落合博満の時代、当時NPB日本人に1億円プレーヤーはいなかった。というか、V9巨人のON、長嶋茂雄や2年連続三冠王の王貞治ですら、1億に迫らなかった。ソコに唯一、実力で迫ったのが当時稲尾ロッテの落合博満だった。
他に1億円を超したのは、日本一連覇の野手のリーダー石毛宏典と投手のリーダー東尾修だった。カレらは、当時優れた成績を残していたワケではなかった。しかし、チームが強く、優れた成績を残し続けなければ、ソコに迫る年俸にもなり得なかった。
ロッテ落合は、デビュー当時二塁手で新人の西武石毛と日ハム島田とで首位打者を争い制して以来、リー引退で空いた一塁手で三冠王を2回獲った。その時にロッテフロントに1億円を迫った。交渉決裂し、コミッショナー裁定にもなったが、1億手前に。三塁手として初、2年連続3度目の三冠王、いよいよ1億円超えが確定したかに見えた。
ロッテは稲尾から有藤に監督交代、川崎球場から千葉マリンスタジアムに移転、落合を中日牛島らとトレードした。落合は中日で漸く1億円を超えた。
今の1億円超えプレーヤー達、落合や石毛や東尾らに優る選手いるか?柳田らのソフトバンク、菅野や坂本らの巨人など、査定のザルさ加減で1億どころか、何億にもなっている。ヤクルト村上だって、たった1度の三冠王、バレンティンより13試合多いのに4本負けた56本で、何億もらった?
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落合博満氏 伝説のフレーズ「いち、ろく、ご」“復活” 年俸を公表した理由は…
12/23(金) 17:10 Yahoo!ニュース
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落合博満氏
現役時代に3冠王を3度獲得し、監督としては中日を4度のリーグ優勝に導いた落合博満氏(69)が23日、自身のYouTube「落合博満のオレ流チャンネル」を更新。年俸の“公表”について語った。
【動画】落合博満の「オレ流チャンネル」第73回
落合氏といえば中日に在籍していた90年1月の契約更改後の会見で、金額を問われた際に発した「165(いち、ろく、ご=1億6500万円)」のフレーズが有名。この金額“公表”に「言った年もあれば、ぼかした年もあるよ。3億3000万なんて言ってないはずだよ」と話し、発表する時の理由については「なんかあったんじゃないかな。アハハハハ」と笑顔を見せた。
高年俸だった落合氏だが「税金86%だからな。当時の税制、そういうあれだもん」(80年代には、高額所得者には所得税と住民税を合わせて最高で80%台にもおよぶ課税があった)。続けて「所得税68%くらいかな。区民税出せば80(%)は優に超えてたよ。だからテレビで1回、3億円を目の前にして“ここの部分だけ税金だよ”ってやったことあるよ。“手取りはこれですよ”って。税金の高い時代だから」と振り返った。
動画の最後には“おまけ”として現役時代を思い出し、伝説のフレーズ「165(いち、ろく、ご)」を再現した。
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