監督、こういう人選で良いと思うか?

通常、セ・リーグパ・リーグ各6球団、計12球団のNPB。少なくとも支配下選手数や新人獲得をドラフトで均等化されている。フツ~に考えて、6年に1度リーグ優勝し、12年に1度日本一になれば、手腕を問われるいわれはない。もちろん、ソフトバンクや巨人や阪神は、他球団の追随を許さないくらいの巨費を投じて、かなりの外人やFAやトレードによる補強をしている。だから、この3球団なら「コレで勝てねば、貴様は無能だ!」byシャア・アズナブル的な結果評価は出る。

後は、チーム事情も加味される。ソフトバンクは他球団からの流入人材も多く、3軍運営しているため、入替人材も多い。必然的に勝てない時点で手腕を問われる。巨人も阪神も他球団からの流入人材多いが、ダメなコトも多く、不良補強の責を問われないのは共通。阪神は一時中村という史上最低GMまでいて、巨人には清武という方針真逆な内情暴露GMもいた。どちらも、単に市場に出た選手を全部獲るコトを補強と履き違え、カネだけ使った割にチーム強化や成績向上に繋がらない。巨人はソコソコリーグ優勝や日本シリーズには出るが、日本一は6年以上ない。原監督のオンナ問題でヤクザに口止め料3億払った追及逃れで"ヒトのウワサも75日"だと高橋に監督させた3年除けば、ずっと原監督。でも、この監督は圧倒的有利な戦力差があっても日本シリーズに勝てないばかりか、CSすら取り零している。渡辺久や星野にも日本一をプレゼントしたし、工藤に歯が立たずセ・リーグDH案を出す無能ぶり。阪神は約30年日本一はないし、リーグ優勝自体も星野監督以後ナシ、和田監督最終年にCS勝ち上がり日本シリーズに出たが、退任が先に決まっていたと辞めさせ、カネモトと矢野で、この状況だ。今年はCSには出られるが、前半戦の立役者佐藤をツブし、西と近本らがいなくて、菅野いそうな巨人と当たり年のヤクルトに勝てるとは思わない。

日ハム、栗山監督、手腕を問われる状況か?

チームの中田優遇は、栗山監督以前からの話だった。大谷を獲ったのも栗山サンだし、二刀流を認め、ブッちぎったソフトバンクを逆転し、全盛期金子いても大隣いたソフトバンクに止められたオリックスと違い、パ・リーグ優勝と日本一を達成している。

カレに並ぶ人材がいるか?プレ12や東京五輪で結果を出した稲葉ならまだしも、新庄?勝つ目的でなく、各試合を面白くするだけのチームを作る目的なら、新庄でもいい。いや、新庄が在任してる間だけで済めば良い。新庄に1年でもやらせれば、次に勝つチームに建て直すには3年~5年かかるだろうし、次の獲得対象者の印象を悪くし、ファンやスポンサーの印象を悪くすれば、マイナスの連鎖反応も起きる。

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日本ハム 新監督に新庄氏有力 栗山監督後任、06年日本一に貢献した北海道の英雄
10/23(土) 2:00 Yahoo!ニュース
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笑顔を見せる新庄剛志氏。2020年12月7日、12球団合同トライアウト
 今季限りで勇退する日本ハム栗山英樹監督(60)の後任として04~06年に同球団でプレーした新庄剛志氏(49)の就任が有力となっていることが22日、分かった。阪神やメッツでも活躍した新庄氏は06年限りで現役を引退後、野球界を離れていたが、昨年12月に現役復帰を目指し12球団合同トライアウトに参加。最近も、SNS上で日本ハム復帰をにおわせる投稿が注目を集めていた。

【写真】におわせ画像!?新庄剛志氏のツイッタープロフィル画面(本人ツイッターから)

 12年から10年間指揮を執り、16年の日本一を含む2度のリーグ優勝を果たした栗山監督が今季限りで退任する日本ハム。退任が正式に発表された16日、川村浩二球団社長兼オーナー代行は、次期監督について「まだ話せる段階ではない」としつつ「全くの白紙ではない」と語った。水面下で後任候補の選定が進んでいることを示唆していた。

 にわかに浮上してきたのが、かつて背番号1を背負い、札幌ドームを沸かせた男の存在だ。昨年12月のトライアウト参加前、インドネシアのバリ島で暮らしていた新庄氏は18日、ツイッターに「日本に戻ってきた理由がここにある」と投稿した。加えて、ツイッターのヘッダーを現在建設中の日本ハムの新球場「エスコンフィールド北海道」とみられる画像に変更。23年に開場する同球場への思いをにじませた。

 阪神を皮切りに日米4球団でプレーして日米通算1524安打、225本塁打をマークした新庄氏。03年オフに「これからは、パ・リーグです」と米国から日本球界に電撃復帰し、日本ハムで北海道移転元年の04年から06年までプレーした。

 北の大地ではファンへのアピールに全力を尽くすと同時に、野球にも真摯(しんし)に取り組む姿が際立った。「一番自信があるのは守備」と俊足と強肩を生かした外野守備や、パンチ力のある打撃で、06年の球団25年ぶりのリーグ優勝、44年ぶりの日本一に大きく貢献。その際には若手選手らを「野球を楽しめ」と鼓舞し、「モチベーター」としてチーム全体の底上げにも一役買った。こうした姿が、球団に高く評価されているとみられる。

 3年連続Bクラスが決まった日本ハムは、投打に再建の途上にある。中でもチーム打率・232、438得点、75本塁打はいずれもリーグワースト(22日現在)。待望されているのは、中軸を担う生え抜きのスターの育成だ。17年ドラフト1位で今季イースタン・リーグ本塁打王の清宮、高卒3年目で今季7本塁打の野村ら、潜在能力の高いスター候補生は少なくない。

 新庄氏は、14日には「険しい道はどうやって新しい道をつくり、通り抜けていくかを考えていく過程が楽しい ゴールは無難な道を歩いていくより、早くたどり着く!!」などとツイート。それは一足早い所信表明にも映った。

 ◇新庄 剛志(しんじょう・つよし)1972年(昭47)1月28日生まれ、福岡県出身の49歳。89年に西日本短大付からドラフト5位で阪神に入団。01年から大リーグのメッツ、ジャイアンツでプレーし、04年から日本ハムで国内に復帰。06年限りで現役を引退した。NPBでの通算成績は1411試合で打率・254、205本塁打、716打点、73盗塁。ベストナイン3度、ゴールデングラブ賞10度。7度出場したオールスターでは2度のMVPに輝いた。右投げ右打ち。

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