フェラーリのネーミング、ちゃんとわかって書いてるの?

記事、ちゃんと校正されているの?事実誤認してない?

フェラーリは元から排気量(リッター数)&シリンダー数のパターンと1気筒当たりの排気量は出す車両、交互にネーミングしている。近年の方が、ネーミングロジックが変わって来ている。

元々、FRで60度V12の1気筒当たり365cc⇒4.4リッターのデイトナから、ミドシップで180度V12[車名にはボクサー=水平対向だが]で引き続き1気筒当たり365cc⇒4.4リッター変わらずBB(ベルリネッタ=クーペ&ボクサー=水平対向エンジン)とネーミングした。

マイチェンで、アメリカ輸出向けに5リッターに排気量アップした。5リッター&12気筒BB。別に、馬力は20馬力下がったが、トルクは2キロ上がっていて、最高速度は±ゼロという発表だ。

NASAダクト以外でも、365BBはテールランプが片側3灯じゃない?512BBは片側2灯。

最高速度など、カタログ表示の観念も間違ってない?

イタリアやアメリカやイギリスやフランスらは、カタログ表示は計算値や見込値だ。日本はドイツに品質管理を倣って、カタログ表示以上の性能を保証する。コレを理解してないと、こういうバカな書き方になる。

300キロを狙う上で、ランボルギーニフェラーリミウラやデイトナ辺りの頃から、当時レベルの空力(前面投影面積)や馬力&トルクなどを計算していた。デイトナに比べて排気量小さいミウラは、377馬力出れば300キロに到達する計算だったし、デイトナは375馬力出れば到達する計算だった。デイトナは352馬力で至らず、ミウラはリヤ拡幅などで抵抗が増えたハズ。

ランボルギーニは、カウンタックではミウラ同様のダウンドラフトを使えず375馬力だったが、ミウラに比べ空力は向上したハズで、300キロを謳った。

フェラーリは、ランボルギーニへの対抗もあったが、BBはカウンタックより馬力やトルクでの優位があり、302キロを謳った。

 

 

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フェラーリ 512BBは排気量アップにより最高速302km/h!? スーパーカーブームを代表する1台に【スーパーカークロニクル/012】
1/9(月) 18:10 Yahoo!ニュース
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フェラーリ 512BB(1976-1981年)
 
フロントスポイラーの形状などが違うが、パッと見では365GT/4 BBと見分けがつきにくい。
スーパーカーといえば「ミッドシップの2シーター、エンジンはDOHCでV8以上。ただし、ほかに惹き付ける魅力があれば例外もあり・・・」というのがざっくりとしたイメージだろうか。1970年代半ばに大ブームが起きてから50年近くの歳月が流れ、そのイメージは少しずつ変わってきているようにも見える。本連載では1966年から現代までスーパーカーを並べていくので、変遷していくさまをお楽しみいただければと思う。【第12回はフェラーリ 512BBを紹介しよう。】
365から512へ。外観の変更は少ないが中身は進化

【写真はこちら】512BBと365GT/4 BBを外観で見分けるポイントはNACAダクト(全5枚)

365GT/4 BBの後継モデルとして、1976年のパリ モーターショーで発表されたのが「512BB」だ。それまでの伝統だった「1気筒あたりの排気量による車名表記」をやめて、「総排気量と気筒数による表記」を初めて採用し、周囲を驚かせた。すなわち、512とは「5Lの12気筒」を意味している。エンジンは365GT/4 BB同様、180度のV12 DOHCだが排気量を4943ccにアップし、縦置きミッドシップ搭載。

9.2の圧縮比と4基のウエーバー製トリプルチョーク 40IF3C キャブレターを装着し、最高出力は360psを発生した。この数値は先代の365GT/4 BBより20psダウンしたものだったが、最大トルクは2kgmアップした46.0kgmとなり、最高速度は302km/hと公称している。しかしこれは多分にランボルギーニ カウンタックを意識した数字で(カウンタックの最高速度は公称300km/h)、完調でも300km/hを超えるのは難しいといわれている。

ボディデザインはピニンファリーナによる365GT/4 BBの延長線上にあるため見分けにくいが、一体式フロントスポイラーやリアホイールアーチ前方に設けられたエキゾーストシステム冷却用のNACAダクトが識別点になる。

365GT/4 BBより排気量をアップしてトルク重視としたおかげで格段に滑らかな加速感を獲得し、大成功を収めた512BBはスーパーカーブームを代表する1台となり、929台が生産されている。

フェラーリ 512BBi(1981-1984年)
年々厳しさを増す北米の排出ガス規制をクリアするため、フェラーリパワーユニットの燃料供給装置の見直しを図る。フラッグシップの512BBでは、ウエーバー製のキャブレターを諦めてボッシュのKジェトロニック(機械式燃料噴射装置)を採用。車名も512BBi(iはインジェクションを表す)となった。

デビューは1981年のフランクフルト モーターショー。512BBよりも最高出力は20psダウンし、レブリミットも200rpm低いためインパクトに欠けた。それでも始動性が良いなど扱いやすくなったため、1984年までに1007台が生産された。その後、次世代となる世界戦略車テスタロッサに後継を託した。

フェラーリ 512BB 主要諸元
・全長×全幅×全高:4400×1830×1120mm
ホイールベース:2500mm
・重量:1400kg(乾燥重量)
・エンジン種類:180度V12 DOHC
・排気量:4943cc
・最高出力:360ps/6800rpm
・最大トルク:46.0kgm/4600rpm
・駆動方式:縦置きミッドシップRWD
トランスミッション:5速MT
・タイヤサイズ:前215/70VR15、後225/70VR15
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