野手だから、こういう了見?

甲子園の準決勝登板回避を絶賛?絶賛するコトか?ダルビッシュ有の決勝登板回避よりはスケール小さい。まあ、松坂大輔だって、春夏連覇の夏準決勝は、前日PL戦延長17回投げた影響で、ドクターストップ的に登板回避した例もある。もっとも、カレは8回から志願して登板したし、マウンドでの投球練習中にスパイラルテープを剥がしたのは、高校野球史上最高の名場面だったとすら思う。

野球に限らず、スポーツに限らず、高校でのあらゆる部活動に於いて、全国大会そして準決勝決勝に出られるって、大抵のコには人生最大のハイライトになり得る。

それを自ら回避するって、バカじゃないの?故障なら仕方ない。しかし、ちょっと重いとか痛いってくらいでそんな貴重なステージに上がらないなんて、間抜けだと思う。

筒香にはわからない。だって、投手じゃないでしょ!高校野球では、しょうもない高校でもエースや投手はランニングや投げ込みなど、野手と心身鍛練レベルがダンチだ。ソレもコレも、その年代最高の大会、準決勝決勝まで勝ち抜くためだ。投げられるなら投げるョ!投げられないなら、鍛練不足でしかない。

こういうヒトは、部員やナインに限らず、全校生徒や親達の期待を一身に背負いつつも、マメで夏の甲子園出場がかかった県大会決勝を登板回避した、大船渡高佐々木朗希でも絶賛するだろう。その後いけしゃあしゃあと、高校選抜にマメ治ってないのに参加したが。

野手は大抵、こういう感じだろうと思う。

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パイレーツ・筒香嘉智が昨春センバツ準決勝で登板回避の日本ハム・達を絶賛「素晴らしい勇気のある行動」
1/8(土) 16:39 Yahoo!ニュース
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筒香嘉智(ロイター)
 パイレーツ・筒香嘉智外野手(30)が8日、オンラインで行われたNPO法人BBフューチャーのイベント「筒香嘉智選手と野球界の未来を語ろう」に参加した。

 これまでも少年野球、高校野球などのあり方について、現役選手でありながら様々な提言をしてきた筒香。近年では高校野球や中学硬式野球などで投球数制限が出来たことや、少年野球で保護者の負担が減るチームが増えるなど、少しながらではあるが、変化は見られてきた。昨春のセンバツ準決勝の天理―東海大相模戦で、天理のエース・達が、左脇腹の違和感などを訴えて登板回避したことが話題となった。選手が指導者に訴えた行動を筒香はたたえた。

 「投げなかったのが正解とか不正解という話ではなく、自分の体調、決断、意思を伝えられたことは素晴らしい勇気のある行動だったと思います」

 指導者と選手に信頼関係があったからこその行動。筒香は指導者らに「みんなが出来る簡単なことではないと思うので、指導者には選手がコミニュケーションを取りやすい環境を作って欲しい。子供の環境を作るのは大人の腕の見せどころ。変化を恐れず、子供たちの勇気を出した事例があるので、大人も変化を恐れず、勇気を出した行動をする必要がある」と訴えた。

 野球界のスポーツマンシップにも言及した筒香。米国では相手が守備でファインプレーをした際には、相手チームのバッターであってもたたえ、マイナーリーグに行った際には、監督やコーチが毎日のように「相手にリスペクトを」と言っていたことに驚いたといい「リスペクトし合って、敬意を表し合っている。それはアメリカに行ってからの方が多いかなと思う。最初はビックリしたけど非常に大事なことだな、いいことを伝えているなと感じました」と感心していた。

 メジャー2年目だった昨季は、レイズ、ドジャース、パイレーツと3球団を渡り歩いて55試合に出場。パ軍入りした終盤に調子を上げて8本塁打、27打点、打率2割4分3厘をマークした。シーズン終了後にはFAとなっていたが、パイレーツと年俸400万ドル(約4億5600万円)で再契約。2度の戦力外を味わったが、単年契約で今季の挑戦権を得た。
報知新聞社

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