MT車両を長く乗り続けるために・・・

MT車両に長く乗り続けるために、大切なコト。

・現状のMT車両を購入?おかしくない?

今のMT車両は、オートマチック・レブ・コントロールが殆ど着いている。カーオーナーにとっても、メーカーやディーラーにとっても、クラッチやミッションは修理や交換で扱いたくないトコだ。

・縦置ミッションを使うFR系のクルマという選択をするべきでは?

まあ、後は大抵5年以上経っていたらクラッチ交換している可能性高いし、試乗の時にクラッチペダル踏んでみたら大体わかる。安い中古で練習する方が良いハズだ。

大トルクのクルマほど、クラッチミスは痛い。ターボであれ、NAであれ、トルク大きいと、クラッチ圧着力は大きい。

・まず、低回転で練習すれば?

中間回転域より下で、シフトダウンだけでなくシフトアップも変速ショックないように、慣れるまではなるべく細目に練習する。特に、シフトダウンは一発ヒール&トウよりダブルクラッチで合わせる。4⇒3⇒2と落とす以外に、4⇒2や5⇒3のシフトダウンも練習する。

今のクルマほど、燃費対策で3速60キロを低い回転数にしてある。ギヤ比的に開きがあるので、3⇒2は慎重に合わせる。

オートマチック・レブ・コントロールあれば、楽だが。

 

 

 

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過保護はダメ! ドラテクも必要! ますます貴重になる「MT車」にずっと乗り続けるために重要な5つのこと
5/5(木) 11:20 Yahoo!ニュース
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ずっとMTに乗り続けたい人が抑えておくべきポイントとは
 
走っているクルマが多ければメーカーもパーツ供給を続けるだろう
 純エンジン車が消えるのも現実味を帯びてきたし、起動トルクが最大トルクであるEVが普及すればギヤボックスも基本的にいらない……。

【写真】MT車には付けて欲しくない「おせっかい装備」

 遠からず、手頃に買えるMT車が絶滅する可能性はかなり大きい。だとすれば、今後10年先、20年先もMT車に乗り続けるためには、今何ができるのかを考えてみよう。

■現行のMT車を購入する

 これからもできるだけ長くMT車に乗り続けたいのなら、今のうちに新車で手に入るMT車を買っておくのが一番! トヨタならGR86、GRヤリス、カローラスポーツC-HR、GRカローラ、日産なら新しいフェアレディZにマーチ NISMO S。マツダMT車が豊富で、ロードスターを筆頭にマツダ2、マツダ3、マツダ6、さらにCXシリーズも! あとはスズキのスイフトやアルト、そしてジムニーダイハツならコペン。スバルはBRZ。ホンダはN-ONEとシビックぐらい!?

 これらのクルマを新車で買えば、ミッションは新品だし、補修部品も生産終了後から少なくとも10年は大丈夫。一番安心して乗り続けられる。

ドラテクを磨く

 この時代にわざわざMT車にこだわるのなら、それにふさわしいドラテクを身につけておくことが肝要。ヒール&トゥが上手かどうかも大事だが、それ以上にまずブレーキを伴わないシフトダウンを変速ショック ゼロで毎回成功させるスキルが必要。オートブリッピング付のクルマなら機械任せでもいいが、“マニュアル”にこだわるのなら、ギヤチェンジの回転数の調整は自分の両足で完遂させたいところ。

 シフトアップに関してももちろんシフトショックはとことんなくす。かつてタクシーはATでもハイヤーはMTという時代があったが、あれは当時のトルコンATよりも熟練のハイヤードライバーがMTでシフトチェンジしたほうが変速ショックが少なかったため!

 シフトチェンジが上手なドライバーは、シンクロも痛めないし、鉄粉も出しにくいので、ミッションを長持ちさせることができるからだ。当然、シフトダウン時のオーバーレブも御法度。オーバーレブはミッションにもダメージがあるがそれ以上にエンジンブローに直結するので、貴重なガソリンエンジンを守るためにも気をつけよう。

■しっかりメンテナンス

 ミッションを長持ちさせるには、メンテナンスも欠かせない。良質のミッションオイルを定期的に交換するのが第一歩で、ミッションマウントやエンジンマウントも劣化すると、ギヤが入りにくくなるので要注意。

 クラッチも切れのいい製品で、ダンパー付のものがおすすめ。シフトブーツラバーなども切れる前に交換したい。

■暖機走行をする

 停車したまま暖機運転をしても、ミッション本体もミッションオイルも温まらないので、いわゆる暖機運転は真冬でも不要だが、その代わり駆動系全体が温まるまでゆっくりしたペースで優しく丁寧に走る暖気走行は必要。

■元気に楽しく走り回る

 最後は元気に楽しくたくさん走り回ること。機械は動かさないと調子を崩してしまうもの。大事にしつつもガレージに入れっぱなしにしないで、休日はロングドライブを楽しんだり、ワインディングを駆け抜けたり、ときにはサーキット走行も。

 いつも動いているクルマが一番幸せで長生きできるというものだし、走っているクルマが多ければメーカーもパーツ供給を続けるだろうし、心強い専門ショップも成立する!?
藤田竜太

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