ムーディー勝山が選ぶ、野球マンガ最強投手

ムーディー勝山野球マンガが好きなのはわかるし、今のマンガばかりの"薄っぺら野球マンガー"ではないのはわかる。10位までの選択で7位から5位までを水島新司ゾーンと宣して、藤村甲子園や三原心平や水原勇気、剛球一直線で難波高での甲子園制覇や東大での六大学制覇をして巨人V10を止めた藤村甲子園が水原勇気より下位評価にガッカリして、以降のランキングを見ていた。

2位の星飛雄馬でのコメントには、少し浅さを感じた。高1年夏甲子園で花形の紅陽高に敗れたが準優勝、濡れ衣暴力事件で退学、他球団スカウトを辞退し、巨人にテスト生入団。東映尾崎の例を踏まえたのか。実質、高1でのプロ入りは小柄軽量。作者梶原一騎のもう1つの作品主人公番場蛮とも共通、開発魔球の方向が違う。ハナから投打主力黒沢の背番号4をつけた番場蛮はハイジャンプ⇒大回転から分身、最後に全部載せをやった。川上から背番号16を受け継いだ星飛雄馬は、最初から魔送球応用でバットにブツける1号と急角度でドロップホップする2号から、捕手に届くのがやっとのタマを投げる3号。左腕が壊れ、ビッグビルサンダーの指導により、右腕投手左強打者とスクリュースピンスライディングの代走として長嶋巨人に背番号3で復帰した。スクリュースピンスライディングであって、侍ジャイアンツのウルフがやっていた殺人スライディングではない。大リーグボール右1号蜃気楼は巨人の星版の分身だった。新巨人の星Ⅱでは、右サイドハンドで蜃気楼を放り、1号から3号までも右から放り、阪急との日本シリーズ終戦パーフェクトゲームを達成!実際には叶わなかった、第1期長嶋茂雄監督下での日本一を達成した。

梶原一騎は、星一徹の口を借りて「長嶋茂雄監督1年目の最下位は、選手気分のまま監督をしたせいだ。」と評し、「近代野球監督として目覚めれば、川上を遥かに凌ぐ器になる。」と述べていた。実際、巨人フロントや江川や桑田他の内部問題で、そうはならなかったが。

第1位に再度水島新司ドカベン」の不知火守を持って来てくれて、感謝したい。

ドカベンシリーズ、最後はプロ野球ドリームトーナメントとして、ラスボスは中西球道になった。大甲子園で準決勝引分再試合、金属バットで倒した相手との10年近い歳月の末の再戦より、中学最後の試合鷹丘中-東郷中に現れ、後の明訓高監督となる徳川家康と共に山田の負傷を手当し、高1夏神奈川県1回戦から高3夏神奈川県決勝まで常に立ちはだかった。最初は左目義眼、父親から移植手術、チェンジアップ、剛球フォークと新たな武器を手に立ち向かった。

日ハムでは土井垣将とバッテリー、プロ入り初開幕先発ノーヒットノーランを達成した。国内FAでは、パ・リーグエキスパンションの四国アイアンドッグスに移籍した。

四国アイアンドッグスは、犬飼小次郎&武蔵&知三郎を中心に、不知火や土門や中ら、ドカベン本編ライバルを集めた"本筋ライバル球団"。

京都ウォーリアーズは、何故か微笑三太郎を監督に、大甲子園の決勝相手紫義塾高メンバーや中西球道らを入れていたが、大甲子園最後の敵、壬生狂四郎はいなかった。水島新司が何故、このチームに拘ったか疑問だった。

 

 

 

 

 

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魔球に超速球!歴代野球漫画で「最強だった投手」ムーディ勝山が選ぶ12人は?
8/28(日) 11:31 Yahoo!ニュース
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少年マガジンコミックス『名門!第三野球部 飛翔編』第24巻(講談社
 エレベーターで先に降りる人が閉めるボタン押して出ていってくれたけど、閉めるが反応しなかったときはなんだか申し訳なくなります。ムーディ勝山です。

