落合、内野で一番難しいのは一塁手だってサ。的ハズレ!

落合博満、山内監督のロッテでデビューした時のポジションは二塁手だった。三塁手有藤、一塁手レオン、遊撃手水上で、空くポジションが二塁手しか空いてなかったからだ。打撃でブレークし、ロッテの前期優勝に貢献、首位打者争いを日ハム島田と西武新人石毛とヒット1本の差を制した。しかし、後期優勝日ハムとのプレーオフでは、肝心な局面で遊撃手水上とのコンビが合わず、敗れた。

翌年からはレオン引退に伴い、一塁手になった。稲尾監督下の一塁手で2度、三塁手で1度三冠王を獲ったが、別に守備が優れた選手ではない。

カレの三塁手が一番簡単、一塁手が一番難しいというのは、明らかな間違いだ。内野手では、遊撃手>二塁手>三塁手>一塁手の順だ。打球の飛ぶ頻度や難易度、併殺や中継や盗塁やバントシフトなど、守備頻度や範囲で考えれば、誰でもわかる。

むしろ、落合がこう言うように、今の監督コーチは外野手をデキる足や肩がない選手、一塁手が塞がっていれば三塁手にする。ヤクルト村上や巨人岡本など、そういうプロセスで三塁手になった。ヘタな三塁手はいっぱいいる。オリックス宗とはレベルが違う。

特に、今年、三塁手が三塁線を抜かれるのが増えている。左右の動きの悪い三塁手が、三遊間ばかりケアして三遊間寄りにポジションを取り、バックハンドエリアを拡げて抜かれてしまっているのだ。

 

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落合博満氏 内野で「1番簡単なのは三塁手」 逆に「1番難しいと思う」ポジションはどこ?
5/31(水) 17:00 Yahoo!ニュース
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落合博満
 現役時代に3冠王を3度獲得し、監督としては中日を4度のリーグ優勝に導いた落合博満氏(69)が31日、自身のYouTube落合博満のオレ流チャンネル」を更新。新企画の「オレ流質問箱」第3弾として野球の話から人生相談までNGなしで寄せられた質問に答えた。

【動画】落合博満氏が語った内野で一番難しい守備位置は?

 YouTubeの登録者やファンから寄せられた質問に“基本的に”NGなしで答えていく新企画。「一塁、二塁、三塁の守備のそれぞれの難しさやポイントを教えてください」との質問が出された。

 現役時代は主に一塁を守っていた落合氏。「一塁っていうのは内野の中で1番難しいポジションだと思います」と答えた。その理由は「野球を語る人は“ショートが難しい”とか言いますけども、守備に関わるケースっていうのはショートよりも一塁手が(内野手の中で)一番が多いんです。バント守備にしても、けん制球にしても各野手から来るスローイングのボールを捕るにしても、結構難しいポジションです」と説明した。

 二塁手については「全ての動きが逆になるんで、そこの難しさはありますけども、ただ自分のポジショニング(がポイント)。ファーストに投げる距離が短いんで、待って(打球を)捕れるっていう利点はあります。全ての動きが逆になるっていうようなことを考えれば、あとは慣れることですね」と説明。ゲッツーでファーストに投げるピボットの仕方も解説し、それほど難しいポジションではないとの見解を示した。

 三塁手については「ほとんど動きがありません。どちらかというと反射神経に長けてる人っていうのはサードを守れます。ただ肩が弱いと、ちょっと苦労するっていうところがありますけども。ボールに対する反射神経、そこができさえすれば三塁手はできます。反射神経の鈍い人は結構苦労すると思います。でも内野の中で1番簡単なのは三塁手です」と話した。

 遊撃手についても触れ「足を使えて動きの中でボールをさばけて、スローイングができるっていうふうになれば、動き方からすれば順な動きなんでね。コツをつかめば、なんとかできるっていうポジションだろうと思います」と語った。

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