ダルビッシュ有に見えるモノは?

ダルビッシュ有や山本由伸、共通するのは甲子園など全国的トーナメント制覇の経験がないコトだ。山本由伸は甲子園にすら出たコトはないし、ダルビッシュ有は決勝を登板拒否した。全国制覇を目指し、連戦を投げ抜くべく日々の鍛練を重ね、チームの勝敗を背負う覚悟で試合に臨むエースメンタルのない2人だ。

北京五輪や第2回WBCの時エースと扱われたが、元から戦いに行く闘志はなくあくまで取り組み姿勢はスポーツ、片や星野仙一との関係悪化や片や粗悪メジャー球習熟不足で、個人的には最後まで消化不良だった。

あの頃より体重増でパワーアップしたが、大谷翔平も巻き添えにトミー・ジョン手術を受けた。微調整して、漸くこの2年は見合った結果も残し、明確にメジャーナンバーワンとしての自信もつけた。持ち前の体格と合わせ、その圧倒的余裕があるため、自らがスポーツ/ゲームの取組姿勢でも、あくまで代替戦争で取り組む韓国らにも負けないと思っている。

本来持つイラン人ハーフの巨体と身体能力に、武器と自信を身に付けた。もつれなければスポーツ姿勢で伸び伸びと圧倒的実力を発揮し、戦争姿勢の韓国らに勝てるかも知れない。しかし、それに近い状況で、高3夏の甲子園に松本啓次朗の千葉商大付高に負けたのではなかった?第2回WBCでも圧倒的球威やキレを誇りながら再三負け、決勝戦でもコントロールに苦しみ逃げ切りに失敗し、イチローの決勝打に救われた。

田中将大とは違い、カレにシビアなトーナメントを勝ち抜くエースメンタルがないコト、あくまで取組姿勢がスポーツであるコトが、戦争姿勢で対して来る相手チームにスキを見せる危険を孕む。大谷翔平はチームの関係で成果こそ下だが、高校でもプロでも投打に背負い続けた。第2回プレ12や東京五輪で稲葉監督が選んだメンバーと今回第5回WBCに栗山監督が選んだメンバーはかなり入れ替わっている。しかし、大谷がいるコトがチームを引き締めるかも知れない。

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ダルビッシュが佐々木朗希を絶賛 投球練習見守り「球速いしフォークもスライダーも…」
2/19(日) 15:29 Yahoo!ニュース
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山本由伸は「安定しているし、球も強い」
 
ブルペン投球を行った佐々木朗希【写真:小林靖】
 野球日本代表「侍ジャパン」の宮崎合宿は19日、第1クールを終えた。ダルビッシュ有投手はこの日、ブルペンで捕手の後ろから投手陣の投球練習に熱視線を送りアドバイスを送るなど若手選手と交流。佐々木朗希投手を「本当に凄くいいものを持っているなと思いました」と絶賛した。

【動画】「なんちゅー落差してん」 佐々木朗希、異次元の150キロフォーク

 佐々木朗はこの日、初めてブルペン入りして変化球を交えて37球を投げ込んだ。ダルビッシュは動画を撮影し、投球練習後には身振り手振りを交えてアドバイスを送る場面も。「球も凄く速いし、フォークも落ちていたし、スライダーもいいスライダー。単純に横曲がりが大きくて、本人も全く違和感あるように投げていない。自分のものにしてるんじゃないかなと、そういうところが凄いと思う」と感想を口にした。

 さらに、沖縄でヤクルトとの練習試合に登板した際のことをあげ「春のキャンプであるにも関わらず、3ボール2ストライクからスプリット投げたりとか、そういうところってなかなかできないので、あの年齢でできるのが凄いなと思います」と賛辞を惜しまなかった。

 またこの日は山本由伸投手の投球練習も見守り「安定しているし、球も強い。小さく動かす球だったり、特にカーブが安定している。山本由伸投手も佐々木投手もその他の投手もレベルが高いと思いました」と感心した様子だった。
Full-Count編集部

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