フェラーリ296GTB、美しいか?コレを褒めそやす、連中や記事を忘れないで欲しい。カレらは、裸の王様の侍従や大人の観衆に過ぎない。モータージャーナリストの風上にも置けない、失格者のレッテルを貼ろう!
フェラーリ458以降、ほぼ変わりない、美しくもなく、目を引きもしないスタイリング。今のニッサンGT-Rのプロモーション手法と何ら変わりなく、スペック数値頼み。馬力って高速巡航やサーキットの直線では効くだろうが、言うほど効果はない。
ホントに野球好きなヒトが「今の巨人ってダメだネ!」と言うが如く、ホントにクルマ好きなヒトが「今のフェラーリって、ダメだネ!」と声を上げなければ、フェラーリに限らずポルシェですら陥っているパワー信仰のクルマ作りを変えるきっかけにならない。
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「ディーノ」復活!? 「296GTB」はフェラーリ初のV6搭載ロードカーだ
6/26(土) 19:10 Yahoo!ニュース
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ピッコロフェラーリの運動性はV8、V12並にすごかった
フェラーリがまったく新しいモデルレンジとなる「296GTB」を発表した。「SF90ストラダーレ」にも似た外観だが、従来モデルと比べて何が違うのだろうか。
【画像】まったく新しいフェラーリ「296GTB」を見る(16枚)
フェラーリのロードカー初となるV6エンジンを搭載した「296GTB」
もう10年以上も前から噂に上ることはあっても、一向にその姿を見せることがなかったV6モデルのフェラーリ。「ディーノ」の名称が復活するのではなどとも噂されていたが、今回発表された新モデルの名称には採用されることはなかった。
つまり、6気筒モデルでは初めて、フェラーリブランドから跳ね馬バッジを付けたロードカーとしてリリースされたのである。
また後輪駆動のみのPHEVアーキテクチャーも、296GTBがフェラーリ初となる。
296GTBというネーミングは、フェラーリの伝統に則って、排気量2992ccと気筒数、そしてグラン・ツーリスモ・ベルリネッタの頭文字である「GTB」が組み合わされたものだ。
●数字で見る「296GTB」
新設計の2992ccV6ターボのみの最高出力は663ps、これにモーターの167psが上乗せされた830psが、296GTBの最高出力となる。最大トルクは740Nmだ。
モーターのみで走行もでき、その場合の航続可能距離は25km。早朝や深夜、住宅街にあるガレージから296GTBを出し入れする際に大いに役に立つだろう。
最高速度は330km/h以上で、0-100km/h加速は2.9秒。200-0km/h制動距離は107mである。
フェラーリ本社のマラネッロにあるフェラーリのテストコース、フィオラノでのラップタイムは1分21秒。
フェラーリではフィオラノのラップタイムが性能を語る上でのひとつの指針となっているが、296GTBのタイムは、「ENZO(1分24秒9)」、「599GTO(1分24秒)」、「458スペチアーレ(1分23秒5)」といったスペチアーレモデルよりも速く、「488ピスタ(1分21秒5)」、「F12tdf(1分21秒)」と同レベルだ。
ディーノを名乗らず296GTBという車名になったのも、頷ける動力性能である。
●オススメはアセット フィオラノ パッケージ
296GTBにはSF90ストラダーレ同様に、サーキットで最大限に究極のパワーとパフォーマンスを引き出せる「アセット フィオラノ パッケージ」が用意されている。
主な装備には、GTレースから生まれサーキット走行に最適化された特別なアジャスタブル・マルチマチック・ショックアブソーバーや、フロント・バンパーに装着すると10kgのダウンフォースを上乗せするカーボンファイバー製ハイ・ダウンフォース・パーツ、Lexan製リアスクリーンなどがある。また、カーボンファイバーをはじめとする軽量素材をキャビンとエクステリアに幅広く使用している。
軽量化に際しては、ドアパネルなど標準仕様の基本構造を再設計する必要が生じたコンポーネントもあり、その結果、全体で12kgを超える軽量化を実現。
さらに、アセット フィオラノ パッケージを選んだカスタマー限定で、「250 ル・マン」をインスピレーションとするスペシャル・リバリーをオーダーすることも可能だ。
このスタイリング・エレメントは、フロントの両端から始まり、中央のグリルを包んでその外周を縁取り、ボンネットへと続いてハンマーのモチーフを形成。さらにルーフへと縦に伸びて、リアのスポイラーまで続いている。
さらにアセット フィオラノ パッケージのみでオーダーが可能なパーツとして、全体の重量削減を15kgにできる超軽量なLexan製リアスクリーンや、高いグリップ力でサーキット走行にとくに適したミシュランの高性能タイヤ「スポーツ・カップ2R」が用意されている。
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296GTBが発表されてから、カスタマーやファンの反応は様々だ。既存V8モデルオーナーのなかには触手が伸びないという人もいれば、サイドビューがどことなくアルファ ロメオ「4C」をストレッチしたようにも見えるという意見もある。
ただし、フェラーリのデザインがピニンファリーナではなく自社でおこなわれるようになってから、優美なイメージがスポイルされたように感じている人にとっては、296GTBに往年の「ディーノ206/246」を彷彿とさせる曲線美を感じているのではないだろうか。
VAGUE編集部
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