佐々木朗希、ガオレンジャー狼鬼に由来!

佐々木朗希(ささき ろうき)、確かに、子供と一緒に日曜朝の1時間半、プリキュア系や仮面ライダー系や超人戦隊系を見続けていた親なら、誰でも「ガオレンジャー」の狼鬼(ろうき)を連想しない者はいないだろう。ガオレンジャー、ガオレッドを金子昇、ガオブラックを純烈の酒井一圭が演じていた。

当初は敵の最強キャラ、しかし、宝珠を使うコトから、ただの敵キャラではないと予感させた。テトムは"千年の邪気を吸い込んだ嘗ての仲間"と知っていた。

千年の邪気を分離し、玉山鉄二のガオシルバーになった。カレは"タマテツ"の略称でドラマや映画にも起用され、人気俳優になった。

3歳年上の兄が、"ろうき"とつけたがったらしいが、現実に狼鬼なんてつけられず、漢字を朗希に変えたらしい。

今は、玉山鉄二はあまりテレビに出てないと思うが、ドコかが取材しないかな?狼鬼の声優、稲田徹サンになるのかな?スーツアクターというワケには行かないし。

 

 

 

 

*******************************

球界を席巻する佐々木投手、名前の由来は特撮から 強くて大人気の敵キャラだった?
4/21(木) 11:50 Yahoo!ニュース
 11
 
敵ながら子供たちに大人気だった「ロウキ」とは?
 
百獣戦隊ガオレンジャー』の敵キャラ「狼鬼」を再現した食玩、「SHODO SUPER 狼鬼 百獣戦隊ガオレンジャー」(バンダイ
 プロ野球シーズンが始まって早々、28年ぶり史上16人目16度目、しかも史上最年少で完全試合を達成した千葉ロッテマリーンズの佐々木朗希投手。その活躍は誰もが称賛しました。そして、その佐々木投手の名前の由来になった、とあるキャラクターにも注目が集まります。

【画像】狼鬼とともに人気だった「ガオハンター」 「悪」から「正義」へと変わった巨大戦士(5枚)

 佐々木投手の「朗希(ろうき)」は、『百獣戦隊ガオレンジャー』に登場したライバルキャラの「狼鬼(ろうき)」に由来するもの。何でも3歳年上の実のお兄さんのアイデアだそうで、佐々木投手の生まれた年(2001年)に放送されたスーパー戦隊ですから、影響が強かったのでしょう。

 この『百獣戦隊ガオレンジャー』という作品も、実はスーパー戦隊シリーズ全体から見てもエポックメイキングな作品でした。スーパー戦隊25作目であり、21世紀初の作品ということで、スタッフの力の入り方も違ったのかもしれません。

 その結果、作品はシリーズとして数年ぶりの大ヒットを記録、日曜の朝としては異例の2ケタの視聴率をたたき出し、時間帯での視聴率最高記録を20年ぶりに塗り替えたそうです。オモチャのセールスも好評で、それまでの合体ロボをスターターとして、小型メカをブースターという形で毎月小出しに販売する……という戦略を成功させました。

 作品の内容は、「オルグ」と呼ばれる邪悪な鬼の一族が復活し、それに対して大地の精霊パワーアニマルに選ばれた戦士ガオレンジャーが戦うという、シンプルな勧善懲悪の作品です。しかし、単なる子供向けというだけでなく、作品の内容には大人の鑑賞にも耐えうる深い物語がありました。そのひとつが、狼鬼に関する物語だったのです。

 狼鬼の登場はQuest 16。ストーリー展開では、最初の大幹部を倒し、ガオレンジャーの勢いも向かうところ敵なし……という雰囲気でした。狼鬼は千年前に過去のガオレンジャーに封印され、その遺恨から現代のガオレンジャーに戦いを挑んできます。その性格は寡黙でクール。一匹狼気質で、他者の力を借りずに自分の力だけで事を成そうとします。