【画像】漫画好き芸人・ムーディ勝山選「野球漫画の最高投手」1位から10位

 夏が好きです。海に花火に祭りに、高校野球。最高です。

 3年ぶりに一般観客を入れての熱い甲子園も終わりました。選手のみなさまお疲れさまでした。今年も熱闘甲子園を見ながら飲む酒が、流れた涙でしょっぱくなるという「甲子園ソルティドッグ」を楽しませていただきました。

 漫画にも野球漫画がたくさんあるので、この機会に「野球漫画界の最強選手~投手編~」と題して、ランキング形式で発表させていきたいと思います! 麒麟の川島さんから「圧倒的なリサーチ力を誇る男」と呼ばれている私ムーディ勝山ですが、全てを網羅しているわけではないのでとても偏ったランキングになります。そこは右から左に受け流してください。あくまで僕の“体感”で選んだランキングです。

■『キャプテン』『タッチ』『ダイヤのA
 ではまず10位は「近藤茂一」です。

 ちばあきお先生の名作『キャプテン』からの選出です。漫画を読んだときの記憶を辿ると、近藤の豪速球はイメージに残っていますね。その実力で一年のときから活躍し、チームでも存在感を発揮します。しかし、大事な場面での凡ミスや無神経な発言があり怒られる場面もありますが、3年でキャプテンに就任すると勉強も大事にしたり、後輩を育成したりとしっかりしたキャラに成長するのです。初期はミスも多いが後期は頼もしくなるという、三国志張飛のようなエピソードです(笑)

 続いて第9位は『タッチ』から「上杉和也」。「きれいな顔してるだろ」でおなじみ、物語の序盤で帰らぬ人となってしまった上杉和也です。冒頭の有名なシーンや序盤でいなくなることから、あまり投球のイメージがないかもしれませんが、事故に会う前に地区大会準決勝までの5試合に登板しております。その5試合で失った点はわずか1点のみ。52イニングを投げて1失点。これを計算すると、通算防御率は脅威の0.17。

 なお『水曜日のダウンタウン』の説で全漫画の投手の防御率を調べた結果、和也の数字が一位だったそうです。

 第8位は『ダイヤのA』より、主人公のライバル校である稲城実業のエースを務める「成宮鳴」。150km/h近い速球と多彩な変化球。何よりもそのキャラクターに魅力があります。名言も多く「足りなきゃ埋めるまで!やる事が多すぎてのんびり落ち込んでる暇なんてねーよ!」という前を向く強さが素敵な投手です。

■偉大なる水島新司作品の名投手たち 
 では続けて7位からの発表です。

第7位「男どあほう甲子園 藤村甲子園」
第6位「ストッパー 三原心平」
第5位「野球狂の詩 水原勇気

 7位から5位は水島新司ゾーンです。野球漫画の第一人者の水島新司先生は、多くの野球漫画を描かれているのでいろんなキャラクターがいます。

 7位は藤村甲子園。ストレート一本という昔らしいキャラクターです。「いくでぇ、豆タン!」「はいな!あんさん!」という、主人公の藤村甲子園と女房役の捕手・豆タンとの掛け声は、思い出しただけで涙が出そうなくらい懐かしいです。水島先生の胃の不調で、途中からストーリーを担当した佐々木守先生は甲子園が大阪にあると思っていたぐらい野球を知らない人だったそうです。ですが、それをきっかけにあだち充先生の初の野球漫画である『リトル・ボーイ』を連載されました。

 6位は渋いチョイスですが、凄く好きな漫画『ストッパー』から主人公の三原心平です。投手の能力としてはプロレベルに達して無いが、駆け引きで打ち取ったり、果てにはヤスリで球を傷つけたり、ポマードを塗って変化をさせる不正投球を行います。そこの証拠となるボールを押さえようとするドラマまで描かれる漫画で、中々無いストーリーで好きな野球漫画の一つです。

 5位は史上初の女性投手の水原勇気です。いかにして女性投手が誕生し、プロ野球の選手として通用するにはどうするのかというストーリー。その答えとして「ドリームボール」という魔球が誕生します。それまでに前例がないもの、というのが好きなので水原勇気という史上初の女性投手は、受け流せません。

 さて続く第4位は、なかいま強先生の野球漫画『わたるがぴゅん!』から主人公の与那覇わたるです。昨今の漫画人気から、度々メディアや雑誌でも漫画が取り上げられる。が、なかいま強先生の作品を取り上げられているところをあまり見ないことに、正直憤慨しております!

