山本由伸、バリエーション増やしたパワーカーブ?

山本由伸には打ってつけの球種だったのか、パワーカーブ系の速い強いカーブ、西武打線にはかなり効いた。

この槍投げ投法、ピッチングフォーム的にトップまでの違いも出にくく、以後で違いあっても間に合わない。

実際、ホントのプロ投手の生きたストレートなら、140キロでも打たれない。156キロあって、対処しにくい変化球もコーナーに決まっているなら、去年同様のピッチングを見せられるコトになる。

開幕戦を山本、以後を宮城や山崎颯と続くと、不調でもない限り厳しい。日本のプロ野球、別に2チームや3チーム分の戦力が必要なワケでなく、不調や故障を上手く入れ替え1チームを効率良く稼働させられれば良い。そういう意味で、オリックスは投打でソフトバンクを止める可能性を持ったチームだと感じさせる。

**********************************

西武打線 オリックス・由伸の「速いカーブ」攻略できず…2回は中軸3者連続空振り三振
3/26(土) 5:30 Yahoo!ニュース
 17 
2回、空振り三振に倒れた山川(撮影・尾崎 有希)
 ◇パ・リーグ 西武0―6オリックス(2022年3月25日 ベルーナD)

 西武打線は山本特有の「速いカーブ」に屈した。象徴的だったのが2回。山川、中村、外崎が3者連続空振り三振を喫したのは、いずれも120キロ台後半のカーブだった。

 辻監督は「どうにか追い込まれたらファウルにするとか。粘らないと」と振り返った。一般的なカーブは100~110キロ台と遅く、浮き上がってから変化する。山本は軌道は同じだが球速がある。カーブと判別してから手を出しにいっても間に合わず、差し込まれた。最速156キロ直球との緩急もあり、全21球投じられたカーブを安打できなかった。

 8回までに9三振。無得点で「ベルーナドーム」に改称した本拠地での初戦を勝利で飾れなかった。辻監督は「この時期にこれだけの球を投げられたら打てない。どこも苦労すると思う。切り替えて前向きにいく」と語った。(神田 佑)

**********************************