歴代スカイラインやGT-Rで選ぶなら・・・。

仮に、自分が歴代スカイラインやGT-Rで選ぶなら/選べるなら、FJ20エンジンのR30スカイラインを選ぶ。歴代スカイラインの中で、このモデルからフュエルインジェクションになった。軽めの車体に直4のFJを積んだ。直6じゃなかったからGT-Rをネーミングしなかったと言われたが、このスタイリング、鉄仮面でも2本グリルでも良い。

ワタシ自身、以前S12シルビアRS-Xに10年乗っていた。常磐道で200キロオーバー出したり、甲州街道の新宿文化女子大前でオルターネーターが飛んで止まったコトもあった。茨城日立から神奈川横浜まで走ったし、大阪と福岡を往復もした。大阪ではエアフローメーターが飛んで、結婚式前日迄直らず、前日夜に守口から京都タワー会場まで慌てて走ったコトもあった。栃木では極寒でスピードメーターが動かない状態でも走ったし、広島と福岡も往復した。広島から香川まで走った。FJ20E、カムチェーン駆動独特の音が好きだった。

子供が産まれて、チャイルドシートが法制化され、仕方なく買い替えた。R34前期型スカイライン25GTV、R30鉄仮面焼き直しと言われた。

FJのR30もなかなかムリだと思うが。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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選んだのはハコスカ! DR30でサーキットを走っていた過去。R35はクルマに乗せられている感覚が強く、馴染めなかったオーナー|1972年式 日産 スカイラインHT 2000 GT-X
6/10(金) 19:03 Yahoo!ニュース
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外装はシンプルなR仕様にまとめ上げる。
「心血を注ぐ」とは、こういうクルマのことを指すのであろう。ノスタルジック2デイズ2018で一躍注目を集めたアンリミテッドが製作したハコスカ。速くて美しいをテーマに、約3年という歳月をかけて製作されたマシンは、オーナーと作り手のこだわりに満ちていた。
すべてにおいて最上級を目指したその仕上がりをご覧いただこう。

>>【画像45枚】外装のそこかしこがドライ&ウェットのカーボンに置換されているハコスカ。こちらもカーボン製で、スムーズな開閉を実現すべくフック&ブラケットもワンオフ製作されたトランクリッドなど

【1972年式 日産 スカイラインHT 2000 GT-X】

 数ある旧車のなかでも特別な存在感を放っているのがハコスカだ。武骨でありつつも味のあるスタイルにあこがれを抱く人は多い。チューニングの方向性もさまざまで、オーナーの個性が如実に表れるのもおもしろい。
 当初は、鈴鹿サーキットを走るために製作したというこのKGC10は、単に速さを求めるだけでなく、仕上げの美しさにもこだわった。なぜ、これほどまでのメイキングを求めたのか?

「もともとスカイライン好きで、20歳の頃からずっと4ドアのDR30を所有していました。そのうちサーキットにハマり、よく仲間と走りに行きました。イジリ倒して、格上のスポーツカーを追いかけまわしていましたね」と語ってくれたオーナー。

 かれこれ25年もの間、DR30との付き合いが続いたというから、かなりのほれ込みようだ。しかし、年月がたつにつれトラブルが頻発。クルマのポテンシャルにも限界を感じてきたこともありR35GT‐Rに乗り換えたそうだ。

 最新のGT‐R。その速さは圧倒的で、DR30時代に目標としていた鈴鹿2分30秒切りをあっさりと達成。しかし、オーナーにとって電子制御の塊であるR35はクルマに乗せられている感覚が強く、どうしても馴染めなかった。


>> 光沢が美しい前後バンパーはFRP製をベースにメッキ加工をしたもの。


>> モールはすべて新品に交換。カーボンシートを張り込み、すき間を目立たなくする工夫も凝らした。


>> フロントフェンダーはウエットカーボン、ボンネットやフェンダーミラーはドライカーボン製で、ボディ同色にペイントしている。カーボン仕様であることを、あえて主張しないあたりがシブい。当然ながら、その軽量化効果もあなどれない。


