BMWがスーパーカー開発?

BMWスーパーカー開発に着手かと、記事になってる。可能性として、なくはない。

かつてBMWには、M1という、ランボルギーニV12搭載を想定し、ジウジアーロがデザインしたクルマがあり、F1を引退したラウダらがF1のコースを走らせた。当初、想定したランボルギーニV12ではなく、自社直6を搭載していた。

昔のスーパーカーカウンタックやBBでも400馬力なかった。ポルシェ959やフェラーリF40以降、450馬力を超すクルマが増えた。今では、600馬力以上のクルマも珍しくない。もっとも、車重1,500キロを超すクルマばかりだが。

今のクルマ、NAでリッター125馬力、トルクでリッター10キロ。ターボはブースト次第なトコはあるが、リッター200馬力超、トルクでリッター20キロ超になる。

単に、スーパーカーの呼称条件を速さや馬力数値とするなら、2リッターでもスーパーカーになり得る。元々、70年代後半F2やGCで2リッター直4NAで300馬力、F1の3リッターV8で450馬力以上、V12で500馬力以上、グループ6の2リッター直4ターボで500馬力以上、グループ5では3リッター6気筒ターボで700馬力以上。

以後は、燃費とドライバビリティーで改善を進められている。BMWなら、過去にもM3・M5やi8なども出している。どういう方向にもクルマを作れるだろう。

個人的に望むなら、2リッター直4NA300馬力エンジンを積んだ、70年代GCカー、2座で600キロ車両のオンロード版だ。

もはや、デカく重く高いスーパーカーには魅力を感じない。小さいエンジンでも、軽く俊敏で安く、取り回しやすいスーパーカーが欲しい。

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BMWスーパーカーを開発!? 謎の「M8」は何を意味するのか
自動車 ニューモデル 新型車 

2021.5.22 Sat 8:00
BMW M8をベースとした謎の開発車両(スクープ写真) 全 18 枚写真をすべて見る
2ドア・ラグジュアリークーペ、BMW『8シリーズ』の頂点に君臨する『M8』をベースとした謎のプロトタイプをカメラが捉えた。2020年夏にも8シリーズをベースとする開発車両を目撃したが、それとも異なるコンポーネントが見られ、謎が深まっている。

キャッチしたプロトタイプは、『ビジョンMネクストコンセプト』を彷彿させる赤いアクセント、カーボンファイバーサラウンドを備えるグリルを装備。さらにカーボンファイバースプリッター、独自のフロントフェンダーベント、赤いキャリパーを備えた高性能ブレーキシステム、軽量ホイールも確認できる。またリアクォーターウィンドウの場所にはカーボンファイバー製ベントが装着されている。

BMW M8をベースとした謎の開発車両(スクープ写真)
後部では、大型ウィングを装着。F1を想起させる第3のブレーキライト備えるディフューザー、よりスリムなリフレクター、おなじみ4テールパイプエキゾーストシステムなども確認できる。

M8のパワートレインは、最高出力608psを発揮する3.0リットル直列6気筒エンジンを搭載、コンペティションモデルでは626psまで高められている。このプロトタイプの正体は「M8 CSL」の可能性もあるが、一部報道ではアクセサリーとレーシングパーツのテストとも伝えられている。

M8 CSLだとすれば『M5 CS』の636psを超える700ps程度も期待できるが、果たして。来春までにはその正体も見えてくるだろう。

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《text:Spyder7編集部》

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