西武辻監督勇退!今井と高橋光の髪を切れなかった。

選手と近かった西武の辻監督だって?野放しに近かったんじゃないの?結果を出せば、目を瞑るというモノだろう。

だから、このパ・リーグに於いて2年連続優勝しながら、1勝アドバンテージ&全戦ホーム開催のCSファイナル敗退、今回は肥大戦力のソフトバンクに勝つには2つ勝てば良いCS1stで懲りない展開で連敗した。

この6年、投手打者とも伸び伸び育成した。菊池雄はMLBへ、浅村は奥さんの楽天へ、山川は本塁打王、森は首位打者、高橋光と今井の甲子園優勝投手も1本立ちした。しかし、野放し放任の限界を感じたのだろう。誰もがわかる、チームの弱点に手が着かない。パ・リーグで優勝するコトができても、短期決戦たるCSすら勝ち抜けない。パワーある選手はひたすらパワー任せ、守備の選手はほぼ守備だけ、1本立ちした高橋光と今井は増長したか髪型に気を使う始末、ダルビッシュ有がMLBでやっているコトを、今やっている。ダルビッシュ有ですら、日ハムでは結構坊主アタマだったのに。

別に、MLBを目指さなくても、より長くレギュラーでいてより高年俸取るために、国内FA見据えて他球団からも評価される選手になるために、各選手への課題の指摘や練習を課す必要はあったハズ。

山賊という呼び名がピッタリ、ソフトバンク投手陣や各チームエースでも嬉々として立ち向かう打線は脅威だった。源田と外崎だけでなく、内外野連係も素晴らしかった。

もったいないチームだった。

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選手と近かった西武の辻監督 笑顔で「勇退」、涙なし 
10/9(日) 20:43 Yahoo!ニュース
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退任発表後、取材に応じる西武の辻発彦監督
 笑顔の退任発表が、この監督らしかった。

 埼玉西武ライオンズは9日、福岡ソフトバンクホークスに2―8で敗れ、クライマックスシリーズ(CS)の敗退が決まった。

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 試合後、球団広報から担当記者に「集まってください」と連絡があった。午後5時55分、奥村剛社長から辻発彦監督(63)の今季限りでの退任が伝えられた。

 「この6年間、たくさんの功績をチームに残していただいた。大変感謝をしております」

 社長はそう話した上で「昨年から今年にかけてチームの立て直しを図っていただいたこのタイミングが、後進に引き継ぐベストなタイミングということで、判断をさせていただきました」と説明した。

 さらに社長は、こう強調した。

 「辻監督は『勇退』ということになります」

 「勇退」という言葉に違和感を持つファンはほとんどいないのではないか。

 指揮をとった6シーズンのうち、Aクラスが5度。2017年に就任し、それまで3年連続Bクラスだったチームをいきなり2位に押し上げた。

 18、19年にはリーグ連覇を達成。菊池雄星ブルージェイズ)、秋山翔吾(広島)、浅村栄斗(楽天)と主力が次々にFAなどで移籍していく中、日本一にこそなれなかったが、最下位に沈んだ昨年をのぞけば、安定した成績を残した。

 冒頭に書いた「笑顔の退任発表」は言葉の通りだ。

 奥村社長の後、取材に応じた辻監督は最後まで涙を見せなかった。

 「この年齢になって6年間もユニホームを着て。若い選手たちと一緒にグラウンドに立ててボールを投げたりノックをしたり。ワクワク、ドキドキもして。やっぱり野球は楽しいです」

 そう言って笑った。

 優しい笑顔で「選手との距離が近い」監督だった。
朝日新聞社

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