 本当に漫画好きなのかあなたたちは!? なかいま強作品の名前を出さないあなたたちは本当に漫画が好きなのか!? そう問いかけたくなります。相撲漫画の名作『うっちゃれ五所瓦』。多分、漫画の中で一番笑ったのは『柔道部物語』か『うっちゃれ五所瓦』だと思います。ゴルフを描かれた『黄金のラフ』も最高に面白いです。

 この『わたるがぴゅん!』に至っても笑える野球漫画で、沖縄出身のわたるが投げる「ハブボール」にワクワクさせられっぱなしでした。打者の前で3段階ぐらいホップするこのハブボールは読んだ体感でもかなりの威力でした。それにしても怒ってます。漫画好きと名乗る者たちよ! なかいま作品をもっと紹介しろ!!!

■選びきれない名作野球漫画の超スゴ投手
 第3位は、『MAJOR』の茂野五郎、『名門!第三野球部』の桑本聡、『緑山高校』の二階堂定春。この3人が同率となりました!

『MAJOR』の茂野吾郎はメジャーにまでいっていますし、W杯日本代表にも選ばれているので実績的は1位じゃないでしょうか。満田拓也先生の投球の描写が迫力があって体感的にも、威力のある速球でした。

 出ました! みんな大好き『名門!第三野球部』です! この漫画で初めてパームボールという球種を覚えました。主人公あすなろのライバルである桑本聡。ひょろっとしたその長身から繰り出される「三階カーブ」と速球。その後、清原や長渕ばりの肉体改造でムキムキになるのも印象的です。

 そしてやはり外せない『緑山高校』の二階堂です。漫画の描写で一番凄い球を投げているのは完全に緑山高校の二階堂です。昔に読んだ記憶では投げた後の球がでっかくなってコマのほとんどを埋めているようなイメージがあります。どうやら200キロぐらいの球を放っていたそうで、これぞ漫画という描写とギャグが最高な野球漫画でした。

 そして第2位は、『巨人の星』より星飛雄馬!

 怒ればちゃぶ台をひっくり返す昭和の象徴のような厳しい父親、木の影から見守る姉、大リーグボール養成ギブス、ライバル、魔球……思えば漫画を面白くさせる要素がいっぱいの作品です。

 やはり主人公の星飛雄馬による魔球「大リーグボール」が2位にランクインした大きな要因です。親友、父親と、ことごとくが敵として飛雄馬の前に立ちはだかるので、もう少し飛雄馬に優しいストーリーにしてくれ! と、幼心に思っていました。ちなみに続編である『新巨人の星』では、左の代打専門として巨人に復帰するストーリも面白く、序盤の「殺人スライディング」は超見ものです!

 さあ、ここまで大変長くなってしまいましたが、いよいよ1位の発表です。

 栄光の第1位は……『ドカベン』の不知火守です!

 やはり1位は野球漫画の第一人者である水島新司先生の名作『ドカベン』から、主人公山田太郎のライバルである神奈川県・白新高校のエース不知火守を選ばせていただきました!!

 同じくドカベンの登場人物である土門にしようか迷った結果、不知火にしました。

 MAX162km/hの速球と高速フォーク、そして「超遅球」と呼ばれる超スローボールが武器。そして右目が見えるようにつばの割れた帽子がトレードマーク。一年の秋から選手権監督も務める働きっぷりに、投げるだけではなく打つ方も、プロになってから幾度となくホームランを打つほど一流であります。

 3年の夏には225イニング連続無失点、完全試合2度という神がかり的な活躍をしています。「打倒山田」を掲げていましたが、プロ編になってからバッテリーを組むという胸熱な展開も待っています。個人的な想いも込みで、この不知火を一位とさせて頂きます!

 このようなランキングになりましたが、みなさんの漫画最強投手も教えてください。
ムーディ勝山

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