日本アマチュア野球で育んだ主力選手のメンタル!

分業専業の国、アメリカでは先発は6・7回、後は1回の中継を1・2人、抑えが1回投げるシステムだし、勝つ試合はそうした出番と成果数値が上がるべきなのだ。そんな中、先発が余計に1・2回放ると言うのは、準備している中継の出番を奪うコトになる。査定の仕方にも依るが、中継は作り損なイメージになる。本来、先発をドコまで投げさせ、中継をドコから繋ぎ、抑えに繋ぐ判断はチーム監督の権限だ。仮に、大谷が「もう1回!」と志願するなら、それまでの点差や投球内容とタマ数で、「投げたい!」という説得材料が必要になる。チームの状況に対する見方や感じ方、アメリカ選手のソレとは違うのでは?元々、抑え投手の休養日らしく、その分余地はあったのだろう。一方で、せっかく作って準備していた中継投手が、1人出番をなくしたかも知れない。日本よりは作り始め遅いし、投げ始めも登板予定回の前イニングからだろうから、投げ始める前には調整できたろうとは思う。もちろん、勝ちながら、どうしても試したい投手いたら、大谷が「あと1回投げたい!」と言っても「もう今日は上がれ!」と命じたかも知れない。8回まで投げて108球だから、煩悩の数でちょうど良かったかも!

なかなか通じにくいが、今のカレ、チームに受け入れられているというコトだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

******************************

快投の大谷 八回続投は志願 監督の問いに「ノー」「投げたい気持ちが強かった」
6/23(木) 15:30 Yahoo!ニュース
  39
エンゼルス・大谷(提供・共同通信社
 「エンゼルス-ロイヤルズ」(22日、アナハイム

 エンゼルス大谷翔平投手(27)が「2番・投手兼指名打者」で出場。投手として8回2安打無失点、メジャー自己最多となる13奪三振の快投で6勝目を飾った。

【写真】ネビン監督代行と握手する大谷

 志願の続投だった。七回を終え、ネビン監督代行の「降板するか」の問いに「ノー」と首を大きく振った大谷。このやり取りについて、大谷は「まだ余力がありましたし、投げたいなという気持ちが強かった」と振り返った。

 そして今季最長の八回まで登板すると、2死無走者でペレスから見逃し三振。メジャー自己最多13個目の三振を奪い、ほえながら右拳を握った。球数も今季最多108球だった。

 チーム事情もあった。この日、守護神のイグレシアスが登板しないことが試合前から決まっていたこともあり、「一回でも長く」と続投。今季最長のイニングに突入したが、「八回はしっかりひとりひとりきる。ブルペンも作っていると聞いていましたし、何かあれば、任せることができるのでひとりひとり出し切ることを考えて行きました」と語った。

 前々回は14連敗で止め、前回は4連敗を阻止。今回は2連敗で止めてチームを救った。大谷は「連敗している時に登板するのはなかなかきついですけど、やりがいを感じてしっかりと仕事ができたのは良かったかなと思います」と充実の表情だった。

******************************