週刊ヤングマガジン連載、しげの秀一「MFゴースト」手詰まり?

週刊ヤングマガジン連載、しげの秀一「MFゴースト」作品中には、解説者の形で、ゼロの池田やエンペラー須藤やカタギリの小柏など、前作「頭文字D」のライバルが出演している。この記事では、秋山渉を取り扱っている。

マンガ「頭文字D」に於いて、高橋涼介&啓介すら、主人公藤原拓海とバトルしていない。しかし、ストーリー中、エンペラー須藤京一とは赤城でトレノエンジンブロー時といろは坂でトレノエンジン換装後、秋山渉はレビンターボで藤原拓海とデスマッチしたし高橋啓介とはレビンスーパーチャージャーで間瀬峠、小柏カイはSW20MR2でいろは坂だったしMRSで長尾峠、唯一拓海と2度戦っている。

ストーリーは、停滞どころか連載すら抜けている。しげの秀一と「名探偵コナン」の青山剛昌、ストーリー進展遅いし、連載すら抜ける。水島新司は、胃潰瘍入院でなければ連載抜けなかった。

「MFゴースト」

ポテンシャル的に厳しいトヨタ86で、フルマークを続けるポルシェケイマン始め、ルノーアルピーヌA110、フェラーリ488、ランボルギーニラカンポルシェ911カレラ/GT3、BMW M3、メルセデスAMG-GT、ホンダNSXらを相手に、1年でチャンピオンを獲らせるストーリーを作らねばならない。

1度勝つコトすら困難なのに、既に4連勝したポルシェケイマン相手に逆転などと、カレは難しい命題を自ら抱えてしまい、アイディアが湧かないのではない?

少なくとも、前レースのようなゴール前では、主人公片桐夏向に勝たせないと見込はない。夏向が残り全勝しても、ベッケンバウアーのケイマンが全部2位に入れば、残り2・3戦くらいで悠々チャンピオン決定してしまう。このままでは、敵役ベッケンバウアーにクラッシュ&負傷&数戦欠場という'76年N・ラウダ的なハンディを負わせないと逆転できない。J・ハントの富士逆転みたく、超大雨の最終戦に、リタイヤさせる?でも、マンガにするとチャチなストーリーにならない?

 

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かつてのライバルが藤原拓海を振り返る! 『MFゴースト』を彩る人物列伝17 秋山渉 編
6/2(金) 19:00 Yahoo!ニュース
  
ベストカーWeb
 伝説のクルママンガ『頭文字D』の意思を現代に受け継ぐ新世代のクルママンガ、『MFゴースト』。2017年の連載開始時から圧倒的な読者人気を獲得しており、16巻発売時点の現在で、ついに単行本累計発行部数400万部を突破している。さらに最新刊となる17巻が6月6日に発売予定となっている。

【画像ギャラリー】秋山渉のかつての愛車、カローラレビン(AE86型)を写真で見る!(3枚)

 当連載では、作品内で繰り広げられるガソリン車のレース『MFG』で活躍するドライバーや、主人公・片桐夏向の周囲を取り巻く人々など、魅力あふれる登場人物たちの人となりを分析し、そのキャラクターや人物像を明らかにしていく。

 今回は、MFGラウンド3「ザ・ペニンシュラ真鶴」で解説を担当した秋山渉を紹介。小柏カイや池田竜次同様、作中に姿は現さないものの、『頭文字D』ファンの心を刺激するようなセリフは見られるのだろうか?

 文/安藤修也、マンガ/しげの秀一

■ダブルエースと戦ったハチロク乗りは今も現役ドライバー
 秋山渉は埼玉県出身の走り屋で、主人公・藤原拓海と同じハチロク(AE86)を愛車としていたことで印象深いキャラクターだ。ただし秋山の愛車は、拓海のスプリンタートレノの兄弟車となるカローラレビン。これにターボやスーパーチャージャーなど過給器チューンを施しており、じゃじゃ馬のようなマシンを乗りこなすドライビングテクニックを持ち合わせていた。

 藤原拓海と高橋啓介の「プロジェクトD」ダブルエースの両者とバトルした数少ない人物だが、そのどちらにも敗北を喫している。両者のような天性のドライビングセンスを持ち合わせている訳ではないが、持ち前のハングリー精神と闘争心、勤勉さを見せつけ、接戦を繰り広げた。