1972年式 日産 スカイラインHT 2000 GT-X(KGC10)
SPECIFICATION 諸元
■ ボディ:ホワイトボディ状態からフルレストア、グローバルジグにてフレーム修正、ホールソーによる各部穴開け軽量加工、フルスポット増し、アンテナ/クオーターピラー/給油口の穴埋め加工、安全タンク装着にともなうベースフレーム&トランクフロア加工、けん引フック装着に伴いフロア加工&リアメンバーチャネリング加工、リアスタビライザー溶接加工装着、エポキシプライマーによるボディ全塗装、キャビンフロア/前後タイヤハウス/腹下チッピング塗装、フロントバランスパネルのカーボン化、ガッチリサポート装着、ドライカーボンボンネット/ドア/フェンダーミラー、カーボンフロントフェンダー/トランクフード(サポートロッド製作)、ロールケージ取り付け、オリジナルシルバー全塗装、フロントスポイラー/オーバーフェンダー/リアスポイラーブラック塗装、ウインドーモールカーボン加工、FRPフロント&リアバンパーメッキ加工
■ エンジン:L28型改3.2L仕様(ヘッド)周回燃焼室アルゴン溶接(オリジナル形状、半鏡面仕様)、ポート拡大加工(3.2L専用ビッグポートスペシャル仕様:INヘアライン仕上げ、EX半鏡面)、スペシャル形状シートカット、ASW製79Rスペシャルカムシャフト、ABB/PBBバルブガイド、ASW製INφ46.5mm/EXφ38mm-119mmビッグバルブ/強化バルブスプリング/チタンリテーナー/強化コッター/ロッカーアーム/バーニアスプロケット(ブロック)N42マニアブロックフル加工、クランクキャップボルトサイズアップ、ラインボーリング、クランクセンター裏ボーリング、上下面研、ダミーヘッドボーリング、ホーニング、パルホスコート、3.2Lクランク逃げ加工、ブロックフィラー充てん、周回対応ブロック上面水穴数調整、オイル穴拡大、チェーンガイドボルト穴拡大、強化チェーン、ASW製ショートピンハイSPLφ89mm鍛造ピストン(ピンハイ27mm)/86mmストロークフルカウンタークランク/H断面ナローコンロッド(138.5mm)/アルミ製オイルパン、エアコン専用ATIダンパープーリー
■ 点火系:ライジング製ダイレクトイグニッションシステム、HKS製FコンVプロ制御、ASW製軽量オルタネーター、強化リダクションセルモーター
■ 吸気系:ソレックス50PHH(フルオーバーホール、パワーポンプジェット加工)
■ 排気系:φ48.6mm6-1チタンタコ足、φ80mmチタンマフラー
■ 燃料計:インジェクション高圧ポンプ(2基)、ASW製電磁ポンプ(1基)、大容量フューエルレギュレーター(2基)、コレクタータンク、フューエルデリバリーパイプ、ATLフューエルタンク、周回対応燃料配管
■ 冷却系:アルミ3層ラジエーター、電動ファン、オイルクーラー
■ 駆動系:OS技研ツインプレートクラッチ、ベルハウジング加工、HPI製6速クロスミッション、カーボンプロペラシャフト、R200デフオーバーホール、ニスモLSD(ファイナル4.1)、エスコート製アルフィンデフカバー/ビレットデフキャリア、デフメンバー位置上げ、等速ドライブシャフト、プロテック製アルミ削り出しハブ
■ 足回り:エナペタル製車高調(フロント7kg/mm、リア20kg/mm)(F)ピロエンド調整式ロワアーム/テンションロッド/タイロッド、強化スタビライザー(R)フルピロ調整式スイングアーム、ワークスタイプスタビライザー
■ ブレーキ:(F)ブレンボ4ポットキャリパー、φ330mm2ピースドリルドスリットローター(R)ブレンボ2ポットキャリパー、φ330mm2ピースドリルドスリットローター、インドラム式パーキングブレーキ(純正ワイヤー対応)ブレーキマスターバック/シリンダー大容量化、ブレーキライン引き直し、プロポーショニングバルブ装着
■ タイヤ:ダンロップDIREZZA ZⅢ(F)225/45R16
(R)245/40R17
■ ホイール:レイズ ボルクレーシングTE37V(F)16×8.5J -6
(R)17×10J -20
■ 内装:ナルディ製ステアリング、レカロ製RS-G(アルカンターラ)、6点式ロールケージ、レースパック製メーター/スマートワイヤー(フルハーネス)


初出:ノスタルジックスピード 2018年5月号 vol.016
(記事中の内容は掲載当時のものを主とし、一部加筆したものです)
Nosweb 編集部

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