王・張本・イチローそれに落合も!

まあ、確かに、今後のNPBに於いて、王や張本やイチローが再来する可能性は高くない。それぞれに個性ある打ち方を理解され、場を与えられた。

今はアメリカでも大谷シフトを敷かれているが、配球はオーソドックス、内外高低緩急フリーだ。それでも打率を2割5分近くに抑えている。王のホームランについては、王シフトという誰がやり出したか、NPB最大の愚策だった。王にだけ、シフト上イン(ロー)しか配球しないと相互にわかっているとは、投手が攻められるストライク9箇所エリア中、1/9や1/3に減るコトを意味する。挙げ句に三冠王を2度、それ近くを3度も稼がれている。セ・リーグが対戦5球団として、やるべきシフトは逆、ないしは配球自体は散らすべきではないかと、考えるスコアラーやバッテリーや監督コーチはいなかったのか?

張本やイチローは、左打者ヒットメーカーだけに、野手の処理できない位置にゴロやライナーやフライを落とし、早く一塁に駆け込むスキルが必要だった。右打者は、内野安打の点で苦しい。

落合の三冠王3度はマレな例だ。稲尾監督がアマチュア時代にカラダがデキてない落合のオフのフリーを許し、自分の打撃に専念できる環境を与えた。また、超狭い川崎球場が、ホームランには相当効いてた。ロッテでは、毎年契約更改で揉め、3度の三冠王でも1億超す提示を受けずに、中日へトレードされた。

今のロクにタイトルも獲れない、15勝や35本塁打もできない、フル出場すらできない選手達に6億支払われているかと思うと、野球の質低下とフロントの質低下を感じる。

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落合博満氏 王、張本、イチローを超える打者は「出てこないと思う」 3人に共通することとは
8/3(水) 17:20 Yahoo!ニュース
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落合博満
 現役時代に3冠王を3度獲得し、監督としては中日を4度のリーグ優勝に導いた落合博満氏(68)が3日、自身のYouTube落合博満のオレ流チャンネル」を更新した。

【動画】「落合博満のオレ流チャンネル」第34回

 歴代1位の通算868本塁打を記録した王貞治氏(82=現ソフトバンク球団会長)、同じく歴代1位の通算3085安打の張本勲氏(82=スポニチ本紙評論家)、そして日米通算4367安打を放ったイチロー氏(48=現マリナーズ会長付特別補佐兼インストラクター)について言及。この3人について「それ以上打った人はいないわけだから、(その分野で)一番」と言及。「記録に残るか、記憶に残るかっていうことを、“オレは記憶に残りたい”って言った選手いたけどさ、記憶に残るっていうのは、記録には勝てないんだよ。例えば、去年優勝したのはどこで、2位はどこだったっていったら、すぐ忘れるじゃん。それと一緒でね、1番上の記録を持っている人っていうのは延々と語り継がれていくっていうものがある」とした。

 野球界にさん然と輝く記録を残した3人のレジェンドを超える打者は出てくるのか。落合氏は「みんなそうだよ。真似のできないスイングだから、あそこまでいったんだろうと。で、真似をしようと思っても本人に話を突き詰めて聞かないと、原理・原則が分からないだけに、ただ上っ面の真似で終わってしまう。だからこの3人を抜く選手ってのは出てこないと思う」と断言した。

 「それだけ日本球界にとっては素晴らしい成績だということなんだろうと思うよ。だからすごいバッターを挙げろと言えば、この3人。それは数字が物語ってる。それ以外の評価のしようがないもん。だから、王さんは全打席ホームランを打ちにいったんだと思うよ。本人はそういうこと言わないけどね。でなきゃ、あそこまで打てないと思う」と分析。さらに、イチロー氏が本塁打を狙っていたらもっと打てたかという部分については「ボール球を振らなくなって、(本塁打になる)確率のいいボールを探しに行ったら、もっとホームランは増えてると思う。その代わり、安打数は減る。率も減ると思う。その人が何を考えて野球をやるかによって、数字っていうのは変わってくると思う」と考えを述べた。

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