 人との接し方には情熱の深さが見られ、妹・和美への態度、(和美と恋仲になる)イツキへの面倒見の良さなど、その男っぷりのいい性格にはファンも多かった。もちろん愛車への想いも深く、メカニズムにも詳しい。拓海(正確には文太)のハチロクのエンジンが載せ替えられた際は、拓海の無知さに驚くと同時に怒りを見せたこともあった。

 そんな秋山が現在何をしているかといえば、『頭文字D』本編終了後、全日本ラリー、全日本ジムカーナ、ツーリングカーレースとさまざまなカテゴリーのモータースポーツを経験。なんと今も現役のドライバーだという。『頭文字D』でカプチーノを操る坂本はラリーストであり、秋山とは友人であったはずだが、もしかしたら秋山のラリー経験にもなにか関わっていた可能性は考えられる。

■直情的な性格が生み出す問題発言?
 秋山が解説したのは、MFGラウンド3「ザ・ペニンシュラ真鶴」である。橋やトンネル、立体交差など、複雑なレイアウトを特徴とする難コースであるが、秋山自身の地元である埼玉県秩父地方の峠もかなり難易度の高いコース。人選としては最適である。

 なお現在の秋山は、MFGの立ち上げにも尽力して、現在ではMFG運営委員会の理事も務めているという。『頭文字D』本編終了後、高橋兄弟らプロジェクトDの面々と親交を深めていき、秋山自身のクルマへの知識や経験が認められたこともあって、メンバーに抜擢されたのかもしれない。

 ただ、現在の立場が影響しているのか、それとも元からの彼の性分もあってか、決勝レース中は、歯に衣着せぬ発言が何度もみらることになる。たとえば、「赤羽君にも意地があるよね」と急にタメ口が発せられたり、ベッケンバウアーに関しては、「わたしはあまり好きではないですが…こういうタイプは、強いことは強いですがおもしろみがなくてね」と語っている。

 さらに、関係ないところで「声高に自分のリア充をアピールしたがる奴もバカっぽくて、わたしはきらいですがね…」と言ってみたり、終盤に夏向が急に速さを取り戻した理由を実況担当の田中洋二から聞かれると、「レースが終わったら直接本人に聞いてみてください(半分キレ気味)」といった態度をとっている。

 視聴者からも「言いたいこと言ってるけどいいのかな…解説者としてどうなの?」と疑問を投げかけられているが、このあたりは彼のパーソナリティが見られる瞬間であり、オールドファンにとっては「そうそう、これが秋山だよね」と納得のシーンとして仕上がっている。

■夏向の溝落としを見て懐かしむシーンも!
 レースが始まると、まず秋山は片桐夏向と諸星瀬名のルーキー2人に注目していると宣言している。夏向に関しては、過去2戦の活躍を見れば誰もがそう思うに違いないが、瀬名に関しては、デビュー戦で予選通過したものの、初レースである。その経歴を群馬方面から聞いていたのかもしれないし、もしかしたら育成にも関わっている可能性もある。

 なお、レース前にアクシデントで負傷した夏向がレース序盤では精彩を描いていたのだが、秋山は、「ちょっと変だな…86号車の動きが」と誰よりも早くこれに気づく。そして、ギアボックストラブル、しかも2速を失っていると推測している。実際はヒジの負傷だが、2速を使えないと言う部分は当たっている。さすが歴戦の強者だ。

 そして、夏向の走りを眺め続けた後、ついに師匠である拓海の名前を出している。彼の近況を語ると同時に、藤原拓海という男がどういう人間だったか、その素晴らしい人間性をひとしきり語った後で、「藤原拓海は永遠の挑戦者(チャレンジャー)であり、今でも私にとって一番のライバルですよ…。負けるもんか…コンチクショウと…思わせてくれる嫉妬の対象なんです…」と思いを吐露し、関係者やファンの心をジーンとさせている。

 さらにレース終盤、実況から、夏向が「魔法のようにあっけなく」先行車を抜いたことについて問われると、ひと言「溝です…」と答え、「アスファルトと路肩の境目にある段差を使うんです」と溝落としについて説明。拓海のことを振り返りながら、「なつかしい技を久しぶりに見ました(苦笑)」と語る名シーンが誕生している。

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