていたが、時の流れとともにフォームが安定しやすく力を伝えやすい両手バックハンドを多くのプレーヤーが使用するようになっていった。

ATP世界ランキングは1973年8月23日に初めて発行され、当時の世界ランクトップ10のうち9選手が片手バックハンドでプレーしていた。当時のトップ10で両手バックハンドを使用していたのはJ・コナーズ(アメリカ)ただ一人だった。

そこから時は流れ、徐々に男子プロテニス界でも片手バックハンドの選手は減っていく。それでも、元世界ランク1位のR・フェデラー(スイス)など片手バックハンドを使用する選手もおり、そのダイナミックさや優雅さにファンは魅了されてきた。

現在(2月12日付)のATP世界ランキングトップ10のうち、片手バックハンドを使用するのは世界ランク10位のS・チチパス(ギリシャ)のみ。しかし、17日に行われたツアー大会の結果により、2月19日に更新される世界ランキングでチチパスが2019年3月から守り続けてきたトップ10から陥落することが決まった。

これにより約50年半のATP世界ランキング史上初めて、トップ10から片手バックハンドを使用する選手が消滅した。

なお、トップ20内ではチチパスの他にG・ディミトロフ(ブルガリア)が片手バックハンドを使用している。
tennis365.net

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最終更新:2/18(日) 15:12tennis365.net(c) nobitel.Inc

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