パワー/トルクウエイトレシオ、キチンと考えて使うべき!

パワー/トルクウエイトレシオ、二輪についても四輪同様にウエイト割したらバカだ!何故かわからないか?ライダー/ドライバーの重量が、車両重量に対して割合が大きくなるからだ。

二輪なら、車両重量にライダー分6・70キロくらいを足して馬力やトルクで割る必要がある。ソレが、一番実勢値に近いハズだ。

実際、'93年オートバイ世界GP250、原田哲也初エントリーして、最終戦逆転チャンピオンを獲得した。原田のTZMは、岡田や青木やカピロッシのNSRやビアッジのRSVにも何とか食い付き、軽さを活かしてコーナーで抜いた。原田のチームメイト、キリは原田より体重が30キロ近く重く、ライバルを抑え込むコトくらいしかデキなかった。

オートバイにより、カタログ値をかなり超す車両もあり、パワーウエイトレシオはアテにならない。また、加速を考えるならトルクウエイトレシオで考えないと、イメージが違って来る。

 

 

 

 

 

 

 

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バイクのパワーウエイトレシオってなに? 馬力よりも大事な理由とは
2024.05.23 10:10掲載バイクのニュース


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小ければ加速性能が高い証?パワーウエイトレシオとは

バイクの購入を検討している人の中には、いくつかのモデルで迷っているという人も多いでしょう。特にフルカウルのモデルはクラスごとに多種多様なモデルがラインナップされており、どれを選べばよいのか分からなくなってしまいます。

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そんな、いくつかのバイクを検討する上で、比較するポイントはさまざま。メーカーのイメージやデザインの違いなど、数々の比較ポイントの中でも、多くの人が注目するのが最高出力です。

27馬力や40馬力というように数値で表される為、比較しやすいことから最高出力はバイクの性能の指標として扱われることが多くなっています。しかし、より最高出力が大きい=より速いバイクであるとは限りません。バイク同士の性能を比べる場合、最高出力に加えて参考にしたいもう一つの数値が、「パワーウエイトレシオ」です。

パワーウエイトレシオというのはバイクの重量をバイクの最高出力で割った値で、ひとことで言えば「エンジン1馬力あたりで何kgの車体を動かしているか」を表しています。

単位は主に「kg/PS」が使用され、この数値が小さければ小さいほど、出だしの加速が得意な高性能バイクであるということ。車体重量を考慮せず最高出力だけを比較した場合、同じ馬力なのに加速性能には大きな差があるといったケースも考えられます。

車体を動かすエンジンの出力と同じくらいに、エンジンに動かされる車体の重量も大事な要素であることを覚えておくと良いでしょう。

バイクのパワーウエイトレシオは排気量によって大きく異なり、リッタークラスでは1kg/PSを切ることもありますが、原付では20kg/PS前後が標準となっています。

例えば、リッタークラスのスーパースポーツバイクであるヤマハYZF-R1」のパワーウエイトレシオは、1.01kg/PSで、軽二輪クラスであるヤマハ「YZF-R25」のパワーウエイトレシオは、4.83kg/PSです。

ちなみに、クルマの場合は車体が重い分、バイクと比べてパワーウエイトレシオの数値は大きくなる傾向にあります。

例えばスーパーカーであるランボルギーニ「ウラカンSTO」のパワーウエイトレシオは2.09kg/PS。また、トヨタ「GR86」(Rc、6MT)の場合は5.36kg/PSとなっています。

一般的にバイクはクルマに比べて出足の加速性能に優れていると言われており、これはパワーウエイトレシオの数値が小さいことが要因。ただし、ある程度スピードが乗ってからの加速や最高速、高速での長時間巡航に関しては、絶対的にエンジンパワーの大きいクルマの方が得意な傾向となるので要注意。

バイク同士を比較する際にも同様に、出足の加速を重視する際はパワーウエイトレシオを、最高速や高速域での安定を重視する際は、最高出力を参考にするとよいでしょう。  もちろん、コーナリング性能や直進安定性、操りやすさや空気抵抗など、バイクの速さに影響を与える要因は、他にもいくつもあるため、パワーウエイトレシオが小さいバイクが「速いバイク」であると断言することはできません。しかし、出足の加速を知る上で、パワーウエイトレシオがある程度参考になることは事実です。

ストップ・アンド・ゴーの多い街乗りで使用するバイクを購入する際には、特にパワーウエイトレシオを意識してみるとよいかもしれません。

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