だから、何?ライター、ホントに野球マスコミか?

田中将大が、9億4勝でコスパ悪い?どのアタマで考えてモノを言ってる?カレはメジャーリーガーだ。日本で雇うには、相応の金額提示できないとムリだ。

実際、カレの防御率は3ギリギリ。ぜ~んぜん悪い数字ではない。勝ち負けは、バックの援護の問題だ。

元々、24勝0敗でリーグ優勝し、日本一をもたらした。その年で契約更改せず、ポスティングシステムで送り出した。その時の上がり分はなかったし、楽天には移籍金も入った。

今年のマー君に出す9億って、安いくらいじゃん!

ちゃんとアタマがあるの?コスパを問うなら、巨人や阪神や今年のソフトバンクに問えば?

 

 

**********************************

田中将大は9億円でわずか4勝…楽天の「大型補強」はコスパが悪すぎる
11/25(木) 17:00 Yahoo!ニュース
 718

優勝期待も結果は3位
 
味方打線の援護に恵まれなかったとはいえ、9億という年俸を考えると物足りない成績だった田中将大楽天
 ヤクルトとオリックスが、11月20日から日本シリーズで熱戦を繰り広げているが、他球団は来季に向けた動きが気になる時期と入った。かつては「ストーブリーグ」といえば、巨人とソフトバンクが中心となっていたが、ここ数年、楽天が主役の座を奪っている。フリーエージェント(FA)では、岸孝之や浅村栄斗、鈴木大地といった、その年の目玉クラスの獲得に次々と成功した。さらに、牧田和久涌井秀章炭谷銀仁朗といった実績のある選手が加入したほか、昨年オフには田中将大の復帰も大きな話題となった。

【写真】まさかの戦力外通告…まずまずの成績を残したのに“クビ”になった男とは?

 ここ数年間のチーム総年俸の上昇率は、12球団でもダントツのトップとなっている。だが、改めて過去5年間の成績を見ると、3位、6位、3位、4位、3位と、決して大きな成果が得られているわけではない。今季は、特に田中の復帰もあって、2013年以来となる優勝への期待も大きかっただけに、3位という結果に満足しているファンは少ないのではないだろうか。

 実績がある選手が増えることは、当然、それに見合うだけの年俸が必要になるが、そのかけたコストに見合うだけの成績を残しているかといえば、大いに疑問が残る。主なここ数年に加入した選手の年俸と今シーズンの成績を並べると、以下のようになっている。

去就には慎重な姿勢
田中将大(9億円):23試合4勝9敗 防御率3.01
岸孝之(2億5000万円):25試合9勝10敗 防御率3.44
涌井秀章(1億6000万円):21試合6勝8敗 防御率5.04
牧田和久(1億1000万円):17試合0勝0敗2ホールド 防御率3.31
浅村栄斗(5億円):143試合 130安打18本塁打67打点1盗塁 打率.269
鈴木大地(2億円):143試合 153安打10本塁打53打点3盗塁 打率.277
炭谷銀仁朗(1億5000万円):51試合23安打3本塁打8打点0盗塁 打率.219

※年俸は推定、牧田は10月26日に戦力外通告を受けている。

 田中は、味方打線の援護に恵まれない不運もあったとはいえ、9億円という球界最高年俸を考えると、やはり物足りない感は否めない。岸、涌井、浅村なども明らかに成績は下降しており、鈴木だけが安定している。

 成績が落ちた際に、年俸を下げれば済むかと言えば、話はそう簡単ではない。田中は1年が終わった時点で、契約の見直しが可能な2年契約と言われている。今季で国内FA権を取得し、本人もメジャー復帰を含めて去就について慎重な姿勢であることを匂わせている。仮に残留しても、年俸が下がることは考えづらい。

若手抜擢の機会が減少
 一方、浅村と鈴木は、長期の大型契約がまだ残っているため、当面の年俸は保証されていることが予想される。また、生え抜きの則本昂大は、19年から高額年俸で7年契約という長期契約を結んだが、それ以降の3年間で21勝にとどまり、大型契約に見合う成績を残せていない。ここで挙げた選手たちは、全員がベテランと言われる年齢に差し掛かっており、来季以降、大きく成績を上げることは考えづらく、この先数年間も成績の落ちていく選手に大量のコストが発生する可能性は極めて高いだろう。

 そして、大枚をはたいて実績がある選手を集めながら、チーム成績が向上しないことの影響は、球団経営以外の部分にも表れている。特に影響が大きいのが、若手を抜擢する機会の減少だ。投手陣では、ルーキーの早川隆久、2年目の滝中瞭太が今季先発で活躍した。しかし、滝中は今年で27歳と既に中堅と言える年齢であり、高校卒の投手では松井裕樹くらいしか主力になっていない。

 若手の野手は、レギュラークラスになっている辰己涼介を除き、その他の選手は伸び悩んでいる。短期間に実績のある選手を他球団からかき集めれば、彼らでレギュラークラスが埋まることは当然であり、若い野手が入り込む余地はなくなる。たとえ、ドラフトで上位指名された選手でも、一軍出場がかなり難しいのが現状だ。こうした閉塞した状況が続けば、チーム全体の士気が低下していく危険性は極めて高い。

 冒頭で紹介した他球団から集めた選手が、主力として十分な成績を揃って残せるのは、あと1、2年程度だろう。その後、抜擢の機会を失い、スケール感がなくなった“過去の有望株”だけが残ることも十分に考えられる。来季続投が発表された石井一久GM兼監督は、かき集めた選手の力が落ちていく中で、どのように楽天を立て直していくのだろうか。

西尾典文(にしお・のりふみ)
野球ライター。愛知県出身。1979年生まれ。筑波大学大学院で野球の動作解析について研究。主に高校野球大学野球、社会人野球を中心に年間300試合以上を現場で取材し、執筆活動を行う。ドラフト情報を研究する団体「プロアマ野球研究所(PABBlab)」主任研究員。

デイリー新潮編集部
新潮社

**********************************