阪神背番号シャッフル、どうなの?

阪神が背番号シャッフルした。梅野が2、北條は26、岩崎は13。

大抵、背番号4や13はつけたがらない。外人やとにかく小さい番号欲しいヒトでないと、つけたがらない。もっとも、巨人は黒澤で永久欠番だったり、他のスポーツ、バスケットならエース番号だったりする。巨人宮本のデビュー当時は13だったと思うが。

背番号は高校野球の登録みたく、ポジション番号ならいざ知らず、使う選手からも獲るチームからも想いがあるし、あって然るべきなのだ。

阪神永久欠番は藤村の10、村山の11、吉田の23、準で6と31では?

例えば、今の梅野は44、昔なら主砲を務めた外人が代々つけていた。悪くないが、本来期待する外人にあげたいから、44から変えるのは理解する。まあ、2もポジション番号という観点と城島の2と言えば理解できる。しかし、他球団の正捕手番号27や、田淵の22もある。22なら、城島の2を重ねる意図でも良かったハズでは?

解せないのは、中継ぎで重要なポジションにある岩崎に13をつけるコトだ。阪神の左腕なら、江夏の28、江夏の南海での21、広島での26でも良かったのではないか?北條に26を渡すくらいなら、岩崎に渡すべきだったのでは?嘗ては、江草だってつけていたのだし、阪神に意図が感じられないか、野球を知らないヒトが選んでいるのではとすら思う。

北條に26を渡す意図は、岩崎のところで述べたように、全く感じられない。今の背番号1は誰?前は鳥谷がつけていたが、正遊撃手の期待がホントにあるなら、北條の側に強い希望や決意があるなら、背番号1で行くべきだったように思う。他にも、二塁と遊撃兼任の意味で46とか、プレイヤー本人とチームが納得できる意味付けをできる背番号にするべきなのだ。

本来、永久欠番があって良いのか?と思う。長嶋茂雄は、背番号3を永久欠番にする話を辞退しようとしていたとも言われている。王貞治長嶋茂雄の3が永久欠番になったから、自分の1もなるよう締めていたが。どんなチームも、伝統やイメージを引き継ぐ。阪神で言えば、物干し竿振り回す10、先発抑え両刀の11、身のこなしの軽い23やファイト溢れた31や鉄人の6がグラウンドを駆け回る姿が見たいのだ。ファンはそれらを語り継ぐのだ。

チームや選手全てに、そうした決意が甘いから、強化にカネ使っても、相応しい成果がないのだ。