投手大谷翔平、160キロ常時出す必要ある?バッテリーのアタマの問題だろ!

バカな野球マスコミに限らず、今の投手がピッチングを理解してないんじゃないの?大谷翔平についても、そう思う。

野球とは、投手の投げるタマを打者が打つ。投手が160キロ出せば打者はその160キロを、投手が120キロ出せば打者はその120キロを、2ストライクまでは見逃すコトもデキるが、2ストライク後なら合わせる必要がある。

また、ピッチングとは内外高低緩急のコンビネーションとコントロールだ。ストレートも変化球も、ソレらを緩急をつけながら突く球種に過ぎない。また、各持ち球種も、速い遅い或は速い普通遅いと速度をかえられれば、2倍3倍に球種を増やせるイメージだ。そうするコトで、打者の目測による設定ミートポイントをズラし、芯をハズし打ち損じさせやすくする。

詰まるところ、カレがストレート=フォーシームを投げるからと言って、全球160キロ出す必要はないハズなのだ。スピード抑え気味に、打ち気のなさを見越して真ん中に放ったり、アウトローにコントロールしてカウントを取りに行ったり、全力投球して、甘めに投げてファールを打たせたり、高めゾーンで空振り取りに行ったりすれば良い。そうすれば、いつも全力投球する必要はないし、ピッチングの引き出しが増える。

何故、カレが2度も右ヒジ手術に至ったか、一応理解して置く必要がある。ぶっちゃけ、ダルビッシュ有に盲従した体重バカ増しに合わせた、ショートアームのピッチングフォームだ。ボールリリースに上から強く体重をかけるイメージなだけで、ヒジの使い方が小さくなり力学的にスピードを増せるワケがないのに、カレは160キロ以上を維持した。ピッチングマシンで考えれば、マシンのスイングが小さくなり、アームは重くなっているのに、スピードを維持しようとして、スプリングが切れたようなモノだ。

カレはアマチュア時代から全力投球型の投手だから、自らのアタマで緩急や内外高低の揺さぶりを考慮したピッチングを組み立てたコトなどない。カレ以上に、ドジャース捕手にそのインサイドワークが望めるかだ。

 

 

 

 

 

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“投手”大谷の「球速低下」と「二刀流断念論」との戦い…2度目手術後は“選手寿命激減”と米論文
5/29(水) 11:40 Yahoo!ニュース
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大谷翔平(C)ロイター/USA TODAY Sports
 来季開幕からの投手復帰プランを明かしたドジャース大谷翔平(29)。

 しかし、完璧に投手としてのパフォーマンスを発揮できる保証はない。大谷同様、これまでも肘の靱帯修復手術を複数回受けた投手は何人もいるが、2度目の手術からの復帰後は、球威が低下するケースが少なくないからだ。

 昨季の最速は3月のWBC予選プール・イタリア戦での164キロ、レギュラーシーズンでは163キロだったが……。(【前編】からつづく)

【写真】大谷翔平「希代の野球好き」の落とし穴…無理押して出場→全力プレーが招く最悪事態

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 京都府立医科大学整形外科の木田圭重医師は靱帯修復手術を複数回受けるリスクについて「手術成績(結果)は悪くなり、選手のリハビリも難しくなると思われます。米国の論文では、トミー・ジョン手術の再手術後の平均キャリアは2.6シーズンと、同年齢の投手の4.9シーズンより短くなるという報告もあります。術後の成績は初回よりも劣ります」と本紙で解説していた。

 大谷は来年7月で31歳。年齢的にも上積みは期待しにくいだけに、下手をすれば復帰後160キロに届かない可能性は否定できない。

■前半戦防御率4点台なら打者専念も

 大リーグに詳しいスポーツライター友成那智氏がこう言う。

「トミー・ジョン(TJ)手術のリハビリでは体幹や下半身のトレーニングに励み、投球フォームを見直すことで復帰後は球威が増すのが一般的ですが、球速アップの恩恵を受けられるのは20代半ばまででしょう。2度目のTJ手術を受けるケースは30歳前後が多く、投手として下り坂に差し掛かっていると考えられます。典型的なのが、3年連続2ケタ勝利をマークした経験がある右腕クレビンジャー(現ホワイトソックス)で、22年(当時31歳)の復帰後、直球は3キロ以上低下したうえに、スライダーの制球が悪化し、今季も0勝(3敗)、防御率6.75と安定感を欠いている。大谷にも故障前のようなパフォーマンスが期待できない可能性はあるわけです」

 打者専念の今季の活躍に米全国紙USA TОDAY、スポーツ専門局ESPNなど主要メディアは「来季以降も打者限定で出場すべき」と報じている。

「仮に投手に復帰する来季開幕からつまずき、前半戦を終えて防御率4点台であれば、チーム内から『二刀流断念』を勧める声も上がるはずです。ド軍は先発が山本ら豊富なだけに、先発としての立場が危うくなることも想定されます」とは前出の友成氏だ。
 
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