 その矜持(きょうじ)に違わぬ実力の持ち主で、たったひとりでガオレンジャーの5人を圧倒するほどの力を見せつけました。さらに狼鬼には他のオルグにはない能力もあったのです。それが、パワーアニマルの宝珠を奪い、自分の手下となる魔獣に変える能力でした。

 初登場時にはガオウルフ、ガオハンマーヘッド、ガオリゲーターをすでに配下に収め、戦いのなかでガオレンジャーたちの持つ宝珠を次々に奪い取り、それらを自分の戦力としていきます。こうして仲間を奪われたガオレンジャーたちの、心と戦力を削っていきました。

ライバルとして高い評価を得た狼鬼
 
狼鬼から分離したシロガネが味方戦士「ガオシルバー」となって登場するエピソードを収録した、「百獣戦隊ガオレンジャー Vol.6」DVD(東映
 このパワーアニマルには戦力として大きな意味がありました。それは、合体して巨大ロボになることができるのです。

 当然、狼鬼も最初の3体が合体して誕生する「ガオハンター」という巨大ロボを有していました。そこに、武器などに変形できるパワーアニマルを奪取して、ガオレンジャー側の巨大ロボであるガオキングを徐々に弱体化していきます。

 こういったように狼鬼は、いわゆる作中の「ライバルキャラ」として活躍したキャラで、その圧倒的な実力でスーパー戦隊シリーズのなかでも高い人気を誇っていました。しかし敵キャラクターの宿命で、当然のように退場劇があるもの。それにはスーパー戦隊シリーズでは初となる試みとなる仕掛けも用意されます。

 実は、過去の記憶を失っていた狼鬼には重大な秘密がありました。それは純粋なオルグではなく、千年前のガオレンジャー・シロガネが自我を奪われたものだったのです。シロガネは千年前の戦いで強敵だった百鬼丸を倒すため、仲間の制止も振り切って強大な邪気のこもった「闇狼の面」を使ってしまいました。

 その結果、百鬼丸は倒すことができましたが、シロガネ自身は闇狼の面に取り込まれて狼鬼となってしまいます。仲間であるシロガネごと狼鬼を倒すことができなかった過去のガオレンジャーたちは、封印という方法を取らざるを得なかったのでした。

 しかし、たび重なる戦いのなか、狼鬼の面を割ってシロガネと分離することに成功するガオレンジャー。救出されたシロガネはガオレンジャー6人目の戦士、ガオシルバー/大神月麿(おおがみ・つくまろ)として正義側の戦士に復帰します。

 一方、狼鬼は邪気の力もあって復活を果たして巨大化、ガオキングストライカーとガオハンタージャスティスによって倒され、砂のように粉々になって消滅しました。敵が味方になるというパターンは過去にもありましたが、「最初はまったく違う敵」というのは初めての試みになります。

 作中で劇的な見せ場があった狼鬼は、いくつかの影響を残しました。そのひとつが搭乗していたガオハンター。当時、発売されたオモチャは物語の展開に合わせて前期バージョンと後期バージョンがありました。前期が「魔獣合体ガオハンター」、後期が「百獣合体ガオハンター」。スーパー戦隊シリーズで敵側としてオモチャが出ることは異例でしたが、前期のころからセールスは好調で、ここからも当時の子供たちの狼鬼人気がわかります。

 さらにこの事例から、次回作『忍風戦隊ハリケンジャー』では主人公とは別のライバル戦隊が考案され、「電光石火ゴウライジャー」が誕生しました。

 このように、当時の子供にとって狼鬼はまぎれもなく善悪を超えたカッコいいキャラのひとりでした。おそらく、同作の放送当時あたりからキラキラネームが話題になっていたと思いますが、「ろうき」という名前は他にいないのではないでしょうか? そういう意味では唯一無二な感じで良い名前だと感じます。これからも佐々木投手の活躍から目が離せません。
加々美利治

*******************************