ロータス/ケータハムスーパーセブン?良いと思う?

モータージャーナリスト、ロータス/ケータハムスーパーセブンについて、何故このクルマがイマイチなのか、ちゃんとわかってないのではない?

貧相なエンジンや快適装備の割に、価格がバカ高いからだ。いいエンジン載ると更にバカ高くなる。実のところ、MGやマツダ他のFRオープンと比べても格段に高い。フツ~に考えて、実用性に乏しい。ただの2座ではセカンドカーとしても厳しい。1人分の荷物としても厳しいし、2人でちょっとした外出や買い物してもヤバい。文字通り、乗るだけのクルマだ。

軽量化技術もココで止まっている。元々、縦置FRだからシャフト結合、葉巻型車体は剛性にあまり寄与しない。むしろ、フレーム構造にしてもっと幅広くすれば、もっと優れた操縦性を持つ車体になったハズ。また、縦置/横置ミドシップをできるフレームに発展させるコトもなかった。

もっと実用性を鑑みた装備をし、キチンと大量生産して、安く供給する手もあった。思ったより、原価採算性の良くないクルマにしてしまった。

こんなクルマに高ポイント投票したモータージャーナリスト連中、2座オープン所有歴あるのか?軽自動車エンジン積んでも600万出すほど、遊びグルマに出すカネあるのか?

 

 

*********************************

自動車評論家42人が選んだ「いま買っておきたいクルマ」2022年の総合第12位は、「スポーツカーの原点」英国のライトウエイト・ポーツだ!
11/25(金) 7:10 Yahoo!ニュース
  4
今という時代にベストマッチ?
 
これは4輪のモーターサイクルだ!
雑誌『エンジン』の大人気名物企画、「エンジン・ホット100ニューカー・ランキングス」。大激変期のいま、僕たちクルマ好きの欲望を一番刺激するクルマはいったい何か? 42名のホット100選考委員のジャーナリストと編集部員のそれぞれが、2022年の今だからこそ買いたいと考える20台に20(1位)~1(20位)のポイントをつけて投票し、新車で買える熱々の100台を選んだ。2022年版のホット100に選ばれた注目の上位20台をカウントダウン形式で発表する。第12位に選ばれたのは?

【写真26枚】自動車評論家42人が選んだ「いま買っておきたいクルマ」2022年の総合第12位、ケータハム・セブンの写真をチェック

◆総合12位は、コーリン・チャプマンがつくった4輪のモーターサイクル! ケータハム・セブン

昨年36位だったケータハム・セブンが大きくジャンプ・アップ!大激変期のいまだからこそ、プリミティブなスポーツカーに、乗っておきたいと思った委員も多いようだ。

電動化待ったなし! が取り沙汰されるこんにちにあって、1957年生まれのロータス・セブンを祖とするケータハム・セブンが12位に入った。シンプル&軽量を突き詰めたスポーツカーの原点、ロータス創立者コーリン・チャプマンがつくった4輪のモーターサイクルが一定の支持を集めたのである。「シンプル&軽量」は今回のホット100のランキング全体にいえる傾向だ。

さて、筆者自身、ケータハム・セブンを1位に選んだものの、実際に買うことはおそらくない。根性がないからで、その意味では不誠実で読者諸兄に申し訳ないです。これを1位にするようなひとになりたい。という願望は本当です。1月末のエンジン大試乗会に参加し、フォードのシグマ・エンジン搭載モデルが、エンジンの生産終了につき、在庫販売のみになっているという現実を知り、さらに颯爽と走るその姿を見て、思い出したのである。セブンほど痛快なスポーツカー体験はなかったことを。

そのケータハム・セブン、昨年秋にスズキの658cc3気筒ターボを搭載した軽規格のセブンが復活。「けっして旧き良きスタイルだけが売りの古典的な乗り物にあらず。加えて手を入れる余地も無限大。維持費も安価。これぞ理想的な大人のオモチャ」(上田)であり、超高齢化時代真っ只中のニッポンにおいては、「こいつで動き回れるあいだは大丈夫だと思う。身体能力検査マシーン」(荒井)という使い方も考えられる。「いま新車で買えるクルマではもっとも設計が古いクルマの1台のはずだが、一周回って、今という時代にベストマッチ?」(佐野)している。

「これほどプリミティブな古典的スポーツカーが新車で買えることを素直に喜びたい」(塩澤)。なにしろ「クルマ界で別格の存在」(西川)なのだ。

「軽さは正義、だ。(略)重たいバッテリーを積み込む前に手に入れたい」(嶋田)。投票者には強い危機感もある。「走る合法ドラッグ。(略)マゾヒスティックなエクスタシーを味わえる真の意味でのライトウェイト・スポーツ」(藤原)は、内燃機関とともにいつご禁制になってもおかしくない。とはいえ、セブンは衝突安全性等、いくつもの危機をくぐり抜けてきた。「現在は日本のVTホールディングス傘下にある」(藤野)ことが、ケータハムとセブンにとってよりよい方向に働くことを祈りたい。

ケータハム・セブン(170S、480S含む)」170S:全長×全幅×全高=3100×1470×1090mm。ホイールベース=2225mm。車両重量=440kg。658cc3気筒ターボは最高出力85ps/6500rpm、最大トルク116Nm/4000~4500rpmを発生、5MTを
介し後輪を駆動する。車両本体価格=577万5000円~

文=今尾直樹

ケータハム・セブンにはこの9人が投票! 134点を獲得!!
今尾直樹20pt+編集部上田19pt+編集部荒井18pt+佐野弘宗18pt+編集部塩澤16pt+西川淳16pt+嶋田智之14pt+藤原よしお12pt+藤野太一1pt(合計134pt)

(ENGINE2022年9・10月号)
ENGINE編集部

*********************************