極端な守備シフトの是非って。

極端な守備シフト、打者の強烈な打球が野手の正面を突いてアウト取るのを見ると、「賢いな!」と思ったりする。しかし、フラッと上がったフライやボテボテのゴロが、野手のいないトコに行って安打や長打になるのを見ると「バカじゃないの?」と思うコトもある。

いずれにせよ、守備側としてバッテリーが打者をどう攻めるか、打者側にわからない形であるべきだと思う。

今の大谷シフト、投手の大谷への攻め方は"(内外高低緩急)フリー"、大谷はプルヒッティング主体、打球はゴロやライナーよりフライ系だから、内野を打球傾向に合わせて右に寄せている。MLB投手が内外高低フツ~に攻めたら、ゴロやライナーの飛ぶ方向に内野を寄せたのだ。

一番サイテ~だと思ったのは、王シフトだ。一本足打法は、インローを弾丸ライナーでライトスタンドに運ぶコンセプト。それなら、内外高低緩急で散らせば、勝手にフォームを崩してくれたハズ。それを極端に右寄り守備シフトを敷いたら、インサイドにしか投げられない。868本のホームラン、ハッキリ言って、日本球界の未熟による恥辱だと思う。

それを、水島新司サンは「ドカベン」で対論、山田シフト或はフォアマンシフトという形で示した。山田はスタンスをホーム寄り、フォアマンはホーム寄りに踏み込み対応。山田はファール、フォアマンは左へホームラン。山田は雲竜からインサイドを突かれ死球負傷した。

この2つは、極端な守備シフトだと思う。

巨人セカンドの仁志は、スコアラーからデータ収集し、守備位置を細かく変えていた。阪神時代の新庄も、優れた視力でセンターから打者と配球を見て、守備位置を結構変えていた。逆に、中日井端は自分が動くと打者に見られるから先に動かない、投手が投げるトコで1・2歩動く程度と言ってたハズ。実際、谷繁が捕手の時だ。

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キャッチャー目線から「極端な守備シフト」をとりたくない理由は!?≪谷繁元信オンライントーク
4/8(金) 15:52 Yahoo! JAPAN

キャッチャー目線から「極端な守備シフト」をとりたくない理由は!?≪谷繁元信オンライントーク
メリットばかりクローズアップされるが、確率的にデメリットのほうが多いはず

メジャーリーグではよく見られ、日本でも強打者の場合などは見られるようになった極端な守備シフト。

過去のデータを参照して行っているシフトだが、谷繁元信さんはキャッチャー目線からすると反対だという。

 

理由はシフトを敷いたせいで「打ち取った打球がアウトにならないケースが出てくるから」だという。

「ヒット性の打球をアウトにする」というメリットよりも、上記のデメリットが発生するほうがキャッチャーとしては嫌だという。

 

極端なポジショニングをされると配球も制限されてしまう部分もある。

どうしてもシフトを敷いた方向へ打たせようという意識が働いてしまうからだ。

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